40系アルファード・ヴェルファイア、スタッドレスサイズ違い30系移植PCD120問題?E-fourは20インチアップ不可、社外LI不足に気をつけろ

1ページ目の続き


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1ページ目のPCDの続き、今度はタイヤチェーンやロードインデックスについて深掘りしていきます

チューナーサイズは難しそう、其のワケとかも

タイヤチェーンの注意点

40系アルファード・ヴェルファイアの純正225/55R19タイヤ、225/60R18タイヤは、タイヤとボディとの隙間が狭く、タイヤチェーンを装着することができないとのことですのでそこも注意点。

18インチと19インチはチェーン装着不可
公式カタログの小さな文字の注意書きより

タイヤチェーン使用時は225/65R17タイヤを装着を推奨されています。

アルファード用品金属チェーン

いわゆる金属チェーンや樹脂チェーンなどのタイヤの外径に影響出やすいタイプは不可で、布製のスノーソックなどは可能らしいとの話もあります。

ただし、金属チェーンなどに比べて雪道での走破性などは劣る部分もありそうですので要注意です。

20インチでE-four 不可

新型アルファード・ヴェルファイに於いて、ディーラーオプションで設定となるモデリスタの20インチアルミホイール、実はハイブリッドの4WD:E-Fourで装着不可となっています。

モデリスタの20インチはHEVのE-Four設定不可

現在この事情を調査中ではあるものの、重量とタイヤとのバランスの問題か、リアアクスル周りの形状やクリアランスなどの問題なのか、それともリアのモーター出力に対してタイヤ幅が過剰か重量的に負荷かがかかるからなのか、気になるところです。

ドレスアップカスタム的にハイブリッドの4WDはインチアップのベース車両としてNGになるかもしれないので、要チェックですね。

※追記:HVの4WDの車両重量に耐えられない為とのことで、カタログ数値で約60kg重たくなるようですがそれにタイヤとホイールが安全性を考慮すると耐えられない判断のためとのこと。

ドレスアップサイズでLI不足のリスクで車検不可

さて、先述した中で車両重量とタイヤサイズとのバランスについて薄っすら触れているのですが、ここ最近けっこうこの数値がシビアな車種が増えて来て、タイヤサイズ選びに難儀することも増えてきていると言います。

世のSDGsでCo2削減の流れでPHEVやEVが増えバッテリー関連の重量がかなりヘヴィで、そして先進安全装備や衝突安全のため、そしてバッテリーなどに浸食された荷室・居住空間を取り戻すためのボディサイズの大型化など、重量増の要因が多い。

新型アルファード・ヴェルファイアに於いてもPHEV化は決定事項であり、恐らくrearのラゲッジアンダーボックスに18.1 kWh~程度のバッテリーが収まるのでしょう。

アルファードのラゲッジ下スペース

そういう前提でプラットフォームやパワーユニットをNXやRXベースに刷新しています。

新型アルファード・ヴェルファイアの重量・車両総重量は重い。

アルファードの諸元表

タイヤへの負荷は車両総重量をチェックです。2,4〜2.7トンのイメージですね。

メーカー出荷時のホイールサイズ・インセットやタイヤサイズも実は公開されていたりもします。

6.5j〜7jのナローなホイールの設定です。

https://faq.toyota.jp/usr/file/attachment/202306alphard_0223213.pdf?attachment_log=1&object_id=228&object_type=faq

注目する所だとタイヤサイズの部分のロードインデックス(荷重指数/LI)の所。

車両総重量が重いため、100H、102H、103H:XLとなっています。

100〜103の数値、LIは、規定の条件下で、タイヤに負荷することが許される最大の質量を表す指数で、ロードインデックスの最大負荷能力は下表の通り

https://tire.bridgestone.co.jp/about/knowledge/size/

40系アルファードでは一番重いエグゼクティブラウンジの4WD:E-Fourでは2675㎏、ここに19インチ+20㎏とユニバーサルステップ+20㎏を加えると最大で2715㎏(ヴェルファイアの最重量モデルでも同等の数値)です。

4輪で荷重を割ると、 2715 ÷ 4 = 678.75㎏です。 ただし、多くのFFベースのエンジン車の場合フロント荷重が高めなので、それを考慮したマージンを持ったロードインデックス:タイヤ耐荷重の設定が必要ですので、 18インチでLI最も低くても100H=800㎏となっています。PHEV化で150~200キロの重量増加を想定しても大丈夫な数値の設定でしょう。

ここで、この数字の17インチの102Hよりも18インチの100H、18インチの方が大径なのになぜに耐荷重性能が小さくなっているのか?

あと、エグゼクティブラウンジの103H XLの意味とは後述します。

まず、18インチは225幅がそのままで扁平率が下がったことで、荷重性能が低下すると言うパターンです。タイヤ素人がタイヤサイズだけの理論値でサイズ・インチ変更すると、たまにロードインデックス不足が起こる、例のワナです(笑)

タイヤサイズだけでは適合しないこともある
親切なタイヤサイトでは教えてくれることもある

ロードインデックス不足になると、保安基準満たさないため車検通りませんし、整備工場も入庫拒否となる可能性もあります。

インチアップでもスタッドレスでのインチダウンでも
サイズ変更でも大事なところ
最近の新型車はロードインデックス不足に気を付けろ! です。

恐らく21インチ、22インチなどのカスタムショップチューナーサイズだとタイヤ幅とフェンダーのインナーと低扁平率とロードインデックスとでセットアップに非常に難儀するでしょう。

アルミホイールのPCDでの適合に、アルミホイール自体の荷重性能とか、タイヤとか価格とか考えることいっぱい(笑)

20インチのモデリスタでも、MICHELIN PRIMACY4+ で245/45R20という新規サイズのもの用意する感じです。(2023/6時点ではメーカー公式には無いサイズ)

参考:245/45r19の既製品サイズのラインナップ

同サイズでも99Yと荷重性能の低いモノもあるなど、リプレイスには要注意ですね。

さらに、先ほど触れたエグゼクティブラウンジのタイヤ19インチのXL(EXTRA LOAD)は耐荷重性能強化タイプです。

EXTRA LOAD規格は空気圧および負荷能力をスタンダード規格(JATMA・ETRTO等)よりも高く設定したタイヤ規格でレインフォースド(RFD)規格とも言ったりします。ちょっとマニアックなものです。

上記の表のミシュランの中でもpilot sport4以外はXL付きなのです。SUV系のライン(重量ある想定)にはXLが付き、つかない99Yロードインデックスのものは乗用車向けのタイヤだと上記のリストで見る人が見ると解るんだそうで。

XL、世界的な基準では実際はライトトラック用だったりするんみたいなんですけどね・・・専用タイヤ的に高コストになりそうなんですが、乗用SUV・ミニバン用の銘柄高耐荷重も用意しているってところです。

今後タイヤ銘柄ラインナップ増えて用意される予定ですので、そこもチェックですね。

まとめ

果たして一般ユーザー向けのブログの内容なのかは微妙で、チューニングショップやカスタム大好きユーザーへの注意喚起のようなものも多分に含んでいる感じです。

ここ最近、トヨタに端を発した幅細目で大径だったりとか、PHEVなど電動化で重量増えた車種が多かったりして、リプレイスの時にタイヤサイズ失敗すると事故起きそうだなってのもあって、細かく解説していきました。

タイヤは命を乗せて転がる物ですので、トラブルのないカーライフを送れると良いですよね。

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