【ダイハツ不正問題】集団訴訟で訴えたい?かつてのパンフ・カタログCMは虚偽・誇大広告で罰則はないのか

1ページ目の続き


※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます


車の価値の毀損、メーカーの責任は…?

経済的損失の証明(車両価値)

ダイハツ車の不正問題における経済的損失、燃費認証不正で損をしたと言うだけでなく、今後買取・下取りで損をする可能性もあります。

2023年12月のダイハツ不正問題の記者会見を境に、ダイハツの企業イメージの悪化や倒産リスクなどを踏まえた車両の価値の低下により、現ダイハツ車オーナーが損をするかもってことです。

すでに一部買取サイトの数値的には20~30万円価値を下げたケースも出てきているようで…日本では生産停止、東南アジアでは一部生産再開などもあり、東南アジアへの輸出も今後渋くなると思われますし。

今ダイハツ車にお乗りの方は、次の買い替えのタイミングなど難儀そうです。

現行車種の人気車種・ロッキーやトール、タントなどでは不正があったとしてもある一定の需要があるとは思うので、長期的に見てもそこまで下落と言うことはないかもしれません。ダイハツ社の不正があったとしても安い中古ならアリ!とある程度は中古車再販の目処が立とやすいでしょう。

それ以外の微妙な人気の車種は、まぁ、危ないですね…キャストなんかは売れなくて廃盤になったばかり、そこに不正で特にリスクがあると言われていることもあるかもしれません。

落ちる所まで落ちて底を打てば、また中古では激安難アリのクルマとしては売れそうですが、それはユーザーサイドの壊滅的な下取り・買取あってのものです。

その下取り下落分の補填などはあるのか、その差分を求める訴えを起こす意味があるのか、悩ましいですね。

訴訟に20~30かけて、下落分の20~30万を取り戻すのはムダのようにも思えるし、効率化のために被害者の会を結成割いたりユニオンを作って集団訴訟って方が効率的かもしれませんね。

誇大広告で罰金を課せるか

「誇大広告」といっても、広告である以上ある程度の美化やPRを強めるのは良くある話です。

しかし、自動車を紹介する広告の内容は「景品表示法」という法律で一定の規制があり、これに違反する内容は不当表示として扱われますね。

虚偽又は誇大広告の禁止に違反した場合、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金、またはこれらの両方、景品表示法違反の罰金は、100万円以下の罰金などとなっています。あくまで罰金であり、ユーザーにお金が支払われるわけではないです。

例えば、1994年のダイハツムーブ・ミラ・オプティにおける、開発目標とされていた諸元値に達する試験結果が得られるよう、エンジン出力を向上させるために、①シリンダーヘッドの吸気側のポートを研磨する、②インテークマニホールドの空気通路を研磨する、③シリンダーヘッドの下部を面研磨して燃焼室の容積を縮減し、ハイオクを使用するといった量産時には行わない加工等を行った上で試験を実施して、カタログ値を盛っていたんですよね。

1994年というと、1993年にワゴンRで先行され、ムーブによる巻き返しを図るタイミング。当時は動力性能の高さ・スペック自慢だったりスタイリッシュさを競う時代で、数字の善し悪しは販売に直結する大事なものでした。

当時のチラシやパンフレットではクラスNo1!とか、そういった競い合うような風潮もあり、スペックをきっかけに車の購入を決断することもありましたよね。

かつてのカタログやパンフレット
スペック不正で誇大広告だったと言えるかも

本来市販車バージョンでは達成できていないであろうスペックを記載した誇大広告・虚偽広告に引っかかって購入してしまった…で広告主・メーカーに罰則はないのか??と思われる方もいるでしょう。

古いカタログ、パンフレットなんてのは破棄されているでしょうし、不正についても証言を元に認定されているもので証拠もないし、スペックの差異ももはや古すぎて証明は困難。

虚偽の広告でそそのかされて購入した当時の購入契約書・カタログ・パンフ・チラシなどをセットで用意とか、恐らく無理よね…返金を求めようにも誤認に気付いたときから1年間(消滅時効)又は契約締結の時から5年間(除斥期間)、また10年程度までなら遡及できるか…?と言ったところです。

比較的新しいクルマであれば、不正について知らなくて購入をし、誇大広告だったと訴えることは可能でも、罰金は行政罰で国に回収されるし、ユーザーメリットはないかしら。誇大広告だったと認定させることで損害賠償請求に発展させることも可能かもしれませんが、骨が折れそうですね…

証人喚問で今回の第三者委員会での不正を告発してくれた証言者たちに出廷してもらうなども調整が大変そうです。

メーカーがかつて偽りのスペックでプロモーション・商談を行い購入したユーザーに対してのどういった対応を行うのか、今後もダイハツの立ち回りは難しそうですね。

まとめ

メーカーからのユーザー・旧ユーザーへの補償・補填はまだ先のハナシかもしれませんし、なんなら何も補償はないかもしれない(笑)

ダイハツと同じトヨタグループの日野自動車は米国での集団訴訟・エンジン不正問題を巡り米企業から損害賠償などを求められていた訴訟で和解が成立、和解金は2億3750万ドル(約350億円)となるなどの前例があったりします。

日本ではあまり訴訟文化はありませんし、損失を客観的に算出するにも個人で動くにはヘビィーで割が合わない感じもあるので、訴えを起こすのであれば慎重に行いましょう。ダイハツオーナーさんを中心に被害者の会を結成して集団訴訟に名を連ねて行くのが現実的な所かしら。

善きカーライフを!

Follow me!

まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!

一発入札&競りオークションの事例はコチラ