Vクラス2022値上げ、純正キャンピングとVIP仕様は1000万超えのマイナーチェンジ
憧れの激レア高級純正キャンピング
以前にもブログで取り上げたことのある純正キャンピング仕様もランナップするメルセデス・ベンツVクラス。
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全長×全幅×全高:5140×1928×1980㎜ ポップアップルーフ展開時は全高2839㎜
お値段は846万円…当時はスゴイ高いけど、純正でキャンピング仕様を導入して頑張っているなぁ~と思っていたものの、今回:2022年2月:マイナーチェンジで価格が…
10,160,000円になります。
1000万円超えてしまった… 数年で170万円値上がってしまったんですよね。
Vクラス2022のマイナーチェンジでエンジン・オートマの改良
ちょくちょくマイナーチェンジやモデル追加をしているVクラス。
マイチェンの度に基本的な装備のアップデート・モデル追加が有ったり知るのですが、ついでに価格改定が進んでいるとかで地味に値上がりになっていたりもします。

今回の一部改良はエンジンとトランスミッションの変更などで現行の他のメルセデス・ベンツのラインナップと同等にアップデート、中身の進化ですね。
全モデル直列4気筒 2.0リッターディーゼル:1,949ccと9速AT搭載となっています。
最高出力120kW(163PS)、最大トルク380Nmとなっています。
走行燃費 WLTCモード:12.8km/L~13.2㎞/L

マイナーチェンジ前の旧型の2,142㏄高出力120kW(163PS)/3800rpm、最大トルク380Nmで7Gトロニックという7速AT、WLTCモード:11.4km/Lでした。
排気量の区分が変わって毎年の税金が5,500円安くなるのがメリットでしょうか…
1.5リットル超~ 2リットル以下 | 39,500円 |
2リットル超~2.5リットル以下 | 45,000円 |
排気量の適正化とオートマの多段化って、重量・サイズのある車体であっても1割程度は改善できるのだな、と歩みを止めていないと言うことですね。
長いボディ、しかし、デュカトの登場で和らいだ
全長 標準4,905-ロング:5,150・エクストラロング:5,385 mm x 全幅 1,930 mm x 全高 1,930-1,960 mm
ボディの長さを3段階で刻んでいて、一番長いモデルで5385mmで、キャンパーベースになっているのが5150mmのモデルです。

スゴイ長いラインナップで巨大だからキャンパーベースになるのだと思っていたら、2022年のキャンピング業界のビッグニュースでフィアットデュカトの正規導入というのがあってVクラスが巨体ではなくなるような価値観の変化が訪れるかも?しれません。
デュカトは幅は2Mだし、全長も5.4Mスタートで、6M近いモデルまであるし、吊るしのベースグレード(2人乗りかもしれませんが…)500万円を切る価格で安い?ので、輸入車のキャンパーベースとしては新しい時代が幕を開けそうとも言えるかも。
セレブ的な装備の充実?
前席にはシートとシートヒーティングに加えて乗員の接地面の蒸れを防止するシートベンチレーターも備えて快適性を向上しています。
価格帯、メルセデス・ベンツというブランド的にシートベンチレーションくらいは付いていて当然と思っていたら、付いてなかったんですよね。
国産のSUVでなら300万円台からでも無いこともないシートベンチレーション。比べるクラスではない所でもオプションにあったりするものの、つけようと思えば後付も出来るし、決め手になるわけでも無いのですが、あると快適です。
ラグジュアリーな感じのものでは冷蔵庫とか。
運転席と助手席の間には、3.2Lの容量がある冷蔵庫付きセンターコンソールがエクスクルーシブ ロング プラチナスイートというグレード;仕様に付きます。

シートバックテーブルやセンターコンソールにイルミネーションなどがあり、高級感を演出しています。
ジャパニーズミニバンでは300万円台で用意のある(2回目)オットマンもあります(笑)

引き合いに出すのならアルファードになるのでしょうが、高級感・着座感は良さそうです。
Vクラスの価格帯
840万円~1016万円
- V 220 d:8,400,000円
- V 220 d アバンギャルド ロング:8,660,000円
- V 220 d アバンギャルド エクストラロング(受注生産):8,920,000 円
- V 220 d エクスクルーシブ ロング プラチナスイート【新設定・受注生産】
12,050,000円 - 【ポップアップルーフ】
V 220 d Marco Polo HORIZON:10,160,000円
グレード構成は上記のようになっていますが、販売台数がさほど多くもなく、そして受注生産が2種類。
更には、ボディカラーも受注生産だらけで、なんとかして有償ペイントに持っていこうとしています。

メタリックカラーの価格は153,000円~となっています。輸入車の有償色はお高いですよね…

一番高いと217000円です。
ちょっとホームページなどで姑息に見える部分があって、ソリッドカラーの無償色を もっと見る の中に隠していたりします。

受注生産でソリッドで無償なのあるんじゃん!ってなるかも?
1000万超えのグレードを主力にしているので、追加の数十万に目くじら立ててもねぇ~って思うものの、なんだか解せぬ。
まとめ
メルセデス・ベンツというバッジを備え、大きな車体、ラグジュアリーの象徴でもあり、内装も豪華に仕立ててオットマンに冷蔵庫とか、5人就寝可能なメーカー謹製キャンパーもランナップし1000万超え、高級車・高額車に分類されています。
さらに本格キャンパーに換装するためのベースになったり、高級な車中泊車にしたり、走る応接室にしたり、使い方のイメージを掻き立てるクルマでもあります。
エンジン・ミッションの進化で燃費も向上したので、長距離ドライブへの適性も上がっているし、デジタルインナーミラーも標準になったり、地道に進化しています。
価格の上昇幅が大きいのはココ最近の自動車業界全体の傾向でもあるし、Cクラスでも最低価格が650万を超えるなど高価格化ブランドの筆頭でもあります。
多く選ばれるクルマでもなく、台数を稼ぐクルマでもないものの、日本でキャンピングカー的なミニバンでの選択肢が充実していくのも良いことかもしれません。
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