トヨタ工場生産停止延長・豊田自動織機不正問題で5日まで、長期化で納期への懸念も
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トヨタグループの不正の影響で
トヨタ自動車は豊田自動織機の自動車用ディーゼルエンジン認証不正の影響で国内4工場6ラインの稼働を2024年1月29日から2月1日まで停止と発表していました。
1日以降の稼働については1日に発表としていた。
その2月1日の情報によると、生産停止を2月5日月曜日まで延長すると発表。
6日火曜日以降の工場稼働再開の可否については5日の午後に判断するとしています。
この小出しの停止と再開の決断、これもまた工場の現場を疲弊させたりもするような気もするけれどもね。納期納品のケツは動かないとか本社やお上が言いやがったりするので、それらも改善してほしいわね。
新たな認証試験不正か、型式取消かリコールなのか、それとも工程確認でいけるのか。
トヨタグループの不正も1周間を超える停止となりそうで、納期への影響も必至、その後の発表や対応にも注目が集まります。
稼働停止
トヨタ車体の富士松工場第1ライン(愛知県刈谷市)、いなべ工場第1ライン(三重県いなべ市)、吉原工場第1・第2ライン(愛知県豊田市)、岐阜車体工業第1・第2ライン(岐阜県各務原市)が1月29日から稼働停止となっています。
生産ラインの関係上、トヨタ40系アルファード・ヴェルファイア(Toyota Alphard & Vellfire)の生産も止まっています。
工場生産停止によって懸念されるのは、納期の長期化→受注停止、最悪のケースでは受注取消なども有るかもしれません。
アルファード・ヴェルファイアの場合は2024年中に若干の廉価グレードやPHEVモデルの追加などを2024年度新型車発表スケジュールの中に組まれていたはずですので、そういった新型車販売スケジュールにも影響が出そうです。
欧州で選考して発表・受注開始している新型ランドクルーザー250系(Toyota New Land Cruiser250ser)の生産・販売開始スケジュールにも影響が出そうですし、そうなってくると日本での販売開始も遅れたり、なんなら日本では当面売らないという発売延期コースだって有りそうで怖いですね。
納期未定やリコールリスク
つい最近ではトヨタ東日本の岩手工場2ラインと宮城 大衡 工場1ライン、小型車メインのラインも工程確認ということで、稼働停止となっていたこともあります。
その時のブログで不正やリコールの可能性を指摘したのですが、なんと、稼働停止からの生産再開1週間でリコールの発表(2024年1月31日付け)という事態に発展。
一部パワーユニット搭載車種では3〜4ヶ月の納車待ちが納期未定にまで延伸。
工程確認で数日止まっていた後になかなかの急展開となっていて、ココ最近相次いでる事案の数々・・・
リコールの影響なのか、はたまた不正発覚か内部通報か、ただの工場での稼働調整で問題ないのか色んなリスクが潜んでいそうですね。
トヨタ会長・社長は織機の不正を知ってから発表までに10ヶ月かかったという発言も…根深い不正問題に今後のあの納期ですら心配になりそうなどなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
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