新型ステップワゴン(2022)プレミアムラインの3列目とラゲッジを画像・寸法多めで解説してみる
1ページめからの続き、ラグレイトやオデッセイを抜き去りホンダ史上最大の室内の広さを実現したという新型ステップワゴンの3列目、インテリアの質感やスペースなどをまとめていきます。
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3列目でも高級感
プレミアムラインがどうなるのか?私の事前のスクープ通り、3列目まで一周スエードを貼り付け、スライドドアとダッシュボードにはステッチ入りになる、といった感じに。
以前のブログでも取り上げたとおり、リアの3列目にかけてもスエードを貼っている感じになっています。
3列目のレザー使いの感じはこちら
3列目周りにはステッチ入のスエードとはならないものの、水平に走るレザーが高級感を演出しています。
ドリンクホルダーにUSBポートなどの現代的な装備ももちろんありますね。
3列目シートもプライムスムーズとスエード調のツートンシートで高級感があります。
シートを床下に収納していても、スエードのパネルは華やかさを添えてくれますね。
3列目でも十分に高級感を備えているのがわかります。
3列目のスペース
3列目の足元空間は2列目シートのスライド状態に依存します。
2列めをスライドでかなり後ろにすると3列目は狭い。
そんなことは当たり前なんですが、新型ノア・ヴォクシーに比べてどうなのか?ってところですよね。
実際にはノア・ヴォクシーに比べてシートの作りが全体的に少し大きいのかな?ってのがあります。
特に3列目はノア・ヴォクシーでは収納性を優先してかなり小ぶりに、薄型に作られていて、それがそのまま着座感に出ているような感じがあります。
跳ね上げ型で2列目スライドを大きく取る、というスタイルでの一つの完成形とも言えるのですが、座り心地面では悪化していて、2列めを最優先で作ったというのがわかります。
実際のところ、使用頻度の高さに合わせてのコスト配分・スペース配分であるので仕方が無いのですが、多人数乗車が多く3列を使い切るケースではステステップワゴンの方に分があるように思います。
2列目シートのヘッドレストも少し低くワイドな造形で、3列目に座った時にあまり前方の視界が遮られないような感じもあります。
2列目シートのヘッドレストは頭部へのフィット感やサポート感も特に悪い感じもないし、視界の邪魔にもならない、なんなら横に大きくて頭部を回り込むようにサポートしている感じもあって高級感すらある、と言ったら大げさでしょうか。
シートの配列によっては3列目とスペースに融通が効かせられる感じですので、狭くもないし、3列目も座り心地はある程度確保している感じなので、ノア・ヴォクに対して優勢かもしれません。
3列目と収納スペース
3列目シートを使うかどうかで荷室アレンジとのバランスが決まります。
3列目を収納するとフラットな荷室で整った形の収納スペースとなります。
そのかわり、床下の収納のようなスペースはなくなります。
新型ノア・ヴォクシーではシートを左右に跳ね上げている分、床下のスペースが残り、収納スペースを深く、大きく確保している感じです。
ステップワゴンにおいては、3列目を立てると深い収納が現れる感じです。
深さはけっこうあります。
ただ、このステップワゴンの収納全体で気になる所があり、正直横幅が狭い。
タイヤハウスの張り出しは仕方が無いとしても、割と全体的な幅が狭い感じです。タイヤハウスの後ろ、バックサイドを抉り取ってない感じですね。
3列目を格納している時の高さは120CMくらいで、床下を使って高さ150CMくらいでしょうか。
そして幅が120CMくらいとかって感じです。
実測値を参考にしていますが、測定誤差があるのと、プロトタイプなので正確な数字にもならないのかもしれません。
そう、スノーボードやスキーなどの長尺物を積み込み難い形状、作りなんですよね。
もう少しサイドをえぐっていれば、横に短めのスノーボードの板を積めそうなのに、惜しい。
シート下やシートの間に滑り込ませようにも、シートのフレーム、固定のアームなどでかなり下が狭いのもあって、ウィンタースポーツギアとの相性が悪そうでもあります。
本邦初公開?シート下の画像とかもあって…
誰もそこを撮らないよねってところです。3列目のシートのフレームを後ろから撮ると、隙間が見えるものの、その先にはシートを支えるフレームがあり、物を通るには厳しい。
そして、2列目のシートの真下は、ふさがっています。
ラゲッジフロアからツライチにカメラをセットして前方向に向かってシャッターを切ると、前が全然透けて見えないんです。
シート下にくぼみがあって隙間を通せるのか~と思いきや、シートのフレームで完全に塞がれている感じですね。
ウィンターギアとの相性は悪いそうです。
ちなみに、新型ノア・ヴォクシーではスートのフレームの隙間に物を通しやすい部分があるので、スノボを通せるかもしれない、というのがあってスノボエクスプレスとしても良さそうとまとめています。寸法も測っているので良ければ参照してください。
ラゲッジの幅に関しても、ノア・ヴォクシーの方が広く145cm程度はあり、ステップワゴンは不利。
収納スペースとしては、ステップワゴンの完成度は微妙となりますね。
まとめ
ステップワゴンの3列目シートの周りの高級感、着座感は良い。
しかし、荷室のスペース的な面では正直ノア・ヴォクシーと比べるとかなり劣る。
特にスノーボードやスキーなどの長尺物を積み込む時にはかなりのビハインドがありそうです。
乗員を優先か、積載性を優先するかで評価の軸が変わります。
新型ノア・ヴォクシーと比較する機会も多いでしょうが、用途を明確にして検討するのが良いでしょう。
もし購入検討しているのであれば、(2022年2月時点では)どちらの車種でも納期がかかるため早めに動き出しましょう。ステップワゴンに置いては発表/発売前にすでに工場出荷5ヶ月以上と鳴るなど、2022年5月下旬と言われる発売日を待つと年内納車に間に合わせるのも難しくなるなどの超長納期となることも考えらますし、ノア・ヴォクシーでも一部グレードでは年内が厳しくなっているなどもあるので、お早めに。
納車までの対応もディーラー・販社・地域により異なるので、しっかりと確認をしましょう。
納期関連の情報など
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
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