新型アルファード40系そのデザインと歴史の紆余曲折をBピラーと共に語ろうか

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アルファードとヴェルファイアの関係性の歴史を紐解くと・・・

2代目でヴェルファイア

ヴェルファイア(VELLFIRE)のVはアルファードVグレードの後継……ご存知の方、少ないでしょうか。

販売店の売分けの事情でアルファードとヴェルファイアになります。

2008年、アルファードの2代目へのフルモデルチェンジと時を同じくしてヴェルファイア爆誕となります。

2代目 ANH2#W/GGH2#W/ATH20W型(2008年 – 2015年)となり、アルファードは20系で2代目、ヴェルファイアでは初代と言う扱いになります。

アルファードとヴェルファイアは兄弟車

迫力と言えるか、下品と言われるか、けっこう論争になったものですよね。 

ノア/ヴォクシーのようにフロントマスクがそれぞれ専用になっていて、アルファードはシンプル、ヴェルファイアはイカツイ感じと棲み分け。

ゴージャスさを謳うアルファードに対し、ヴェルファイアでは力強さや先進性をアピールしていた感じです。

この2代目でヴェルファイア人気が急加速して、アルファードよりも人気になるということにもなりました。

本家を食う分家、派生が主役に躍り出た感じです。

ヴェルファイア全盛期です。

このヴェルファイアの顔、マイルドヤンキーに大人気、ちょっとワルな感じで押し出しが強いのが受けた時代性もあったのでしょう。

いつかはクラウンよりもアルファード、こちらもマイルドヤンキー御用達という感じになったかしらね。中古車も人気だったもの。

クラウンやマジェスタ、セルシオ、レクサス・LSなどの黒塗りセダンに挿げ変わり、役所や企業の公用車・社用車としても使用されることも増えていきました。

3代目とマイナーチェンジ

3代目 AGH3#W/GGH3#W/AYH30W型(2015年 – 2023年)30系となり、アルファードは3代目、ヴェルファイアは2代目へとフルモデルチェンジ。

3代目・フルモデルチェンジ直後前期
アルファード・ヴェルファイア

アルファードとヴェルファイアはマイナーチェンジで顔が結構変わります。

  • 2008/5 フルモデルチェンジ/20系前期 FMC
  • 2011/11 マイナーチェンジ/20系後期 MC
  • 2015/1 フルモデルチェンジ/30系前期 FMC 3代目にフルモデルチェンジ
  • 2017/12 マイナーチェンジ/30系後期 MC 実際の発売は2018年初頭からマイチェンモデル納車
ALPHARD  / VELLFIRE

だいたい3年スパンで手が入れられてきた感じです。

2021年にモデルチェンジ??と当初噂されていましたが、特別仕様車で暫くつなぐことになります。

  • 2020/5 タイプゴールド
  • 2021/5 タイプゴールドⅡ
  • 2022/5 タイプゴールドⅢ

同タイプのヴェルファイアバージョン:GOLDEN EYESシリーズもありました。

コスパの良い特別仕様車も人気ではありました。

この3代目のモデルライフの中でのターニングポイントとして、2017年末のマイナーチェンジ・MY:モデルイヤー2018が大きいと思っておりまして。

30系マイナーチェンジ後アルファード・ヴェルファイア

3代目フルモデルチェンジ当初は月販目標台数アルファード 3,000台/ヴェルファイア 4,000台 となっていてヴェルファイア人気はある程度継続の見通しだったものが、いつからかジワジワとアルファードの方が売れて行くことに……

2018年のマイチェンを機にアルファードの方がカッコよくなっちゃった、と言うのと、輸出転売に手を出す人が増えたりとかで30系アルファード後期が大ヒット。

アルファードの1年乗り換え輸出転売スキームがSNSなどを通じて広く知れ渡る事となり、多くの人がアルファードSCpackageを注文するということになり、ヴェルファイアは売れなくなっていきます。

メッキが激しいアルファード後期

2018年の後期モデルで流れが変わったのです。

グレード展開の扱いよ

マイチェンやフルモデルチェンジで人気モデルが移ろう歴史、紆余曲折ありますね。

今後人気の車種・グレード、仕様も変わって行くでしょう。

Bピラーの変化

初代でエルグランドのパクリと思われてたBピラーのシャークフィンデザイン。

2代目で少し太く前傾が強めに、3代目はちょっと低めになだらかになり一部がブラックアウト、4代目(新型ね)も踏襲されている感じです。

このシャークフィンのピラー、シトロエンDSシリーズのアイコンにもなっていたり、スズキワゴンRシリーズにも使われるなどしています。

Bpillar collection

3代目はフロントウィンドウとつながりブラックのピラー・ガラス部分との連続部分ががちょっと露出していてメッキも入ってシトロエンDSっぽい感じなっています。

30系アルファードサイドビュー

サメの背びれっぽいからシャークフィンピラーと呼ばれるのが、かなり鋭く切れ味良さそうになっています。

40系新型アルファードではそのBピラーはもはや元ネタがわけわかめなくらいにアレンジされ、角のように(笑)

Bピラーの新デザイン

30系と40系を並べるとこんな感じのバックサイドビューになります。

40系バックサイドビュー

それをコンプリートカーショップのKUHLがモデリングCGとすると飾りっぽい感じに見えるけれども、イメージは湧きやすいかもしれません。


レンダリングCG予想されるデザインのアルファード
出典;https://kuhl-japan.com/ad_rsrv/

Bピラーのデザイン、アルファードの個性の一つとして存在感があるかも知れません。

まとめ

40系フルモデルチェンジ版新型アルファードのデザイン、興味深いですね。

迫力のあるヘッドライトやグリルだけでなく、サイドビューにも個性がありそうです。

大径ホイールやローダウンが似合いそうでもあります。

40系へのモデルチェンジを機に値上がりする予定ですし、アルファードもヴェルファイアもグレード構成の再編が行われるなど、人気や売れ筋、残価最強グレードや装備なども移ろいゆくかもしれませんね。輸出仕様なども見通しにくくなって転売ヤーも手を出しにくくなるかもしれません。

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