BMW 新型X1 (2023-)試乗インプレッション内装・機能編X・Mスポ・ハイライン差額の理由
試乗インプレッション ブーストモードからの続きです。
新型X1の内装
先日試乗してきたのは2023年2月発売モデルのBMW 新型X1 U11型のMスポーツ、18インチ仕様のテクノロジーパッケージ付きです。
試乗してきたモデルの紹介がやや細かい感じなのは、グレードと足もとのアルミホイールのサイズ、オプション装備などで内外装の仕立てやサイズ・車高などの諸元・全幅・全高が変わるためです。±1〜2センチくらいは変わる。
BMW新型X1・iX1は内装の質感が高く、ベーシックながらも合皮:センサテックレザーとはいえレザー仕様のXライン、スポーティなドレスアップが施されたMスポーツ、本革仕様でハーマンカードンのスピーカーシステムも備わるハイラインと、大きく3種類。

日本仕様では本国でラグジュアリーパッケージ的なラグジュアリーラインインストゥルメントパネル内装を奢られており、例えばダッシュボードパネル表面処理にソフトパッドとステッチが入るなど、価格相応に上質と言えるでしょう。
大画面のカーブドディスプレイも存在感があって、液晶画面の大きさで華を添えています。

ソフトパッドにステッチ入りが標準
基本はアルミパネル風のシルバーでその下部に艶ありのブラックのパネル・または小さなヘキサゴンダークシルバーパネル(Mスポーツ)鈍く光る、センスよくまとめたスタイリッシュ路線。木目での古典的な高級感を狙った感じではありません。
ラグジュアリーラインインスツルメントパネル標準は日本向けに高級感を確保するのに成功しているかしら。
旧型X1では一時期は木目調もあったような??どちらかというと、U11は洗練した高級感を目指している感じです。
内装・インテリアの相違点比較
Xライン・Mスポーツ・そしてオプションのハイラインの内装の仕立ての比較を実車画像多めで解説していきます。
文章で相違点を列挙するなら、
シートやステアリングやインテリアパネルやステッチ、天井の色、スピーカー部分の色、ペダル類の装飾、目に入る部分、実際に触れる部分での変化も多いです。
画像はiX1のものも多いのですが、X1とも共通です。
Xライン・標準モデルの内装

シルバーのラインの下にはピアノブラックのパネルは左右に走り、シートは合皮ながらもレザーシート。
シートサイズはMスポーツやハイラインでアップグレードされるスポーツシートよりもほんのちょっと小さめな感じがあるかも。

ステアリングにパドルシフトはなく、Mスポーツならパドルが装着されます。
ルーフやピラーなどはグレージュ・ベージュ系でシートは通常のXラインはブラック:シンセティックレザーのみです。

アクセルペダル・ブレーキペダル・フットレストはブラックで、Mスポーツになると各ペダルにステンレス製のカバーがつく感じです。
ドアハンドルレバーなどはシルバー。スピーカーの部分が基本はブラック。
ハイラインでハーマンカードンがつくとスピーカーカバー部分にシルバーで加飾される部分が増えます。

ただし、リアドアにピアノブラックのパネルがつかず、アンビエントランプがないです。
足元にフットウェルランプがつくので、手元の眩しさを抑えて足元を優しく照らす癒し系に路線変更したのかしら。
ここは旧型よりも華やかさで劣るポイントでしょうかね。
Mスポーツの内装・インテリア
iX1の内装だと、パドルシフトはつきません。

ガソリンモデルでは装着されます。


ジェラルミンを肉抜きしたような質感で高級感ある
Mスポーツのステアリングは肉抜き加工が施されたマルチファンクションタイプのもので、かなり凝った造形をしています。
インテリアのパネルは、Xラインではブラックだった部分が、アルミニウムヘキサキューブダークトリム・ややマットで濃いめのグレーに紋様が入った感じのパネルとなりスポーティな感じになります。

ダッシュボードやドアに走るステッチの色がブルーになります。

立体的でスポーティなデザイン。抑揚が効いている感じがあります。

ハイラインでないとスピーカー部分がブラック
リアドアパネルにはシルバーのドアハンドル、ハイラインのハーマンカードンがつけばシルバーに加飾、リアドアのアンビエントライトはつかないけども、足元の照明・フットウェルライトが光っている感じで、フットウェルランプはドアの開閉やエンジンオンに連動して2色に変化するようです。

色のコーディネートでXラインと印象が違ってスポーティで軽快感がある感じです。

Mスポーツではスエード調アルカンターラとシンセティックレザーのハーフレザーのスポーツシートになっていて、ちょっとサイズが大きくホールド感が良いです。
シートバックやサイドサポートも大きめです。
身体の滑りが少なくホールドよし、スポーツシートの見本のような完成度ですね。
スポーツ走行に適した感じにグレードアップされています。
気になるハイラインの装備の違い、Xラインのハイラインが高い理由どなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!
さてさて、2023年も引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』
逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢でしょうか

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
ここまでやれば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ