リアルクラウン超え?新型プリウス2023実車で確認した内装・装備・インテリアの質感・ローポジで見難いメーター
1ページ目の続き、クラウンを超えると感じる部分とは?
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クラウンを超える「色味」
新型プリウスの内装、今回の展示車の色味がレッド系のサシ色の内装デザインでまとまりよくって高評価というだけでなく、全体的な色味、特にブラックの使い方がまとまりよく見えました。
センタコンソール周りのピアノブラック、ツヤありブラックのまとまりも良いように思います。
艶や機能性、もはやクラウンよりも良い感じが…
色味のまとまり、樹脂部分の質感というか、表面の色味の処理が新型クラウンクロスオーバーと比べると、価格的に100万円安いプリウスも完成度が高い、と感じるかも?
プリウスもダッシュボード正面の上部の一部にしかソフトパッドを使っていないし、多くの部位がハードプラ多用していますが、それでも色味・表面処理的に、クラウンに勝るとも劣らないまとまりかと。
新型クラウンは内装微妙と言われていることもあるので、この2台を比較検討することはないかも知れませんが、見比べてみるのも面白いかも知れません。
エマージェンシーアンビエントライトシグナルはクラウンにはない
TSS:トヨタセーフティセンスとの連動によるアンビエントライトの警告点滅はトヨタ車では今の所新型プリウスのみに採用です。
前走車発進のアラートや、自動ブレーキ作動時のお知らせなどがあるようです。
コンセプトカーである bZ Compact SUV Conceptにも採用される装備があり、新型クラウンよりもそういった面でも優遇されている感じがあります。
というか、そもそも新型クラウンにはアンビエントライトは備わらず、クラウンのレベル・グレード感が相対的に低めに扱われているように思います。
レクサスだとNXやRXにあって、クラウンにはない、プリウスにあってクラウンにはないってことです。
収納やトレイなど
センターコンソール周りは収納が大きくない。
USBの端子を備えているのはここ最近の車としては当然、シフトレバーの位置も一般的な車のような配置とレバー形状に、下手な安全装備の充実よりもシフト操作をミスしないように改善しているのが良い。
プリウスミサイルの原因の一つにシフト操作ミスもあると言われているので、きっとこれで良いんです。
センターコンソールの前側にはトレイがあって、
アッパートレイを外すと少し深い部分もあります。
グローブボックスもあるにはあるけども、少し小ぶりなサイズ感に感じます。
セダンスタイルゆえにミニバンのような収納というわけにはいきませんが、トヨタ的に必要十分なスペースの確保は出来ていると感じます。
ドライビングポジション・シートポジション
運転席周りはアイランドアーキテクチャーと名付けられたフロントシート周りのハイライト。
遠くの液晶メーターは小さく感じるかな…
ステアリングにはスイッチ類が多め。
ドアには電動シートのメモリースイッチがあります。
スイッチ類全般に加飾があるわけではないけど、まあまあシンプルで良い感じかも。
ステアリングはチルト&テレスコピック機能付きで高さと前後の調整は可能です。
ドライバーの体格に応じてシートポジションの調整可能です。
ペダル類もオルガン式のアクセルペダルなど操作性も悪くなさそう。
シートも調整幅があ離、それなりにローポジションに出来るし、室内の天井も低くなっていても体格に応じてアジャスト出来ます。
ただ、視界性能はあまりよくなくて、プジョーi-cockpitをパクったステアリング上部から覗くタイプのメーターとの位置関係も微妙かも。
メーターにハンドルが被って微妙に見え難いかもしれない。
体格や座高、好みのドラポジによって相性が微妙な可能性があるので、要注意ですね。
リアシートも座れるけども、頭上や乗り降りは
リアシートもルーフの高さのピークが少し後退していることもあって、着座時になんとか頭上空間は確保されている感じはあります。
乗り降りに関してはルーフ低め、開口部は下側が狭く、乗り降りの態勢は微妙。
一応、フロアのサイドシルがややえぐれてて足入れをしやすいように工夫があるような感じもあるけどね。
クラウンの方が乗り降りは楽、ハイヤー的な使い方としては微妙になったと思われる新型クラウンよりもかなりキツいかな。
ファミリーユースに使うとしたら、リアドアのドアハンドルの使い勝手なども踏まえると使い辛いかも知れません。
中にレバーというか開閉のスイッチ、トリガーがある感じ、電磁的なもののようですが、ストロークとスイッチ感のある物理的なスイッチがある(ボタンをポチッとは違う感じ)電気式のスイッチのような感じです。(説明が難しい)
子供でも開けれないことはないでしょうが、想定としては大人向けでしょう。
リアシートのセンターは、座面が盛り上がっているのと、ルーフの低さとの兼ね合いで座ると頭がぶつかるケースもあるでしょう。
快適に座れる、物理的に座ることが可能なのは4人まで(乗車定員は5人です)となりそうです。
パノラマルーフのながめ
パノラマルーフは前後2分割となっていて、シェードも備わります。
中からの眺めでは真ん中に支柱が横に走る。
視界的にも良いし、開放感を得られるので良いでしょう。
シェードは薄手で、遮光は出来ても断熱はあまり期待できないかも。
断熱は期待できないので、夏場は暑いかも…
まとめ
内装の質感、装備は一部では新型クラウンを超えているようにも感じます。
シートのポジションやステアリングの調整もかなりスポーティで低めにセットできるなど、運転を楽しめるセッティングも可能でしょう。
だがしかし、ステアリングの形状やサイズなど、メーターとのバランスで体格によっては微妙かも知れません。
実車でのチェック、試乗していろんなポジションを調整して試してみて自分の体型や操作関連の相性が合うかどうかはチェックして方が良いかも知れません。
とりあえずいっぱい売れているプリウスだからOK!とはいかないかも知れません。
納期もかかるし、展示車・試乗車をチェックしてからの契約では遅くなる可能性もあって、非常に悩ましいのですが、早めに動いて行くのが大事です。
善き車選びを!
プリウスの納期変遷
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
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