アウディQ3 1.4TFSI 試乗記 お値段の割に安全装備はイマイチかな?

アウディのプレミアムコンパクトSUVとして、スマッシュヒットしたAUDI Q3、近年のアウディの販売台数に多大な貢献をしたのは間違いのないモデルです。


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2012年に登場、2015年にマイナーチェンジしてエンジン出力の向上とLEDランプ類の装備を充実など進化してきていますが・・・安全装備が、自動ブレーキやアダプティブクルーズコントロールなどのそちら方面の標準装備がない、というか、オプションで選ぶことすらできないんですよね。

今回試乗したのはQ3の中でもエントリーグレードになる1.4リッターターボと6AT・FF・150馬力・カタログ燃費17.4 km/Lの組み合わせのモデル。2リッターのターボに7ATを組み合わせて4WD/アウディではクワトロという呼称の上位モデル・カタログ燃費15.0km/Lもあり、そちらも人気だそうですが、関西・関東などの都市部のエリアだとFFの販売比率が高いそうです。

4WDモデルでは同じ2リッターでも馬力違いで180馬力仕様と220馬力仕様の2種類、馬力が高い方が価格が高く、装備品も良い仕立てになります。

全長 x 全幅 x 全高 4,400x1,830x1,595 mmのサイズは全幅はけっこうありますが、全長は短く、BMW X1やメルセデスベンツGLA とほとんど同じサイズ感です。

室内空間に関しては GLA < Q3 < X1 の順に広い印象です。走行感覚としては1.4リッターターボでも3車の中では一番軽快でパワフルに感じます。実際のところ1.4リッターでも馬力は必要十分で、人数乗って荷物が多くても不足はないと思います。ハンドリングは軽快で、乗り心地も良く、上質な乗用車感覚で乗れるのは素晴らしいと思います。

グレードの違いはアルミホイールのデザインや大きさ、シートなどで差別化されていて、カタログやホームページなどに載っているスタイリッシュな写真たちは上級グレードで、下位グレードの写真はほとんどありません。

1.4TFSIモデル アルミが小さいのでしょぼく見えてあまり公開していないのですよね。


1.4TFSI スポーツくらいになって、ちょっと上級仕様に見えます。
内装はスタンダードのシート布地は非常に安っぽいです。スポーツグレード、Sラインと呼ばれるものを付けたり、レザーにするとしっくりきますが、ファブリックは色や素材や模様をなんとかできなかったのか?とマツダデミオのような国産コンパクトよりもずっと劣ると正直思います。



インパネのデザインはスタイリッシュで良いかと思います。
ですが、ナビのモニターが小さくて遠い感じなので、見辛いです。

操作系はロータリーダイアルと少なく抑えられたスイッチでスッキリ、慣れれば手元を見ずに直感的に使えるMMI・マルチメディアインターフェースと呼ばれるものは良いと思います。

各モデルの価格は
1.4リッターターボ 3,790,000円
2リッターのターボ180馬力 4,690,000円
2リッターエンジン220馬力 5,740,000円(ナビ標準装備は220PS仕様のみ)

ナビは24万円、それを装着するだけで、FFモデルで400万、2リッターターボで500万を超えるイメージです。先進的なLEDのライト類がアウディのウリではありますが、そういったものや、前車追従アダプティブクルーズコントロールではない標準的なクルーズコントロールなどこまごましたものを付けると+100万はさらっと行ってしまう印象で、全体的に標準装備が弱く、オプションが高めに感じます。

冒頭で書いたように、自動ブレーキの設定がない、とのことで、日本での販売ではライバルのGLAやX1、その他多くのラインナップの安全性能の高いコンパクトSUVに流れているようです。

そういった事情もあって、2017年ごろと思われるモデルチェンジかマイナーチェンジで自動ブレーキ追加があるまで、買いではないと思います。

決算時期にFFモデルで100万円・4WDモデルで120万円値引きになったり、販売的にテコ入れのための購入サポートで値引きや低金利適用を用意するなどしているので、安く購入するなら逆にチャンスかもしれません。

自動ブレーキの設定がないA1も同様に値引きは大きめ、A3だと自動ブレーキなど選べるので、早い段階でコンパクトクラスにも自動ブレーキ追加設定してほしいものです。

装備で致命的に劣るところがあって、安全性を伴わないプレミアムではダメ、それでいて値段がライバルたちと変わらないとなるとやはり苦戦するものなのでしょう。

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