3代目 MINI/ミニ3ドア(F56)クーパー試乗記 前編
3ナンバーのミニ
3ナンバーになってしまったMINIですが、やはり人気モデルには変わりはないようです。
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デザインはしっかりとミニ、しています。
おしゃれな雰囲気のかわいい印象なんですが、男性が運転していても違和感のない素晴らしいデザインだと思います。
売れ筋モデルのクーパー 1.5リッターターボモデルに試乗しました。
ミニしている狭さ
2014年のモデルチェンジでボディサイズのアップと車重40kgアップとなって3ナンバーになってしまって果たしてそれでミニと言えるのか?と大論争を巻き起こした?新型のミニですが、全幅が1725㎜と5ナンバー基準から25㎜幅がオーバーしているだけ、ボディの片側で1.25㎝のオーバーですから大げさに騒ぐほどのビッグボディではありません。
クロスオーバーやクラブマンの全幅1800㎜の方がはるかにワイドで、ワーゲンゴルフやBMW3シリーズなどと同じ数値と言う方がよほどインパクトがありますね。
全幅と全長による全体的なボディサイズの増加で、運転席と助手席の距離が数㎝か間隔が広がったように感じ肘がぶつかることが少なくなるかも、というのと後部座席のスペースが若干広がり、ラゲージルームも先代ミニよりかは広がっています。
5ナンバーの5ドアの標準的なサイズのワーゲンのポロや、ホンダフィット、トヨタアクアなどの一般的な車以上に快適とは言い難く、後部座席の快適さを重視する方はミニ5ドア(F55)をオススメしたいところです。
下手すればハイトール系の軽自動車よりか全然狭いです。
ミニの走りのグレードアップ
先代までのミニは1598ccの4気筒エンジンにターボ有る無しがポイントでしたが、今回の新型ミニはどのグレードでもBMWと共有となるターボ登載エンジンで、排気量の違いがポイントです。
全てATモデルでの比較だと、ONEの1198cc・3気筒ターボ/燃費19.2㎞/L、クーパーの1498ccc・3気筒ターボ/燃費17.9㎞/L、そしてクーパーSの1998cc4気筒ターボ/燃費17.6㎞/Lとなっています。
出力も燃費も向上、日本における税金の区分にも合っています。
燃費性能ではクーパーSの燃費がかなり良くなっている印象です。
マイルドだけどレスポンスも良い
クーパーに試乗した印象では、ターボの効きがマイルドで全域でのパワー感があるように感じました。
アクセルを素早く踏み込んだ時の反応も良く、背中を強く押されるように加速します。
正直なところ、1.5リッターターボの性能であれば、ほとんどのドライバーにはクーパーSは要らないんじゃないか?とすら思えます。
ミニONEでもターボ付きでエンジン性能に過不足は感じませんが、標準装備品が少なく質素な印象で、ミニのスタイリッシュ差が若干スポイルされているように感じます。
装備品の充実や差額などを考えるとクーパーSも良いですが、同じくらいの装備に条件を整えるとクーパーとは20万円前後の違いに落ち着くと思うので、クーパーがオススメ、と言えます。
重いステアリングのゴーカート
ハンドリングはかなりクイック、FFなのにゴーカートのようにグワッと車体の向きを変え、重いパワステと共にスポーツカー風味を醸し出しています。
乗り心地も割とハードです。リアの揺れが激しく、かなりの突き上げを感じますが、高速道路を走るとビターっと安定する味付けです。
リアの硬さも峠道を走る時にもほど良い踏ん張り感になるので、スポーティな味付けだと乗り心地を許容できるかどうか、試乗が必須の車と言えます。
ブレーキの効きは初期の踏み込みに対して反応が良く、コンパクトカーとしてはかなりしっかり効くブレーキだと思いますが、人によっては過敏に感じてカックンブレーキ気味になるかもしれせん。
特に夫婦で休日は主人が、平日は奥さんが、といった使い分けをする場合には二人で交互に試乗して、乗り心地やブレーキ、ハンドルの操舵の重さなどをしっかりと確認しましょう。
国産車しか乗ったことない方には衝撃的な乗り心地りかもしれませんが、これでもモデルチェンジのたびにマイルドになってきているんですよね。
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
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