目が細くて背が伸びたデミオなのか? CX3試乗 走り編


CX3の成り立ち

2015年2月に登場したブランニューモデルCX3、にディーゼルエンジン1機種のみ、6MTをラインナップするなどマニアックな設定で話題になって人気が出ているようですね。

マツダのSUVといえば2012年の登場から大ヒットモデルとなったCX-5がありますが、そのコンパクト版、プラットフォームはデミオと共通しているので、大きいデミオ、と言った成り立ちです。

コンパクトSUVと言うカテゴリにはなりますが、プレミアムコンパクト、と言った一面も備えているCX3XD・FF・Lパッケージ、オプションテンコ盛りの最上級仕様と呼べるものに試乗しました。

CX3の全高は1550㎜


全長x全幅x全高:4275x1765x1550mmと幅はややありますが、ルーフの高さは1550mmで機械式駐車場にも収めることができるサイズ設定になっています。

カタログやサイトのイメージビジュアルでは18インチのアルミホイールでまるでコンセプトカーのままのようなデザインを推していますが、16インチのベーシックなモデルもあります。

冬季にスタッドレスを用意する必要のある方は16インチを選べるということもポイントかも。

Premiumコンパクト

ヤングファミリーや、子育てを終えて少しコンパクトなクルマに乗りたいミドル~シニア年代においても1台で色んな使い方をカバーできるクルマ、大型車ではないけどプレミアム感があって先進性と安全性が高い、と言う部分がセールスポイントです。


新車価格は237~302万円;+オプション代、デザイン重視でデミオと同じようなインパネではありますが、合皮や本革の内装のグレードは高級感があります。

デザインの弊害として、後部座席の窓が高い位置にあるので、後方と斜め後方の視界があまりよくないですね。

使い方をイメージしておいたほうが良いのはリアシートの使用頻度と荷室空間の使い勝手について、常に4名乗車の方はCX-5でないと厳しいかもしれません。

後は大型のベビーカーを積むとかに対応できるかは現車で確認しましょう。

パワフルなディーゼル

1.5Lディーゼルターボというデミオと同じものを搭載していますが、6ATも同じです。

デミオに比べて重くなった分のチューニングの変更としてトルクを2㎏増強しています。

エンジン音はディーゼル特有のものではありますが、2015年末に年次改良され、それまでオプションだったナチュラルサウンドスムーザーが標準になってエンジン音がやや静かになっているとのこと。

室内での騒音はデミオに比べるとだいぶ良くなってはいるように感じます。

街乗りではやや固い足回りですが、峠や高速では良いフィーリング、乗り心地の硬さはアルミが18ンチであることも要因と思われるが、ベースグレードが履いている16インチでちょうどいいのかもしれません。

4WDの設定もあり、必要な時に自動で4WDになるタイプで常に後輪に駆動力を少しかけているオンデマンドタイプで、雪国などであれば必要に応じてチョイスしてもいいかもしれません。

ディーゼルは燃費は良いけどちょっとうるさいか


燃費性能はデミオの26.4km/Lに対して、CX3は23.2km/L、一回り大きなCX5は18.4㎞/Lなので、ベースとなる性能は結構高めです。

街乗りでも15㎞/Lくらいは走る印象で、軽油の燃料代の安さもあってサイクルコスト的にコンパクトSUVとしては優秀と言えます。

ライバルとなるのでホンダヴェゼルのハイブリッドモデルか、輸入コンパクトSUV、と言ったところになりまそうです。


ただし、ヨーロッパ製のコンパクトSUVと比べると、遮音・静粛性能において負い目があります。

マツダはエンジン音を車内に聴かせるチューニングをしている、と言いますが、CX3のそれは騒音の方が多いです。

乗り心地や静粛性、快適性では輸入SUVには及びませんが、安全装備などについては一通り着いていて、内装の見た目の質感などはかなりレベルが高いと思います。

ぜひ実車を見て、欧州車と比較してみてください。


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