2018 BMW X3バイヤーズガイド試乗インプレ③

X3のオススメグレードについて考える

新型になったBMWのX3、ベストグレードは・・Xラインかな 内外装をバランス良くアップグレードしていると言えます。


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外装のデザインのカタログで多いのはMスポーツですが、外装やアルミホイール、サスペンションなどにパラメーター配分をしている感じが強く、Xlineは外装はちょっとアレンジしたくらいで内装のレザーなどの装備を加え、内外装にバランスよくパラメータ配分したと言えます。

ガソリンかディーゼルか

ガソリンかディーゼルかで言えば、ディーゼルの価格上昇の差額23万円をどう考えるか、というのと、エンジンのノイズやフィーリングをどう捉えるかというのがあります。

燃費性能だとガソリン・13.5㎞/L とディーゼル・17.0㎞/Lとなっていて、ディーゼルの23万円の価格上昇差額をペイするというのは難しい。

高速走行時の実燃費を期待するならディーゼルがお勧め。

燃料代安いしトルクフルな走りで高速走行時の加速減速時のゆとりもあってグッドです。

ガソリンはターボのかかりから加速するときのパンチはありませんが、回転の上昇が鋭く吹け上がり気持ちの良いフィーリング。

ディーゼルはガラガラ音は小さく抑えられていますが、やはりガソリンエンジンに比べるとちょっとガサツさがあると言えるかもしません。


2018新型X3のディーゼル 現行型を買う価値あるのかどうなのか?試乗インプレ①

買うなら最新か・最終型か・・2018 X3 20d 試乗インプレ②

試乗インプレッション続編です。

オプションなど


装備品などについて少し触れていきたいと思います。

アップルカープレイに対応、という車種が増えてきていますが、実はカープレイの使用に当たっては、有効期限は3年間で価格は38,000円 (税込)というApple car Play プレパレーションの契約が必要、オンラインで決済する感じで、BMWコネクテッドドライブ・オンラインサポートデスク:3年で32,000円とは別で、正直なところ割高。

スマホの画面をナビにBluetoothで表示してアプリを使えるようにするだけではやはり割高と言えます。

運転中の操作はご法度ですが、スマホ的に使いたいのであれば、スマホホルダーを着ければいいだけとも言えます。

5シリーズや7シリーズに続く採用ということで、ケーブルなしでスマートにスマホ連携をしたい新しもの好きの方にはオススメできます。

ナビと BMWコネクテッドドライブ とでそこそこの機能もあるようなので、カープレイに関しては割高感があるかも。

若手起業家年収高めの人が選ぶようなオプション的な感じのようです。



オプションではサンルーフが20万円。ここ最近の傾向だと若い人はあまりサンルーフを着けないとか。

バブリーな世代の名残のオプションになりつつあるとか?X3を購入できる年収となると世代もやや上だとは思いますが、それでもバブリー世代よりかは少し若返りを果たしているそう。

ハイラインパッケージはXラインにはプラス17万円

MSportsにはプラス約29万円となっていて、木目調で高級感をより高めるのであればXラインにオプションを追加していく方がリーズナブルに仕立てられます。


イノベーションパッケージは約17万円となっていて、7シリーズから始まったディスプレイキーが欲しいかどうかってのが選ぶポイント。

ディスプレイキー単品だとかなり割高なのが目につくのでヘッドアップディスプレイやナビのジェスチャーコントロールと抱き合わせで値段を加減している感じです。

ディスプレイキーを使用して駐車の時などに車両を微速前進できるなどが目玉、しかし、日本での使用に合わせて機能を若干セーブしているようなので選ぶのは微妙。

しかし、BMWなどの外車に便利機能であるリモコンエンジンスターターを後付けするのは難しいというか、あまり最近はそういうのは流行っていないというのもあって、そういう機能を使うと言う意味でチョイスするのもアリかもしれません。

最近はあまり流行っていないエンスタとかですが、ハイテク化時代にそういった機能が見直されてきているのでしょう。

ディスプレイキーで車内の熱気抜きのベンチレーションをさせたりとか、2000年代にちょっと流行った後付けカスタムでの機能を、ドイツのメーカーがやっているということです。



BMWの、というか700万円前後の車両のオプションの中では2万円と安いのですが、ぜひ着けた方が良いもの、リアシート・バックレスト・アジャストメント。

要するにリアシートのリクライニングです。これは純正でつけてよ・・と思うガッカリオプションの一つかもしれません。

これがないとリアシートの快適性がワンランクというか、X1に対してというか、旧型に対しても劣るのではないか、という3人以上で乗ることがあるなら必須と言える装備なんですが・・BMWのディーラーが中々やりやがるな、と思うのが、このたった2万円のオプションがために受注生産になるとかなんだかで、値引きできません!と強気で来やがる。

納期もかかる・・とか返答を濁したりしますが、実際はそんなに変わらないとか・・なんだか扱いがメンドクサイオプションなようで、付けないっていうかどうでもよくなるそうで。

半分くらいわざとなんじゃないか?と思えるようなリアシートのオプション。

マイナーチェンジや年次改良などで改善されることを祈りたい。

少しでも良い車を多くの人に味わってもらうため、そしてリアシートの居住性を少しでも良くしてトータルでいい車に魅せるためにも是非。

まとめ

オプションはそれなりに高額ではありますが、バリエーションはそこそこ充実しています。

内外装の好みでX-LineとM-Sportsとで選び、少しオプション足すだけできっと価格以外は満足のいく仕上がりになります。

純正でもリアシートリクライニングがついて無いだけで、ナビや自動ブレーキ、ACC=アクティブクルーズコントロールが標準など、特に不足があるわけではありません。

2リッターターボのガソリンモデルのスタンダードモデルで639万円~ シートがレザーでないのが残念というだけで素のモデルで十分おいしいところを味わえます。

2リッターターボディーゼルのMスポにオプションテンコ盛りにすれば900万円近い乗り出しになるなど、2リッターというくくりにしては高額だったりもします。

車幅としては1890㎜あるので、カッコだけで乗るアシ車としてははっきり言って大きく、値段の高さのその割に車内広々という訳ではないと思うので、正直日本で売るには微妙な車にモデルチェンジしちゃったなーって感じです。

FFベースで室内広い扱いやすいサイズ感のX1の台頭、X3の価格であればもぅすこしでX5買えそう・・見た目でスタイリッシュならクーペライクなX4のほうがオシャレ。

Mモデルやよりハイパワーなユニットを積んだりしたモデルの追加もありそうですが、日本的にはイマイチ立ち位置的にぱっとしなそう。

なんてボヤケテしまう要因も増えてきているのかも。

まぁ、北米ではこのサイズ感と走りで大人気なんでしょうけども。

コーナリング性能の高さ、高速巡行時の安定感、ディーゼルであれば燃費も期待出来て、荷室が広い、というのが強みでしょう。ぜひ一度実車をチェック!ライバルと比較してバリューを見極めよう!!

2021年マイナーチェンジ情報も

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そこで

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過去の一発競りでの事例はコチラ


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