EVのタイヤ摩耗、ガソリン車比で4~5倍という問題点に抜けているいくつかの視点

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レクサスでタイヤ交換で乗り替えって言われたけどwww

以前LEXUS RXについての試乗インプレッションをアップした際のタイトル。先代モデルで2021年の記事です。

タイヤが減ったら買い換えというのがありました。

1年点検で1万キロでタイヤ交換とか有るらしいと記事にしています。純正指定でいくつかのタイヤ銘柄があって、ミシュランだともうちょっと持つらしいですが、1~2万キロで交換目安、そして下取り高いうちに乗り替えを提案されるという記事でした(笑)

今話題のEVだからタイヤが持たないって話題並みに、EVバリにタイヤの持ちが悪いじゃんって。

ちなみにこの時の車種であるRX450hは3.5L+ハイブリッドでシステム出力313馬力で重量2100kg程度あってハイオク仕様の燃費は14.9㎞/L(WLTCカタログ値)、235/55R20の20インチのFスポーツでのハナシです。

重量級SUVは以前からタイヤ交換サイクルが早い傾向にあった、こういった当たり前の視点が抜けたまま、EVだからタイヤの摩耗が早い!と指摘するのは良くないですね。

駆動制御とタイヤ銘柄

かつてのレクサスRXの試乗インプレでも記しているのですが、タイヤ銘柄による減り・走行距離の目安と、その他にも重量や駆動制御でのタイヤ交換サイクルについても参照頂きたいところ。

タイヤの減りが早い理由としては、車重の重さ、エンジンとモーターのトルクの強さと、各輪へのパワー配分などでかなりタイヤを削るそうです。X5やQ7などでも走り方にもよるとは言いますが、早ければやはり15000㎞くらい、BMWなんかは重量配分がいいからか30000㎞くらい持つ、と言う話も聞いたことがあります。タイヤ幅やホイール径なども関係するので一概にはいえませんが、大きい車はタイヤ交換に気を付けて、と言ったところです。

https://caranddrive.net/20210427195686-2/

年次やグレードによってタイヤサイズや銘柄が異なるケースもあったり、BMWだと前後で異なるサイズ幅だったりでローテンション出来ないなどもあったり。そうなるとタイヤの持ちに関しては差が出たりします。

重量配分や駆動配分ではBMWが重量級でも均等に減るとかで意外にもライフが長いとか、且つてのトゥアレグなんかは減りが異常に早かったりとかもあったように思います。ボルボの大型SUVのXC90とかは先代はタイヤサイズが扁平高くて(タイヤ分厚い)けっこう持ちが良かったとかもあったかしら。

EVはトルク良すぎてスタートダッシュでタイヤが削れるとか、その辺は敢えてのセッティングだったりもあるでしょう。特にテスラはパワフルさをアピールするために0-100加速が良いとしているのもあります。

マイルドな発進をして、コーナーをオーバースピードでぶっ飛ばさなきゃそこそこのタイヤの摩耗に抑えられそうですし、重量配分や駆動制御で今後タイヤの減りを均一にしていけるようにも思います。

まとめ

EVだけでなく、SUVも大型化していく傾向にあるため、タイヤの摩耗・交換サイクルのよる負担も気になさる方もいますよね。

最近はSUVのトレンドもあってタイヤサイズも大きかったりしますし、 タイヤもワイドで扁平低くて高価格化傾向にあります。

今回はEVだから、ということで話題になったケースで、今後バッテリーの小型化高密度化、軽量化なども進めば重量起因のデメリットも少なくなるでしょうし、タイヤも用途に併せて進化していくことでしょう。

タイヤは命を乗せて転がる物ですので、空気圧の点検や残溝のチェックなども小まめに行って少しでも長持ちするように付き合っていきましょう。

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