箱根駅伝で気になるバイク?XJ6ディバージョン

駅伝中継仕様のバイクは積載性や安定性向上のため独特のカスタムを施されているケースが多いのですが・・白バイはCB1300であったり、カメラバイクがCB400スーパーボルドーるであったりDN1ベースのトライクであったり・・低速における安定感の高いモデルが多いなぁって・・マラソン系の中継バイクだとBMWのRT系もあったりするよなぁ~って


※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます


その中になぜかヤマハの逆輸入車XJ6ディバージョンの姿が(笑)

なぜ~?っていうかその車種なに~?ってかたも多いと思うのでちょっと解説しときましょう。

XJ6 Diversion 2010年登場のモデルで新車価格:810,000円~ ABS仕様は86.4万円~

FZ6のエンジンをトルク型にチューニングして気負わず扱えるスポーツ性とツーリング向けにアレンジした大型バイク。

と言っても大型のジャンルの中ではミドルサイズに分類され、ビギナーからベテラン(やや年配)まで幅広いライダーに向けた扱い切れる高性能と言うのがテーマとしてあるバイクでした。

MT-07に現在はそのポジションを譲ったというか奪われたというか・・

77.5馬力の出力と、フロント120/70ZR17、リア160/60ZR17サイズといった過剰ではないサイズを設定しており、そのバイクの方向性はマニアックで売れ筋ではないけれども味のあるバイクと言えるモデルです。

スペック的にはスズキのSV650ABSに近い感じかもしれません。

ツーリング向け、のように謳っていますが、リアのカウル形状などからツーリング適性が決して高くなかったはず・・ということでエンジンの特性の扱いやすさでカメラバイクとして抜擢されたと思いますが、おそらくクラウザー製のパニアやリアキャリアなど欧州向けのステーやパーツをアレンジして中継車になっている物と推測されます。

まぁ、特殊装備車両としてワンオフで色々架装されているとは思いますが。

扱いやすさなどの点では、車体下にコンパクトに収められているマフラーなどもデザインのアクセントと車体リアセクションの改造の自由度としてもポイント高いのかも。

排気をまき散らしている感じにも見えにくいし、低重心化にも一役買っている。実際はこのマフラーと足つきの良さの両立のためにバンク角はあまり確保できていないとも言いますがね(^-^;


しかし、ディバージョンのこの顔。

欧州を意識したのか東南アジアでのウケを狙ってのこのヘッドライトなのか・・

テレビでの中継を見てあの変なヘッドライトのバイクはなんだろう?と疑問に思った人も多いのではないでしょうか?

ベーシックなバイクとして定評ではありますが、MTシリーズの影に隠れて目立たないバイク。

よって中古などではかなり安く出回っています。いまだに新車もありますが、どうやら2015年モデルから進化していないというか、下手すれば2015年から売れ残って在庫のままってオチも・・値引き交渉の材料になりそうですね。

新型でメジャーでは無いバイクですが、乗ってみると足つきの良さや取り回しの良さが好評のモデルのようではあります。

バイクとの出会いは一期一会、その時には箱根駅駅伝で見たかも!?ってバイク屋さんで運命の出会いをすることもあるかも?

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です