新型カングーの（非電動）スライドドアと収納とナビのこれから、そして幻の初期装備
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フロントに充実の収納
新型カングーの収納はフロント周りに充実して用意されています。
頭上空間の活用や、ダッシュボード上のスペースなどなど。
ベルランゴやリフターなど、頭上空間の収納を用意する傾向にあるなど、フランス的な商用車の方向性というのは面白い。
リフターでも頭上のスペース、天井収納なんかが推しだったのです。
新型カングーでは２列目の頭上のオーバーヘッドコンソールは装着されず、荷質のスクエアな空間の確保を優先している感じです。
フロントではダッシュボード上に２箇所首脳スペースがあります。
運転席の真ん前の上部、メーターの上に蓋付きの収納があり、開けるとシガーソケットとUSB電源が２つあり。
スマホトーレっぽい溝ももあります。
もう一つはセンターディスプレイの裏にトレー上に彫ってあるところがあります。
特に電源とかはなく、ちょっとした小物やスマホ置き場になるかなって感じの、あまり深くないけど平たくてまあまあ広めのスペースですね。
シフトレバーの下あたりにもトレーがあり、そしてドリンクホルダーとかもあります。
小物を入れておけるセンタートンネルのボックス、アームレストもあり、そして幻の装備もあって・・・
幻の装備はワイヤレスチャージング。
メーカーのホームページの装備一覧には載ってないけど、展示車には付いているといったパターンが発生しているようです。
展示車、試乗車などでもワイヤレスチャージング付きのモデルもあったりしますが、どうやらこれは初期ロットだけの限定装備のようで、2023年３月以降のオーダー分に関しては非装備となる予定だそうです。
この予定、というのが微妙なところで、初期ロットだけの特別装備なようではあるのですが、次に入ってくる６月入荷のモデルでは非装備なようで、その後もおそらく非装備・・・とのことで、煮え切らない感じ(笑)
輸入車によくある（？）のですが、オーダーのタイミングや生産の都合などで装備が若干変更になることもあるので、無いものと思っておいた方がベター、あったらラッキー！くらいの感じです。
ナビの今後
カングーのナビは現在設定はナシ。
今後用意される、とメーカー公式で謳われているにとどまります。
現場では8インチ マルチメディア EASY LINK（スマートフォン用ミラーリング機能）にスマホを接続して使うのが基本系。
8インチ マルチメディア EASY LINK
いわゆるでィスプレイオーディオ的な液晶で、フロントに見えるUSBでスマホと接続して使う感じです。
スマートフォンをUSBポートに接続すれば、Apple CarPlayやAndroid Autoを介して、8インチ マルチメディア EASY LINKのタッチスクリーンにスマートフォンを連携することが出来ます。
スマートフォン内の地図アプリを使用するので、常に最新の地図データを利用
使い勝手としては悪くないと思います。
その他にディーラーオプションで準備中とされているものは諸説あって、ナビユニットを仕込んでディスプレイに表示するようなアルカナなどに採用されるもの、25万円程度（工賃やショートパーツ込みで実勢価格30〜万円）のものをカングーにも用意するかという説とか。
メーカー向けの卸でのみ存在するプジョー、シトロエン、カングーなど
ディスプレイ付き車種向けのナビユニット
高いのに世代の古いナビ、アルカナでの非装着率90％程度と言われる不人気で選ばれないユニット、カングーに相応しくないのでは無いかと、そもそも設定すらムダ！とのことで見送られそうとか。カングーに高いナビなんて・・・との意見もあるとかなんとか。
その他にはパナソニックのゴリラ（gorilla）などのPND；ポータブルナビを用意したりとか。5万円程度の本体と、ポータブルナビとカングーとのセットの専用クレードルなどの準備で10万円前後とかってところでしょうか。
その他に有力なのは運転席間のシガー電源とUSBポートを活用してのスマホのクレードルキットを用意する予定とも言います。
蓋を取っ払ってステーをセットとか、電源の配線だけ出してAピラーの脇にセットか、センターのトレーにステーをセットするかなど検証中のようです。
スマホあるなら8インチのディスプレイと繋がないんかーい！ってなりそうですが、まぁ、別で使った方がApple CarPlayやAndroid Auto上での機能制限なくて色々スマホ本来の機能を使えるので、そういった需要があるようです。
これらのナビ関連のオプションに関しては、ディーラーごとでポータブルナビを用意したり、スマホスタンドをつけたりとか、対応が割れる可能性もなくもないですね。
お近くのディーラーで適宜最新情報を確認しましょう。
まとめ
電動では無いものの、スライドドアは使い勝手悪いってこともない。リフターやベルランゴの重さ・固さに比べればだいぶスムーズで安全に開け閉め出来ると思います。
これだけでカングーを強く推したくなるくらい、ファミリーで使うとかならこっちの方が良い。
逆に大人が趣味のギアとして使うとかならスライドドアが電動でないのは一緒だし、リフターでもベルランゴでも大差ないとも言えそうです。
収納はフロントを中心に充実していて、ナビはスマホ前提の作りで、今後のナビユニットの展開はどうなるかは現時点ではみていです。
ロングドライブ資質が高いし、運転支援も充実しているのでナビも活用しやすいものがセットされれば良いとは思います。
善き車選びを！
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