新型プリウス2023から変わる物流?出口が見えない新車の長納期問題・J-SLIMで納期の先は見えるのか?

1ページ目の続き


※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます


国内と海外の生産比率が崩れた

半導体不足の影響で、国内生産の比率が落ち込み、国内と海外の生産比率が崩れた

この比率のひずみが大きくなり、受注残が減らない(納期が伸びている)ことは、危機的な状態。2023年1~3月については、国内向けの増産

出典引用元
トヨタのニュース労使協議会トヨタグループトヨタ販売店経営トヨタ労使懇2022【全社緊急課題】長納期をトヨタ労使が徹底議論 より

その内容の通りに、国内向けの割当台数を増やすことを検討するといったニュアンスの報道も出ましたね。

この労組労使懇談会で出た数字なのかは分かりませんが、一部報道ではトヨタの納車待ち台数・バックオーダーは86万台となっており、多くの車種で半年以上になり、年単位で待つ車種も増えてきているので、危機感を持ってもらっている感じですね。

今後の日本向けにどの程度振り向けるのかも注目です。

新システムの導入とグループ一丸と納期の見通しの現実と

何十年も続くトヨタの需給の仕組みを大きく変えるJ-SLIM(Japan Sales Logistics Integrated Management)というシステム を今後は導入と言うか、稼働というかさせていくとのこと。

グループ企業であるダイハツと物流で協業トヨタ工場から車両を出荷したキャリアカーが、帰路にダイハツ車両を載せ、空の状態での移動距離を減らす 余裕ができたダイハツ分のドライバーをトヨタに回す などゴリ押しでトヨタに回させる仕組みを作っていくとか。

全国のトヨタの中古車を扱うトヨタユーゼックのヤード ・ 全国にあるデンソーのサービス拠点と連携 によって物流の中継地点やエリアごとの車両の保管場所の確保など、一台でも早く納車出来るのであればあるものはなんでも使う、グループフル活用で力技でも納期を早めるなど攻めるようです。

こういったリソースのフル活用を進めれば、これまで、納期は3カ月先までしか示せなかったが、その先まで知らせることができるようになるという

こうした改善をまずは新型プリウスで先駆け、来年以降は全車種に展開して仕組みを変えていけたら と今後の展開めどを語った とのことです。

ハイブリッドであり、先進装備などで納期遅れの懸念も出始めている新型プリウス。どこまで納期改善されていくのか期待です。

納期が見えるようになることで、生産制約がタイムリーに改善でき、内示精度の向上にもつながるほか、確実な高回転・短期型のリースが可能になるなど、さまざまなビジネス変革につなげる
長納期問題を将来の変革に向けたチャンスと捉えて、さらなるCS(顧客満足度)強化、競争力の強化につなげていきたい
上記のような内容が労組労使懇談としてなされたとのこと。

意外にも、メーカーとして見通せる納期の目処は3ヶ月程度とのこと。

トヨタで車両を購入・契約して、長い納車待ちの末納車を迎えるとして、最長でも納車3ヶ月程度前からでないと把握できない、お客様にお伝え出来ないという内情も読み取れそうです。

実際は3ヶ月前までで精算ラインに乗ることが確定した!となってフィードバックが販社に入っても、工場の稼働停止が相次いでいることからぬか喜びで終わらないように、もうちょっと確約が取れてから伝えるケースが多いような・・・

決まりました → やっぱり延期になりました! では顧客との信頼関係にヒビが入るので、このコロナ禍では長めに伝え、そして直前になって(再来週車両がディーラーに届きますとか)納車連絡になる、その理由に合点がいく部分かもしれません。

まとめ

長納期は誰にもメリットがない。

労使協議でもどちらの立場も厳しいのはわかるし、顧客側も不可抗力への理解もある。
だけど、それは納得ではなくて、諦め のようなもので、納期が早いのならと他メーカーに流れることもある。

トヨタとしては円安を背景に輸出などで過去最高益を出すなどあるものの、国内向けの少ない割り当て(数%とも)でホーム(日本)・足元の販売が疎かになっているのもメーカーとしてわかっちゃーいる。

改善にグループ企業のリソースは全部使っていく、今まで3ヶ月程度の見通ししかなかったものをもっと先まで、としていく。

その改善のスタートに、新型プリウスを先兵に。 というか、納期遅れの元凶とも言えるハイブリッドであり先進装備の塊で納期遅れを各車種に波及させたのではないかとも言われていますが、諸々改善されていくのでしょう。

これで納車直前の連絡で慌てて駐車場を契約したり、下取りや買取で急いで動くとかも減るかしら(笑)

トヨタですら厳しい状況だと理解地つつ、納期修行期間を過ごしましょう。

新型車出て、他の車種納期が延びても許す心、瑣末なことに気に止めず、心が、乱れないようにするのが大事です。

善き車選びを!

Follow me!

まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!

一発入札&競りオークションの事例はコチラ