新型カングー2023ディーゼルも乗り比べ もっさりランコス低燃費スペシャル?試乗インプレッション
1ページ目の続き
※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます
出足が遅くても
新型カングーのディーゼル・ガソリン共に7速EDC:デュアルクラッチタイプのオートマが組み合わされます。

ガソリンターボの方に試乗した時は、出足の軽快さが際立っていたのですが、ディーゼルの出足は正直鈍い。
出足が鈍臭い、これはマジ。
車重の重さがーという感じではなく、エンジンそのものの初期の応答性が鈍い、アクセルをソロっと踏み込んだ時の反応がガソリンよりもワンテンポ遅い、これは間違いない。
実際ガソリンモデルの方が馬力で勝り、最大トルクではディーゼルが30Nm勝るものの、最大トルク発生回転はガソリンの方が低く、レスポンスも良いと感じます。
アクセル開度のコントロールで慣れてすぐに踏み込み量を増やして求める加速性能を引き出せるようになると思いますが、試乗する際の最初の一発目はちょっと物足りないと感じるかもしれません。
ドイツ車や国産車などの、クリーンディーゼル・パワーディーゼルに慣れていると特にそう感じるでしょうし、ベルランゴやリフターよりも遅く感じる方が多いでしょう。
アダプティブクルーズコントロールなどの反応の鈍さはガソリン車でも感じた部分で、やはり出足が鈍いように感じます。高速での追従走行ではそこそこ着いて行けるフィーリング。
ある程度の速度に乗ってからは7速あるオートマのおかげでスムーズな巡航で快適です。
高速走行での遠出の際には燃費の良さもあるので、乗り方に合わせてパワーユニットは検討しましょう。
ノイズや振動
ディーゼル特有のノイズや振動もあります。
ノイズレベルはそこそこ押さえられているものの、アイドリング~走り出しの加速時にはキャビンにガラガラ音が届き、アクセルペダルにも振動が響く時がある。
加速時の特定の回転数に差し掛かった時、そして低いギアの時に起こるようです。
勾配やアクセルの踏み込み加減で7速EDCが回転引っ張って走ることもあって、気になる人もいるでしょう。
街乗りでも一定以上の速度に乗ると、ロードノイズや風切り音に混じってノイズは遠のき、振動も収束します。
ペダルの振動はガソリン車では感じなかった部分ですし、エンジンノイズなどもガソリン車の方が滑らかに回る音でノイズと感じないこともあり、上質感ではディーゼルは劣ると言えそうです。
逆にカングーっぽいユルさ
日本未導入のユニット「Blue dCi 150」、1749ccの直列4気筒ターボディーゼルで150ps/340Nmのようなもう少しパワーのあるユニットの方が相性が良さそうですが、これもフランス車の味として捉えるところかもしれません。

ルノーカングーのディーゼルはスペック的に控えめで、ノイズや振動を伝えやすいと感じるものの、燃費性能の良さと耐久性にパラメーター配分しているのかもしれません。
機敏過ぎないレスポンスも、ある種フランス車的な味付けと好意的に捉えられる方向けの仕上がりです。
運転モードは、ノーマル/ エコ/ペルフォ(パフォーマンス)の3モードあるので、レスポンス鈍いと感じるのであればスポーツモードっぽいペルフォに入れるのが良いかもしれませんが、ギアの変速引っ張り気味になります。
ユルさを許容した方が『らしい』走りと言えます。
まとめ
新型カングーのディーゼルは、すこしおっとり系であり、そして燃費優先でランニングコスト重視という感じです。
最先端のクリーンディーゼルに期待する静けさや滑らか、怒涛のトルクのパワー感は感じにくいです。
新型カングーディーゼルのパワーはベルランゴやリフターの1.5Lディーゼルの130馬力に劣り、燃費性能もベルランゴとリフターの18.1km/Lより劣ると言うのもあります。
価格帯も拮抗していて、スペック的には負け負けじゃんとなりますが… 数値だけで選んだり比較するとしても実際大差はなく、あとはお好みでとなりそうです。
軽快で洗練されたフィーリングを求めるならガソリンモデル、燃費性能・ランコスを求めるのであればディーゼルモデルがベターですね。
カングーに於いてはガソリンとディーゼルで乗り味が異なるので、乗り比べる機会があるとベストですね。
善きクルマ選びを!
さてさて、2025年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっているでしょうか?。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れず!
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きで上司決済取ります!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉を進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』
逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、一括査定で来てくれた買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず一括査定で来てもらう時には複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定の詰め作業・最終確認が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ