ゴルフ9次期型はEV専売に…でも後10年はガソリン車を売る、2030年に50%は無理っぽい
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ディーゼル不正からのEVだったが
2016年にフォルクスワーゲンは北米でのディーゼル燃費不正が暴かれ、信頼は地に落ちました。
ダウンサイジングエンジンで出力と燃費の両立を謳い、ディーゼルの低燃費性能でトヨタのハイブリッドに対抗しようとしたものの、不正に手を染め無理になってしまった。
ワーゲン
ディーゼル不正問題
ワーゲンの不正問題から欧州を中心にEVシフトの動きが加速、ハイブリッドテクノロジーを一足飛びにBEVで逆転を狙っていたものの、これまた2024年に風向きが悪くなってしまった…
2030年にフォルクスワーゲンの販売台数の半分はEVになるだろうとの見通し、下方修正のようで。
ちなみにディーゼルについてはマイルドハイブリッドと組み合わせてメルセデスベンツとBMWが進化させていて、ワーゲンのディーゼルは出番はない、かな。距離ガバなドライバーは欧州のクリーンディーゼルに乗るものアリってくらいには存在感はあります。
メルセデスベンツのEV戦略は頓挫し、2030年に100%EVは無理と前言を撤回。
ここに来てVWも2030年の50%はEVにシフトするという宣言をどうやら撤回するようです。
VWも改めてエンジン車販売に注力、「今後10年はエンジン車も必要」 一方で次期型「ゴルフ9」はEV専用モデルにhttps://www.netdenjd.com/articles/-/300478
IDシリーズの販売低迷、特に日本では悲惨な状況かもしれず、諸々見直しが入るってことですね。
9代目GOLF、EVなら日本導入遅くていいって
次期型のゴルフは9代目となるのですが、ICEやHEVなどのガソリンディーゼルユニットを廃止、完全なEV専用車となる計画のようです。
こういった声明を受け、日本の販売の現場では、『EV専売になるなら現行ゴルフを可能な限り長く継続販売したい、なんならEVなら要らん』くらいの論調となっているとか。
どこかで聞いたことあるコメントだなぁ…と思った方、当ブログを読んでくださっているか、ポルシェのマカン新型を最近商談に行ったか、ですねwww
そう、完全EVになるならもはやゴルフは売れなくなってしまうから、ずっとゴルフ8.5型を売っていたいよ〜ってのが現実的な所です。
日本で輸入車販売台数車名で1〜2を争うワーゲンゴルフというビッグネーム、完全EV化で間違いなくBMW MINI(ミニ)に奪われますね。
BMWの方のミニではフルモデルチェンジを2024年に行っているものの、エンジン車とEVを共存させたラインナップとしていて、地に足の着いた現実的な販売路線を取っています。
EVの販売比率もいずれは上がっていくのかもしれませんが、エンジン車を残しているのはグローバルな視点からも英断と言えるでしょう。
ワーゲンも後10年はガソリン車を移行期間として売っていくのであれば、9代目まではガソリンモデルやハイブリッドを併売して、10代目で満を持してのフルEV化にした方がいいです。
ワーゲンの看板車種 ゴルフ8
継続販売でイイとの声多数
8.5型のビッグマイナーチェンジ扱いで9代目を名乗ってもいいからさ、もっとゴルフという名前を大事に、エンジン車も長く併売して欲しいものですね。
IDって名前やめるって、EQでも聞いた??
フォルクスワーゲンのEV専売ブランドとして、IDシリーズと言うのがあります。
ワーゲンのEVブランド
IDシリーズ
日本で売っているのはID4だけで、RRのみで4WDはなし、ハイパワーでもなければ航続距離がすごく長いわけでもなく(204馬力で560kmていどの航続)、そして別に安くもない(500〜600万円台後半)、ザ・凡庸な大衆車EVです。ワーゲンID4を選ぶくらいだったらもっと色のあるテスラやBMW、安いBYD、ベンツのバッジがついてるEQA、日本製の方が安心って思考だったらアリアにしておくわ、とIDを選ぶ理由が薄いのですよね。
今後はIDという頭文字をつけてEV専売で売っていくというのを路線変更していくとのことで、車名の見直しも行われるとのこと。
これもどこかで聞いたわよねwww
メルセデスベンツは新型EQGというネーミングを予定してたGクラスのエVバージョンを、EQGをやめてG580 with EQ Technologyと名乗り、G580 EV的なネーミングでGクラスの一員として売っていくことになります。
EQって独自の外観やEVブランドのネーミングが裏目に出まくっているのと同様に、ワーゲンもIDというEV専売ネームが足枷になっていそうとの判断でしょう。
2024年現在ではBMWのように、通常のX1に対してのiX1、5シリーズや7シリーズに対してのi5やi7などの同じクラス・ラインナップにEVもあるよって共通性を持たせる方が戦略としてはうまくいっているのかもしれません。
ハイパワーEVをBMW Mシリーズの一員に加えたことで価格と馬力とで選ぶ理由付けを用意するのも受け入れられやすかったんでしょうね。
中古車となったEVの価値の危うさ、タイヤの摩耗早くて充電時間にも課題、デメリットも広く知れ渡るようになってきているなどなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!
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