【スクープ】BMW新型X1(U11)20i廃盤へ…18iFF3気筒Mスポ縛りで3月生産開始6月発売不人気で打ち切りではない
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20dのMスポーツへの人気の集中、その影で高価格化を懸念する動きも
グレード再編の狙い
なぜ今20iを廃盤にしてまで18iを入れるのか。
そして、Mスポーツ縛りを設ける理由とは？
グレードの再編を急ぐ理由、それは直球で言えば、価格を抑えたグレードを用意して、メルセデスベンツから顧客を奪うため、というのがあります。
BMWはX1などのボトムシリーズでも動画再生や車載カメラなどを活用したドラレコの標準化、ARナビの標準化など、先進性でメルセデスベンツを出し抜いているものの、価格が上昇傾向にあります。
MercedesBenz GLAに対しての安くて高性能という明確なアドバンテージが薄れそうになりつつあり、GLAのグレード構成に似せて行く羽目になってしまっています。
メルセデスベンツのGLA・GLBは比較的安価なFFの1.4Lガソリンターボ、売れ筋メインは2リッターディーゼル4WD（ベンツ的には4matic）とAMGをトップに、というラインナップで、ギリギリ600万円切りのモデルを価格見せモデルを設定しています。
Msports縛りとする理由は明確、モデルを絞り込むことで国内導入価格を押さえること、人気のあるMsportsで見栄えを担保することにあります。
価格はどうなる
注目の新型X1 18iの価格ですが、600万円を切ることは確実で、メルセデスベンツのGLA599万円を大きく下回る設定に成ります。
現状では正式な日本国内価格は決定していないものの、概算ではラインナップに残る20dに対して59万円程度は安くなるのではないかとのこと。
| X1 xDrive20i xライン | 604万円 |
| X1 xDrive20i Mスポーツ | 604万円 |
| X1 xDrive20d xライン | 620万円 |
| X1 xDrive20d Mスポーツ | 620万円 |
| X1 M35i xDrive | 786万円 |
| iX1 xDrive30 xライン | 718万円 |
| iX1 xDrive30 Mスポーツ | 718万円 |
その値下がり額の計算の根拠としては、20dの4気筒ディーゼルから、18iの3気筒ガソリンへの変更でおおよそ34万円のダウン、そして4WD（x-drive）からFF（s-drive）への駆動輪の削減で25万円ダウンというのが相場としてあります。単純計算で言えば561万円程度になるのではないかと。
これはアクティブツアラーのMSportsの2Lディーゼルと1.5Lガソリンの差額と、BMWに於ける4WD化の一般的な価格上昇を計算したもので、参考になるでしょう。
ただし、X1の200dはマイルドハイブリッド付きのモデル、18iのガソリンターボはややパワーアップした1498㏄の新型ミニクーパーのユニットの可能性や、その他の戦略的な値付けにより、若干のプラスマイナスは想定されます。
ゆえに予想価格は559万円～となるとしておきます。
この価格でX1のMsportsスタイルが手に入り、操作系は最新のID8.5ないしID9のオペレーティングシステムでテクノロジーパッケージなどが装着されるものと思われます。
街乗りメインでFFで十分、そういった需要を500万円台中盤で叶えていき、2シリーズアクティブツアラーとのバランスを取っていくようですね。
ちなみに、アクティブツアラーは2024年3月～で一部値下げ、8万円程度の値下げを行い、498万円～となるようですので、一度は値上げしたものの、適宜値下げで見直しもあるようです。
2023/11時点のカタログでは218iで506万円～218dで540万円だったのよ。
以下のPDFも参照ね。
X1 20dの納期
今回のスクープの最新情報と共に、X1シリーズの納期も更新しておきます。
以前も20dではけっこう納期長いですよ～ってのをブログで案内しており、その時点で6カ月程度の納車待ちでした。
今回の18iのリリース、20iの廃盤に伴い、多少の変動があり、20dのXラインでは3~6カ月程度、20dMsportsでは9~12カ月程度となっており、2024年3月発注では2024年内に間に合わない可能性もあるとか。
20i（ガソリンターボ4WDの方）はバックオーダー次第ですが6月納車のモデルが今頼めるかどうかの瀬戸際のようです。販社や地域によってはバックオーダー分で既発注数に間に合わない可能性もあるとかで、増産・増枠を依頼するかディーゼルに振り替えてもらうかの調整に入る段とのこと。
Xラインよりも圧倒的にMスポーツが人気のようで、18iの導入もMスポのみになったとかもあるようですね。
好みもあると思うので、展示車でチェックしてみましょう。
まとめ
U11型X1、2リッターターボ廃盤で入れ替わりに1.5リッター3気筒FFになります。
ガソリンターボの澄み切った音色で軽やかに吹け上がるフィーリングは、新型X2（U09）で、という流れなのかもしれませんね。
新型X2（U09）にはX1にはない2Lガソリンターボがあり、そして2リッターディーゼルはまだないんですよね。
この辺のラインナップも順次入れ替えがありそうですが、それぞれのモデルの色を出すのに敢えてしばらくそうするかも？？
X2 xDrive20i：628万円は、悩ましいチョイスとなるかもしれません。
選択肢の増減があるので、早めにディーラーに赴いて、実車をチェックして善き車選びを！
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK！仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます！」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥！」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね！
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き＋下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
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逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ～などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール：SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
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オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ！」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
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