まさかの新型アルファード等納期に影響…豊田織機ディーゼル不正事件で工場稼働停止2/1まで・生産停止車種
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報道の中の文言での気になる部分、他の工場での事案、そして波及車種はもっと多岐に及ぶ可能性も
『工程を確認する』、『など』の恐怖
報道の文章中の気なる部分、ちょっとピックアップ。
以下引用
トヨタ自動車は1月29日、豊田自動織機の自動車用ディーゼルエンジン認証不正の影響で国内4工場6ラインの稼働を2月1日まで停止すると明らかにした。当該エンジンを搭載する国内向けの車種は「ハイエース」「ランドクルーザー300」など6車種だが、同一ラインで生産する「アルファード/ヴェルファイア」などの生産も停止する。2日以降の出荷再開時期は国土交通省の指示を踏まえて判断する。
豊田自動織機の不正発覚を受けて「工程を確認する」(トヨタ広報部)ため、29日2直から生産を停止した。生産を停止したのは、トヨタ車体の富士松工場第1ライン(愛知県刈谷市)、いなべ工場第1ライン(三重県いなべ市)、吉原工場第1・第2ライン(愛知県豊田市)、岐阜車体工業第1・第2ライン(岐阜県各務原市)
https://www.netdenjd.com/articles/-/296998
アルファード、ヴェルフィイアなど、となっているので、同工場の他の車種を巻き込んでいく可能性がありそうです。
いなべ工場は1993年に『自然と共生』というコンセプトのもとに操業を開始しました。ミニバンの主力工場として、ヴェルファイア、アルファード、ハイエース、福祉車両等を生産しています。
周囲を自然に囲まれた環境であることから、環境法規制順守の中で、更に自主基準値を設定し、管理しています。 また省エネ活動、廃棄物低減活動、水資源の有効活用等、環境保全活動を積極的に展開しています。
いなべ工場概要
所在地 | 〒511-0201 三重県いなべ市員弁町市之原10番地 (刈谷工場:刈谷市昭和町2丁目1番地) |
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従業員数 | 2,266名 |
工場面積 | 800,500㎡ |
吉原工場は、トヨタグローバルスタンダード「ランドクルーザー」並びに「レクサスLX」を生産しています。当工場は、自動車生産活動をとおして社会の発展に貢献することを環境活動の基本にすえて、全従業員が一丸となり環境先進工場を目指し、法順守・省エネ・排出物低減などに積極的に取り組んでいます。あわせて、地域社会と連携しながら環境美化・緑化活動、防犯・交通安全、地域の子供達への「ものづくり教室」の開催を通じ、より地域から信頼される工場を目指して環境諸活動に取組んでいます。
吉原工場概要
所在地 | 〒473-8512 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 |
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従業員数 | 2,337名 |
工場面積 | 196,200㎡ |
上記から、アルファード、ヴェルファイア、ハイエースにランクル・レクサスLX止まり、そして福祉車両への影響が大きい可能性もあります。
年度末での車両入替などを検討している事業者などへも影響は大きそう。
さらに、『工程を確認する問題』という文言。
実際に作業工程をチェックしたり、稼働停止中のラインの振替などのスタンバイなど、なんてこたぁーない文言ですが、直近のこの文言を記した工場の稼働停止で、稼働再開後に納期未定になった車種があって…
ヤリス・ヤリスクロスのガソリンモデルが納期3~4カ月の案内から突如納期未定、一部受注停止となるなど、複雑な状況にある可能性が浮上しています。
ダイハツ認証試験不正問題の影響で需要が高まった車種であるヤリス・ヤリスクロス、さらなる何かしらの不正発覚か内部告発の続報なのか、それともOEM版の準備の為なのか…
不都合な数字の国内割当
今回の稼働停止となる工場・車種での月間での生産台数についても一部報じられているようで、月間36000台程度の生産とのこと。
年間であれば43.2万台、1日当たり1200~1800台程度、3日間の稼働停止で3000~5000台程度の生産に影響の見込み。
そのうち国内市場向けに影響する台数の割合は7000台程度とのことで・・・
国内向けには 19.4% しか割当が無いよってことが判明しているようです。
8割以上が国外向け、日本国内向けの出荷台数は2割にも満たない計算になります。
仮に稼働停止3日間で済んだとして、5000台規模の生産遅れ、これは国内向けが遅れる予兆ですwww
ランドクルーザー300系は既に日本国内向けは4年待ちを超えて受注停止、プラドは既に日本向けに販売終了、再再販ランクル70系も受注停止、アルファード・ヴェルファイアも新型になってkinto以外は買えない状態で実質的に受注停止、日本国内の納期遅れは苛烈を極めていて日本市場向けはどうせ遅いままだから、国内分は無視!ってなりそうよね。
ハイエースもディーゼルが売れない状態が続けば片手落ちでガソリンに受注集中も有り得るし、なんなら期間を決めての受注再開で台数も限りがありそうだったりとか。
輸出優先の方が儲かるし、トヨタは円安バックに過去最高益とか言ってたから、アルファード・ヴェルファイアはただのトバッチリですが、既にオーダーした方の日本向けの納期だけさらに遅れることになるでしょう。
まとめ
豊田自動織機の試験不正問題、納期遅れの影響がさらに広がりそうです。
売れ筋で長納期となっている新型アルファード・ヴェルファイアもさらに長くなる可能性もあるし、生産停止の期間によっては福祉車両などの特装架装車両などの納入時期にも影響が及ぶかもしれない。
ダイハツの不正、トヨタグループの不正に広がり、今後もどうなるかは全く分かりませんね。
トヨタからOEM出してダイハツを救済とか言ってられない事態になるかしら。
安心安全のクルマづくりと日本市場を大事にするトヨタに立ち返って欲しいものです。
善きカーライフを!
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
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