販売再開が遅いのはリコール影響か、ダイハツ不正問題事後ムーブキャンバスの境遇


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リコール

不正問題の渦中、ダイハツは令和6年3月28日、ムーヴ キャンバスのリコールを届け出をしました。

ダイハツ不正問題で全車種が出荷停止となる大事件に発展。

一部車種は型式認定を取り消すなどもあった。

順次認証不正の再確認、3月の決算期を前に示し合わせたように再開となっていました。

トヨタOEMしていない車種の生産再開や販売再開は後回しにされているのですが、その中でもキャンバスは3月28日に密かにリコールを出していました。

ムーヴ キャンバスのリコールについて(届出番号 5465)

以下ダイハツホームページより

https://www.daihatsu.co.jp/info/recall/99339.htm

令和6年3月28日、ムーヴ キャンバスのリコールを届け出いたしました。

ご愛用の皆さまには、大変ご迷惑をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、販売会社からお知らせのダイレクトメールでご案内させていただきます。

  1. 不具合の内容
    リヤショックアブソーバの交換修理用部品において、誤って正規品よりも短いボルトを同梱する設定にしていました。そのため、交換時に当該ボルトを使用した場合、走行中の振動等により緩みが生じて異音が発生し、最悪の場合、締結が外れて走行安定性を損なうおそれがあります。
  2. 改善の内容
    全車両、リヤショックアブソーバの取付けボルトを点検し、誤ったボルトが取付けられている場合はボルトを正規品と交換します。
  3. 自動車使用者等に周知させるための措置
    使用者:ダイレクトメール等で通知する。
    自動車特定整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
  4. 対象車両
    車名型式通称名リコール対象車の車台番号の範囲及び製作期間リコール対象車の台数備考ダイハツ5BA-LA850Sムーヴ キャンバスLA850S-0003910~LA850S-0047758令和4年7月28日~令和5年9月19日11台LA850S-1005074~LA850S-1029948令和4年11月8日~令和5年9月13日8台5BA-LA860SLA860S-0002783~LA860S-0006396令和4年12月1日~令和5年5月30日3台LA860S-1001632令和4年11月24日1台
車名型式リコール対象車の車台番号の範囲及び製作期間リコール対象車の台数
ダイハツ5BA-LA850SLA850S-0003910~LA850S-0047758令和4年7月28日~令和5年9月19日11台
LA850S-1005074~LA850S-1029948令和4年11月8日~令和5年9月13日8台
5BA-LA860SLA860S-0002783~LA860S-0006396令和4年12月1日~令和5年5月30日3台
LA860S-1001632令和4年11月24日1台
リコール対象箇所

今回のキャンバスのリコールは、ボルト交換した車種だけが対象?となりそうですので、対象台数は少なく23台程度となりそうです。

ダイハツはリコール多いけど

ダイハツは不正問題に付随してリコールも出ています。

他にもリコールが立て続けにあったこともあり、かつてキャンバスもリコール有りましたね。

キャンバスが売れ筋ではあるものの、販売再開までの道のりは険しそうです。

ムーブスライドドアがフルモデルチェンジに待ったがかかっているし、キャンバスの担う役割は未だ大きいのですが、トヨタにOEMしてないから後回しなのよね…不遇のヒット車になっています。

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