通常のVXなら買えます？なぜ？ランクル250FEから別グレード勧めてくるケース
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世界需要のランクル250
ランドクルーザーは世界中で愛されるロングセラーでベストセラーです。
画像は70系
価格は高くとも高い耐久性・信頼性が評価されている本格クロスカントリーSUVですね。
そんなランドクルーザー250系ですが、リセールが高かったり、中古車の海外輸出転売なども行われていることで、人気の仕様・グレードがあったりします。
今回のランドクルーザー250系の発売前〜直後の動向で行くと、顧客にVXグレードを勧める理由をいくつか考察していきます。
VXにしかないGAS推し？
ランドクルーザー250系のパワーユニットのラインナップにはディーゼルとガソリンがあります。
ただし、ガソリンエンジンの設定が有るのは発売開始当初ではVXグレードのみです。
今回のフルモデルチェンジを機に車体の基本的な骨格となるプラットフォームをランドクルーザー300系と同じフレーム構造のTNGA 新GA-Fプラットフォームを採用しているため7人乗前提でサイズや重量増があり、ほとんどのグレードがディーゼルメインとなっています。
ランクル250全体で見るとディーゼル推しなんですが、販売の現場では非力なガソリン推しだったりすることも有るようです。
希少だからGASにしとこうぜ！とかではないですよwww
いくつかの事情・理由
ガソリンモデルを推す理由は
- 割当台数が多い
- リセールが長期的に良さそう＝輸出転売に強そう
- 価格的に落とし所？
こんなところでしょうか。
割当台数
ランクル250系としてはトルク豊かなディーゼル推しではあるものの、現実的な生産・割当台数的にガソリンの方が多いらしい。今後見直されるかもしれませんけれどもね。
J-SLIMで見通す向こう2年の生産台数はおおよそ67000台程度とのハナシもあり、販社に割り当てで降りてくる台数も決まってきています。
オーダーを受けられる総数も見えてしまっているので、販社にとっての優良顧客や転売リスクの少ない順番に購入希望グレード（初期はFEメイン）への割り振りを行い、次点での配分として通常モデルのVXどうですか、VXのガソリンはどうですか、となっています。
それでも2年先ギリギリ（2025年末とか）に納車になる可能性もあるなど、今オーダーできるからって納期が早いとは限らないのが怖いところです。
下取りやリセールを考えて
現状ランドクルーザー250系のリセールの高さは国内再販需要だけでなく、輸出転売が効かせられるかどうかでも決まっています。
ディーゼルは仕向地によって輸出規制があったりするなどリセールにムラが出る時がある。ガソリンモデルの方が幅広い地域に輸出できるとされていて、年数の経過での関税などでも有利だったりします。
中長期的にはリセールを維持しやすいのはガソリンモデルとなり、例えば納車時期が遅くなって2025年末になったとしても、その後の数年間はリセールは安定しているのではないかとか。ディーゼルモデルは販売開始直後であったり、タイミングが良ければ高値が付く可能性もあるけど、つい先般の豊田自動織機のディーゼル不正が発覚したこともあったり、なにかのタイミングでコケるリスクも考えているのもありそうですね。
割当の部分とも重複しますが、豊田自動織機でのディーゼル不正もあり、風評などのリスクを避けるためにディーゼルを少なめにしているというのも有るのかもしれません。
価格面
今回のフルモデルチェンジでランクル250はかなり高価格帯となっているのですが、ガソリンモデルで545万円というのはある種落とし所なのかもしれません。
ランクル300のプラットフォームで最新の安全装備、そしてランクル300より進化したランクル初採用？の電動パワステが備わるなど、ベースのレベルが上っているのもあります。
リセールや下取りが中長期的に高いなど見込めれば、買い替えの際にも有利です。
そういった面も含めておすすめしやすいのかもしれません。
※リセールや残価率は変動するものですので、将来価値を保証するものではありません ご自身で納得する購入決断をしましょう
追記・丸目ヘッドランプあるからwww
丸目ヘッドライトは当座VXにしか設定されないDOP:ディーラーオプションとなります。そのヘッドライトを備えたランクル250はここでしか選べないということもあってVX推しかもしれません。
まとめ
メーカーや販売店の都合でオススメグレードが決まってくるというのもどうかと思う、という意見もあるでしょう。
リセール乞食な内容に偏重しているとご指摘を受けることもあるのですが、まぁ、ランクルとかだと意識するよね(笑)
ディーラーや営業さんも通常VXG（ガソリンのVX）と隠語でオススメしてきているのも、売れ行き鈍いカスを掴ませよという悪意ではなくて、納期早くてオトクなものを善意で勧めてきてくれていたりします。
もちろん転売リスク少ない人を見極めつつも販売台数を稼ぎたい、販社の利益になるような売り方をしたいというのもあっての顧客選別を行ったりも有るかもしれませんけれどもね(^_^;)
- 残クレ（残価設定ローン）
- コーティング（高額な）
- メンテパック（長期の）
抱き合わせ販売のような抽選・忖度系、あるのでイマイチ信用しきれないって方もいるかも知れませんが、もし、購入のチャンスがあれば、前向きに検討されてはいかがでしょうか？
購入の際の参考に、少しでも決断の後押しになれば幸いです。
車選びを！
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK！仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます！」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥！」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね！
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販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
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逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ～などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
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過去の一発競りでの事例はコチラ
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