BMW新型X1(U11)ディーゼル20d試乗インプレ・マイルドハイブリッド燃費対策超絶制御アイドルストップコースティング機能など

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X1ディーゼルマイルドハイブリッド、モーターを備えるモデルとしての強み

コースティングとアイストの超絶制御

ハイテクな制御、車のメーターやモニター類を必死に観察しないと分からないくらい細かいです。

センターの液晶に各種機能の作動状況を表示できたりする

旧型となるF48 X1でもあった制御、コースティング走行というのがあって、いわゆる動力を完全カットした惰性走行をすると言うもの。ワーゲン、アウディ、ボルボ、国産車では数車種とEV等での採用もあったかと思います。いわゆるマニュアル車だとクラッチを踏んだ状態・またはニュートラルに入れて惰性で進むような走行法を指します。

その駆動制御に関して、特にドライビングモードを任意にエフィシェントモード(旧エコプロモード)にセットしていなくてもスポーツモード以外ではコースティングに入ります。旧型はエコプロモード選択時でないとコースティングは出来なかったらしい。

新型ではエフィシェントモードというらしい
画像はイメージ

これはかなり細かくその動作状況をみないと分からないのですが、動作の条件を概ね把握できました。おそらくこの細かなコースティングについてはどのディーラーブログやモータージャーナリストよりも詳しく解析したはず。

エンジンオフコースティング走行でアイドリングストップもする

まずライブビークル機能・アダプティブコンテンツ画面で駆動の制御を確認できたりするのですが、コースティングやエンブレ、アイドリングストップなども表示されるのをチェック。

コースティング走行の作動状況を表示してたりします。

効率的な惰性走行という表示

この効率的な惰性走行は160キロ以下で作動する、らしい。現実的には115キロ以下では作動したのを確認しました。日本仕様では作動速度の上限を変えているのか、コースティングに入る条件を揃えられなかったのか。

マイルドハイブリッドモデルはさらに高機能・制御でコースティング走行が可能となっています。

おそらく45キロ以下(60キロ以下でも極稀に作動するかも?)くらいで、バッテリーの充電状態がよく、下りの傾斜が少ないほぼ平坦路で先行車両がいないとなんとエンジンOFFで惰性走行をする。(もっと高い速度域でも作動するかもしれないけれども当方では未確認)

エンジンOFFと言う状態、アイドリング状態で駆動カットで惰性で走るではなく、アイドリングストップです。

この制御・作動条件は細かく、ほとんどアイドリングストップしないで惰性走行するケースが多いようにも思いますが、意識すればこのゾーンに入れられる、というか、作動を感じ取れるようになると思います。

えらく静かに滑るように走るなぁ〜と思ったら、エンジンも止まっていた、という感覚です。ロードノイズだったり、音楽を聴いていたりするとモニターで確認しないとわからないかもしれないレベルで自然に制御されます。

ガソリンモデルの方ではコースティング機能はあってもアイドイングストップ・エンジンオフしてのコースティングは不可のようで、ディーゼルのマイルドハイブリッドゆえに補機バッテリーが大きくパワステなどの制御やエアコンをエンジンオフでも賄えるなど余力があるから(充電状態良ければ)ということのようです。

夏場や冬場でエアコンの稼働やシートヒーターで電気を消耗気味の時にはアイドルストップコースティンは入らないようですので、意識しないと体感するのは難しい超絶制御と機能なのかもしれません。

ちなみに、アダプティブコンテンツの表示やメーター内の表示でも確認が可能なのですが、前走車・前方の車両をセンサーなりカメラなりで捉えると、追突防止の観点からかスタンバイ制御なのか、コースティング中のアイドリングストップはしなくなります。

メーター内の車両周辺走行車両の検知
多車種でのイメージ

車間などによっては、コースティングの制御も解除となり、エンジンブレーキが掛かることになり、表示も充電中になったりします。

充電中・前方に車両

前方の車両状況に応じて車両がいなくなったらまたエンジンオフコースティング走行に入るなどもあって、モニター見てないとわからないけど必死に燃費を伸ばそうと色々やっているのがわかります。

速度、傾斜、周辺の車両状況にもよりますが、ショッピングセンターなどの駐車場での取り回しの時の徐行プラスαの速度域でもちょくちょく作動したりします。

マイルドハイブリッドゆえにモーター単独での走行はできないものの、エンジン+モーターアシストで少し進んで後は惰性で走るとか、エンジン止めたり止めなかったりと制御しつつ、滑らかに走ります。

ちょっと慣れてくると、今アクセルオフすればコースティング走行に行けそう・・・とか、感じ取れるようになるかも。アイドリングのオンオフは充電状態などに依存するのでそこまでは狙ってアイストコースティンにするってのは出来ないけれども、燃費性能向上に貢献する緻密な制御だと感じました。

この車のハイテクをある程度自分でコントロールしようとするアクセルワーク、令和の駆け抜ける悦びの一つなのかもしれない。

ちなみにアダプティブクルーズコントロール作動中はいかなるコースティング走行もしないです。速度調整に回生ブレーキで充電したり、ブレーキ制御が入るなどあってもコースティングはナシ。速度を一定にキープするクルーズコントロールを多用する方やスポーツモードを多用する方はコースティング機能を感じることは多くないかもしれませんね。

ライバルへの燃料費アドバンテージ

BMW X1はサイズ的にもライバルが多く、価格的に近いティグアンと比較したり

サイズメインんでの比較では国産車でも手頃な価格でラインナップされているカローラクロスやCX5などとも検討されることもあるでしょうか。

近しいサイズ感のモデル、マツダのCX5は、全長 4,575 mm x 全幅 1,845 mm x 全高 1,690 mm最小回転半径は5.5mとか、カローラクロスの全長 4,490 mm x 全幅 1,825 mm x 全高 1,620 mm最小回転半径は5.2mなどね。

X120dは価格606万円〜となっています。

まさかの燃費で多くの輸入車やディーゼルモデルよりも優れており、そしてカローラクロスのハイブリッドよりも燃費性能は劣るものの、軽油という燃料費の安さも味方になりますね。

特に、X1 20d は高速巡行性能も高く、そして高速燃費が異常に良いこともあって20km/Lを超えることもあり、長距離ドライブ適性が高いのがポイントです。

運転制御も前車追従クルーズコントロールにステアリングアシスト、65キロ以下での高速道路上ハンズフリー機能もあるし、ハイウェイクルーズのトータルバランス最強マシンの一つとも言えそうなんです。

もっと大きく快適な車だってあるけど、そうなると取り回しや燃費では微妙、2リッター前後・そこそこのサイズで4WDでカタログ燃費で20キロ近いディーゼルモデルってレアで、そこに貴重な存在価値があるのがX1 20dってところです。

まとめ

BMW X1 U11 X-drive 20d (2023-)はディーゼルマイルドハイブリッドモデルとしての完成度が高い。

マイルドハイブリッドのアドバンテージはコースティング走行だったり、アイドリングストップだったりといった高度な制御について、解析出来たかなってところで、インプレッションとしてまとめていきました。

Mスポーツで19インチなのに乗り心地が悪くない、手頃なサイズ感でありつつも、走行性能や燃費性能もハイレベルであり、BMWの世界観を楽しめるモデルです。

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