3列目はペラペラだけどピタッとハマる・新型ノア・ヴォクシーの跳ね上げは完成形?

希少な?新型ノア・ヴォクシーの展示車を3台ほど確認して来ました。各機能や使い勝手を色々取り上げて解説してきたりしています。


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2022年1月13日発売開始のフルモデルチェンジ版新型ノア・ヴォクシー(Toyota New Noah /New Voxy)の3列目シートのインプレッションをブログで解説していきたいと思います。

3列目のコンセプト

運転席と助手席に関しては着座感は悪くないものの、インテリア全体にはあまり高級感はなく、デカめの液晶が高精細でキレイなのに目くらまし合っているだけとも言えなくもない作り。

今回の2022年の新型ノア・ヴォクシーのモデルチェンジで特等席は2列目シート押しです。

13~15万円のメーカーオプションにはなりますが、快適利便パッケージを組み込むと2列目シートにまでシートヒーターが付き、オットマンまで付いてきちゃう。

乗り込む時もユニバーサルステップなる格納式の踏み台もメーカーオプションで用意されるなど、使い勝手を良くしています。

エントリーしやすく、くつろげるスペースの確保など作り込まれている。

ロングスライド機構で足元も広く確保できるなど2列目優先。収納して跳ね上げた3列目シートに食い込むくらい後ろに下げることが出来て、頭の真横に座面の裏と土台のアシが来ます。

そう、スライド機構がために3列目シートは相当割り切っているようにも思える完成度だったりします。

3列目は結構割り切り気味で2列めを優先する裏テーマがありそうだなって、きっと実車を見れば思うかもしれません。

3列目の薄さと収まりの良さ

3列目シートは各メーカー・各車種で完成度は違ったりします。

ホンダ新型ステップワゴン(6代目)では3列目シートの座り心地を良くして座面を少し大きく、そして床下収納でクオーターウィンドウを遮らず、格納時のスッキリさを発展させたものになって登場予定。

以下はステップワゴン5代目のサードシートで、左右独立して収納できて、シートを立てて座れる状態にしてあれば、その格納部分にスペースが出来て荷物が入れられるという設定で、6代目の新型ステップワゴンでもこの仕組を踏襲していくものと思われます。

5代目ステップワゴンのサードシート格納

格納するシートという路線は3列シートのSUVなどにたまに見受けられたりするものの、左右に跳ね上げて収納するケースも多いです。

そして3列目シートを跳ね上げると、クオーターウィンドウが塞がれ気味になり、

そして荷室の上部への張り出しが気になったりするものです。

・・・おやっ?荷室への張り出し具合はそうでもない。

しかし、クオーターウィンドウが塞がれているのは間違いない。むしろ、積極的にクオーターウィンドウを潰しに行くくらいの勢いで、埋め込みに掛かっている感じで、それも狙いでなんとかはめ込もうと作られているらしい。

3列シートの作りに関してもかなり小型化、座面も小さくしていて正直ペラペラ、収まり重視の設計。

下のサードシートの跳ね上げのイメージですが、70系から80系への進化を表したもので

70系→80系フルモデルチェンジ時のサードシートの設計変更
90系もこの路線で小型化している

今回の80→90系のノア・ヴォクシーへのモデルチェンジでも更にこういった3列目の小型コンパクト化による収納状態における荷室容量への影響の少なさを狙っています。なんならガラスに食い込み視界が悪くなろうとも、室内への張り出しを抑える方向に振り切っているくらいのモノ。

2列めを大きくスライドして下げるためであり、3列目は優先順位をガッツリ下げた結果のようなもので、ピタッと窓枠にハマることに心血を注いで作られています。ある意味跳ね上げタイプのサードシートは今後このタイプが増えていくのではないか?とある種完成形とも言えるようなレベルかもしれません。

3列目はスライドナシ、着座感とスペースは?

3列目シートの格納、展開はワンタッチであり、ホントにワンタッチ。なんのコッチャと思われるかもしれませんが、ワンタッチで跳ね上げれても、最後にフックやバンドを引っ掛けないといけない物も多かったのですが、押し込めばカチッと収納されます。展開のときは最後に背もたれ部分を起こすのを入れればツータッチかもしれませんが、椅子をおろして下の金具にハメるのまではワンタッチです。

荷室のラゲッジ側にレバーがあり、カチッとハマるし、レバーを引けばロックは解除され、シートを立てる状態になっていきます。

下のフックに向かってアシ・土台が開きながらガッチャンとなる

展開も格納もバネのチカラのアシストのようなものがあり、軽い力で出来ます。

サードシート展開

三列目シートはあまり座り心地が良くないし、今回のこのモデルでは割り切ったな、と思われる部分です。

今回のモデルチェンジでは座面の高さを抑え、小柄な人や子どもなどがより楽に座れるように配慮したとは報道発表的には聞こえよく言いますが、ものは言いようって感じです。シートを小型化してスペースを稼ぐ方向にして、子供や小柄な人向けのエマージェンシーシートに格下げしたよってのを良く言い換えればラクに座れるように配慮したってセリフになります。

ただ、シートは小ぶりで平板ですが、3列目でも頭上や足元の空間はそこそこあり、2列めともスペースの調整をして融通し合うのやりやすいです。

3列目の評価はマーケティング的になんとなく納得性のあるワードに印象を引っ張られないように注意しましょう。

3列目は割り切って小型化、大人が座ることを前提にしておらず、どうせ跳ね上げ式にしてクオーターウィンドウの視界が悪くなるのであれば、むしろそこを潰してそこに埋めて収納するくらいの勢いでシート作っちゃおう!ってのが裏テーマにありますね。

3列目でも空間はある

3列目シートへの乗り込みもまずまず。サードシートのスライド機構はありませんが、リクライニングはあります。

シートを跳ね上げる時のレバーはシートの後ろの下側にあります。

跳ね上げたらクオーターウィンドウ目掛けて投げ上げるくらいでカチッとピッタリハマって収まります。

2列めを下げすぎると干渉してシートの上げ下げが出来なくなります。

サードシートの土台の足、シートの裏の形状など、2列目シートのスライドでブルからないように形状を作り込まれているのもわかりますね。

2列目シートはシートベルト埋め込み型シートで肩部分に盛り上がりがありますが、干渉しないように裏に逃げが作られているのです。

まとめ

割切りタイプの3列目シートの作りですが、荷室のスッキリさであったり、2列目シートのスライド量を稼いだりと、一般的によく使う2列目シートへの貢献が大きいのが特徴です。

3列目シートをヘビーユーズする予定であれば、シートのサイズや作りに納得できるか・我慢できるかを検証したほうが良さそう。

小学生での野球やサッカーなどのクラブ活動で、近所の子を載せたり荷物を載せたりなどでの使い方であればベストかも。

たまの帰省や3世代で旅行などで高齢者を3列目に、だと不平不満がでるように思います。

実車での確認をされるのがベストですが、販売開始すぐでは展示車・試乗車が少ないこともあり、それもこれも半導体の生産遅れからの工場操業停止・生産遅れなどもろもろ影響しての納期の遅延などあります。

あとはハンズフリーストップドアや、パワーバックドアの使い勝手も3列目との相性としては検証しても良いかもしれませんね。

ライバルとなり得る新型ステップワゴンはノア・ヴォクシーと同じようなサイズ感ながら外観や内装などで外観・内装などコンセプト的には違っていて比較も面白いのかもしれません。

納期の問題も2022年はまだまだつきまといそうではありますが、新車の発表は続くし、車選びも永遠に続いていきます(笑)

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