買うなら最新か・最終型か・・2018 X3 20d 試乗インプレ②

比較して旧型(F25)最終型でも十分?

前回の投稿で旧型(F25)の最終型でもいいんじゃない・・?みたいな感じで試乗インプレとして書き記しました。


※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます


旧型X3でも後期最終型レザーシート標準でACC(アダプティブクルーズコントロール)がついている高年式の中古、もしくは登録済み未使用者や展示・試乗車落ちの最終型でも十分かも、と。

新型X3は最新のインターフェースで操作系がアップデートされハンドルの協調制御が入り、より自動運転に近づいたクルコンを備えていると・・サイズやカテゴリ的にハマるのであれば、どちらもイイチョイスであり、予算的にも幅を持たせられて(認定中古車なら400~500万円台から狙える)グッドかも、ってところです。

試乗インプレ①からの続き

新型X3のデザインは新しさの演出に成功か

さて、スタイリングとしては新しいデザインでまとめて来ているBMW新型X3。

フロントサイドのフェンダー部分のエアベントなどが上位のクラスと共通のデザインです。

スポーティでカッコいいアクセントとなっていると思います。

タイヤハウス周りの空気の流れやエンジンルームの熱逃がしなどなどエアロダイナミクス的に一応機能性もあるようです。

フロントのボリューム感も、BMWの最新のデザインとバランスを取り入れて、押出は強めだけども少しクリーンでエレガントさも出そうとしている感じです。

旧型の丸形のフォグランプのデザインを排し、バンパー内は横のラインでクリーンに。

グリルは大きく立派に、LEDのヘッドライトはポジションランプを少し多角形にしてエッジ感を出しています。

BMWっぽさにほんのちょっとの未来感を取り入れている感じ。


新型X3・コードG01は旧型F25に比べホイールベースが伸びており、少し大きくなったように見えるサイドビューに仕上げてある。


室内空間はそこそこの広さ

ですが、全体的な室内空間・居住性に関してはあまり進歩を感じない・・特にリアシートのつくり、ポジショニングはダメ。

ちなみにリアドアやリアクオーターガラス、リアガラスのスモークはディーラーによる貼り付けで別途数万円かかります。ダークティンテッドガラスではない。


リアシートのひざ前の空間は及第点、フロアが高く、着座時に足が持ち上がります。

SUV的なフロアの高さみたない感じとでも言いましょうか、頭上空間や肘周りの空間は多少余裕があるとは思います。

クラスのわりに前後方向の広さ感を感じない微妙な狭さ。

リアドアのウィンドウと座った位置とのバランスも悪く、感覚的に狭く感じてしまう方もいるのではないかと思います。

旧型と変わらない、というか、悪化している・・?正直ここのところのバランスで新型をあまりススメたくなくなる感じです。


多分、リアシートの造りや広さ感ではFFベースでリアシートスライド&リクライニングがほぼ標準のアクティブツアラーやグランツアラー、X1などのモデルより劣るのではないかと。

新型X3はリアシートのリクライニングは標準装備ではなく、メーカー製造段階でのオプション。

価格が約2万円だったと思いますが、オーダーオプションの受注生産的な感じで値引きが難しくなって納期がかかるたった2万円のオプションなのに最悪の選択肢となるかも…

3シリーズのリアシートよりかは腰上や肩回りの空間が増している分若干は快適性は向上していると言えますが、見た目のボリューム感に中の広さを期待するとガッカリするかもしれませんね。

逆にラゲッジは広い。

ここはすごい美点と言えます。

サードシートを備えるX5よりも使いやすくて良いんじゃないかと言えるくらい広さとラゲッジルームの形が整ってていい。


ようするにリアシートの着座感よりも、荷室のほうに重きを置いたような感じではないかと感じました。

先進性・洗練・高級感の演出

インテリアの質感としては、高級志向にパラメーター配分した用なイメージです。

X1でも木目のパネルを装着したら面積もそれなりにあるので高級に見えたりしますが、デザインからシルバーのラインのアクセントまで、根本的な部分での高級感がワンランク上。

特にドアパネルなどの部分までしっかりと造りこんだ感じはX1より遥かに上質で、横幅の広さの分凝った造形にでき、価格設定分しっかりとレベルを上げたと感じられる部分です。

走りは良いけどやはりMスポーツはハード

走りは間違いなくBMWしており、歴々のX3の弱点である乗り心地の悪さを若干改善してきている。

しかし、やはりMスポーツはかなり硬めの設定&オプションの大き目の20インチを選ぶとガツガツというかガチガチの乗り心地なのはあるようで、ディーラー的にはそういう不評がでないように割とXline推しというのがあるようです。

Mスポーツだとフルレザーではない、というのと足回りスポーツサスで固め、フェンダーが同色塗装仕上げで外装のアグレッシブさが一番あり、そして一番価格高い。

Xラインだとレザーシート装備で19インチ(245/50R19)の足回りで外装はそこそこのワイルドさ、とのことでエクステリアとインテリアにバランスよく力配分した設定でバリューが高いとのこと。



売れ筋というか、オーダーのほとんど(8割くらい?)を占めるディーゼルモデルのカタログ燃費は17.0km/Lとなっていて、ライバルと想定されるボルボXC60ディーゼルエンジン・2リッターターボ4WD・8ATの16.1km/Lとの大きな差は無さそう。

BMWのディーゼルエンジンの熟成はスペックやパワー感はいい意味で旧型と変わっておらず、扱いやすくパワフル。

高速クルージング時には無敵とも言える性能なのではないかというほど静かで余裕がある感じです。

8速ATもオートマとしてはこの上はないのではないかと感じるほどスムーズに変速し、変速ショックが皆無で前後の揺すられ感がなく、快適性に寄与している。

オートマのおかげで乗り心地が良くなったと感じられるほど、スムーズです。

なによりも車内ではディーゼルっぽいノイズをほとんど感じさせず、加速時にも静けさを保つという領域に達し、旧型に比べてのレベルアップを感じさせてくれます。

車の外に出たり、窓全開でなければガソリンと区別がつかない・・は言い過ぎかもしれませんが、わりとそんな感じです。



ただまぁ、現状では大幅な値引きは期待できず、あまりお得感を感じるモデルではないというのが正直なところ。

初代や2代目のX3は3シリーズに対して4WDを追加してリアシートの居住性を上げて長さ・全長方向は縮んでその分高さ・全長を上げて荷室の容量をキープしつつ運転しやすく値段の上昇はそこそこに抑えて・・と3シリーズや5シリーズに比べてお得感があったのが最大の魅力だったと言えます。

ですが、X1の登場によってサイズ面でのコンパクトさでの使い勝手の良さや、特にリアの居住性は格下の兄弟と比較して譲る部分があるという流れだと思います。

北米ではサイズ的に売れ筋だとしても、日本では巨大化してきて食傷気味なX3、トゥマッチなサイズや高級感、イマイチな居住性に価格の上がり具合など、BMW X1などと比較されることをお薦めします。

試乗インプレ③ オプションや装備品など へと続きます。

X3 年次改良で装備充実、でももうちょっと古臭い!?

Follow me!

まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!

一発入札&競りオークションの事例はコチラ