VXなら納車早いは本当か【新型ランクル】納期情報(2021/8)
新型ランドクルーザー300系のオーダーの約9割を上位グレードのZXとGR-Sport で占めている問題。
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そのオーダーのうちさらに細かく見ていくとZXのプレシャスホワイトでJBL12.3ナビがかなりの割合を占めているとのこと。
投機目的、転売目的、輸出業者に即時売却など、800万円の車が転売ヤーのターゲットになっているのは既報の通りです。
トヨタとしても誓約書の記入など対策を行っていますが、納期は一年以上(2021年8月時点)と公式サイトに発売日と同時に上がる始末です。
その納車の時期などについて独自情報をもとに解説していきます。
納期一年以上と言う目安
さて、トヨタ公式ホームページの新型ランドクルーザーページでは、納期の案内について一年以上となっているのですが、実際のところどうなのか?
ディーラーにあるデータベースにて全車種の納期の目安情報と言うのがあり、そこにはランドクルーザー全グレード納期未定、となっています。
そのデータベースはおよそ月2回更新されることになっていて、例えば発売当初から納期が長いと評判のRAV4PHEV(PHEVだけ納期長い)だと、8月上旬発注で12月工場出荷となっているので、12月末か2022年1月納車となる、などの情報があります。
プラドの70周年限定車などであれば完成済み車がディーラー、または販社の倉庫などにあれば即納だったり、新型アクアとかだと在庫はほぼないけども工場出荷が8月末など情報が共有出来、ほぼ即納可能など判ります。
ランドクルーザーは納期未定となっていますが、実際の現場に降りてきている情報や、過去の事例に照らすなどで独自に納期の予測・判断などもしているもよう。
工場のライン調整などで増産のメドが立っているものの、日本向けにどのグレードをどの台数などの調整中という扱い、月産何千台体制で公表するかも調整中のようです。
コロナの影響が日本国内だけでなく世界的に再拡大するなど海外の部品工場などの不確定要素も多く、確定的な納車時期は明言できないこともあり、本来なら現状の受注の集中ごときは4カ月~半年で片付くけども、とりあえず、未定・1年以上と言っておいた方が安パイとのことで、未定扱いになっています。
ちなみに一部のメディアなどが納期2年とか4年とか、もはやマイナーチェンジ入るくらいまで納期かかるんじゃないの?と納期の長さを煽っているケースもありますが、それは月産生産台数が非常に少ない時の情報を元に、具体的には2021年の8月と9月の納車台数が1000台程度(2カ月で千台)、という情報を元に2万台のオーダーなら40カ月(3年4カ月だが4年に繰り上げ)かかるというネタ的な要素でバズらせようと見積もった納期○年なので、真に受けちゃダメよ。
VX・AXのオーダーなら○カ月短縮可能…かも
では、グレード毎に納期の違いが有り得るのか、という所も気になりますよね。
基本的にはグレード別の納期の差はない、と言うのが表向きの情報。
ZXが転売ヤーの対象になっていることも踏まえて、ZXに関しては長期間の納期が見込まれる体で、長い納期なんだからキャンセルしてもいいんですよ、と怪しい人には案内しているとか(笑)
納期が長過ぎると需要が移り変わる可能性もあり、転売ヤーとしては利益が出ない、損失を抱える可能性も高まります。
そんな中で、現状販売当初では不人気?となっているVX、AXに関しては、確定ではないですが、ZXやGR-Sよりも1~4カ月程度は納期の短縮が見込まれるのではないか、とのこと。
ちなみにオーダー入れた順番なんてものはトヨタにしかわからないものだし、SNSで納車報告上げないでね、なんていう簡単な口止めと約束で早期の納期がグレードによって、と言う事はあります。もちろん、転売目的でないZX以外を優遇とは炎上要素になりうるので口が裂けてもメーカは認めないでしょうけども。販社によって現場判断という事が…みたいなところが落としどころでしょうか。
GXなども本来は低価格の受注生産グレードとして、3~4カ月程度の納期で売り渋るはずのグレードだったのに、ZXを中心に受注を2万台ほど集めて納期1年に巻き込まれるのは困っちゃってるというのもあります。
決してGXはビジネスグレードと言うわけではありませんが、本格的な4WDが生活のために必要な人(日本で言えば豪雪地域など)へのニーズには応えるべく一応ラインナップにはあって、転売リスクは低めの車、欲しい人に早期に渡っても問題が無いようであれば、納車が早まることも有ります。(地域や相手によっては年内に納車とか)
VXに関しても、ZXに準じた先進運転支援LTA:レーントレーシングアシストが備わりレザーシートも装着され、価格はZXのガソリン730万に対して100万円ほど安く、630万円からの車。
VXグレードは、ある意味お買い得で、普通に考えれば中間グレードでお得な部類・売れ筋に入るはずだったりしました。
新型ランドクルーザー300系がどうしても欲しい、グレードにはこだわらない、ガソリンV6:3.5の415馬力が欲しいんだ!と言う方は納期も含めてディーラーに相談してみても良いかも知れません。
※ただし、このブログで見たからって参考にして交渉しても、お住いの地域や販売会社、担当営業スタッフさんの判断であったり諸々の事情で納期に関しては早くなると確約できるものではありませんのであしからず。
VX購入の注意点・ZXとの相違点
納期がもし早くなるのなら、VXにオプション多数載せてZX風に仕立てて乗り出せばよいのではないか?と思う方もいるかもしれません。
しかし、ZXとの100万円の差額をオプションで埋めようにも、そもそもオプションの選択肢がない、と言うのもあります。
まず、20インチの設定がなくオプション選択不可。フロントのバンパー周り、ヘッドライト下の造形も結構違い、ZXの高級感には及ばないものがあります。
フォグやバンパー周りのメッキ加飾も違いますよね。
内装に関しても、レザーではあるものの、VXグレードではベージュをチョイス不可となるので、ベージュレザー人気の現状ではブラックは下取りでやや不利になります。
アルミに関しては、モデリスタの21インチアルミを履かせることも出来なくもないそうで…
GR-SPORT以外は約50万円で21インチに出来るみたいです。やる人いるかは謎ですがね(笑)
20インチの純正アルミを履かせてZX仕様、みたいにも出来なくもないですが、純正パーツとタイヤだとやはり40~50万円くらいの4本セットのアルミセットになってしまうそうなので、やるメリットは無いのかもしれません。
さらには足回りの電子制御においても、ZXとGR-SにのみAVSが付きます。
アダプティブバリアブルサスペンションシステムで、車体の傾きや路面の荒れに応じて減衰力を自動調整し、コーナーの安定感、乗り心地の良さをコントロールするものです。
コーナリングにおけるロール制御がVX以下は備わらないため、乗り味も異なってきます。
上質な乗り心地を味わうためには、ZXを選ぶ必要があり、オプションでどうこうできるタイプの装備ではないので注意しましょう。
ZXとGR-Sで選べるJBLナビTコネクト付きであれば、道路情報・位置情報からさらにコーナーを予見して電子制御で姿勢をフラットに保つことも出来るようになります。
ナビに関してもチョイスできるグレードに差が出ます。
ZXではJBLの14スピーカーサラウンドのTコネクトナビが選べる・しかし価格が高額で457,600円するのに対し、VXでは10スピーカになったおそらくパイオニアかどこかのサラウンドシステム+Tコネクトナビで375,100円と中途半端に高額なのに微妙に見劣り感があります。
ハッキリ言って差額10万以上の価値の差があり、JBLが圧勝で価値があります。それ以外のナビ・オーディオは正直下取り・買取の価値的に無に等しく、売却や乗り換えの時に損をする可能性がありますね。
ちなみにリアシートエンターテイメントシステムをVX以下のグレードではチョイス不可ともなり、VXでは価値の高めようがないというのがありますので、ご注意を。
素人考えでVXにちょっとオプション付けたら下取りや買取良くなって、転売に使えるんじゃね~なんて下手に手を出したら、大損ぶっこくのでホントに止めた方が良いですよ。忠告と言うより助言のつもりです。
VXを選ぶという事は、ハイスペック(415馬力のエンジン)で上質なもの(レザーシート)をそこそこの高額でありながら、18インチで走破性を担保した上質な質実剛健さを割安に手に入れるという事です(←意味不明かよ)
VXの残価設定
新型ランドクルーザー300系はメーカーの設定する残価設定の高さもかつてのランドクルーザー200系を上回る高水準であると評判です。
ガソリンモデルでは3年後に70%の残価、5年後に56%の残価と言われています。
では、VXでは残価設定はどうなるのか??
イヤ、同じでしょ、と思った方は正解なんですが…
+αがあってちょっと違います。
2021年現在ではZXのベージュ内装が下取り・買取ベストグレードと言われています。
現在の世界情勢や経済状況が大きく振れなければ、おそらく3年後に70%以上の価値になります。最大で76~84%程度の価値が付くことも有り得るし、なんなら買取業者によっては買ったときよりも高く買い取る、売れるという事も起こり得ます。
VXではそれは起こりません。どう世界線が分岐しても、VXがZXよりも価値を高める可能性はほぼゼロ。ZXだけリコール出しまくって販売停止になるとか無い限りは無いでしょう。実際そうなったらなったで、ZXなら逆にプレミア付く可能性すらありますが(笑)
VXでもディーラーローンで残価設定で購入すれば、3年後に70%で買い取ってくれるでしょうが、それ以上になる可能性は今のところ低いという事です。
グレード選びは大事というハナシ
ではZXではどうなるのかと言うと・・・残価設定が3年で70%なので、1年後にディーラーでお願いしたら90%で買取・下取りとか、2年後に80%で買取・下取りとかも可能なのか気になる所です。
現時点で公式には言えないけども、ZXのガソリンモデルなら、おそらく可能ではありそうです。(購入方法・販売員・ディーラー・販社・地域によるでしょう)VXでは1~2年内だとしてもそこまでの%の提示が有り得るかは微妙。3年後の残価清算まで待った方が良い可能性があります。
1年後に輸出転売でなく、ZXの日本正規販売者をディーラーに入れるのであればむしろトヨタ的には歓迎されそうでもあり、現状の需要がある程度続くのであれば、納期を待つのが嫌な方へのワンオーナー保証付き販売で2度儲けることが出来てウハウハ、とも考えられます。
一例としては、ZXにJBL装着で800万+諸費用で販売した車を、約700万で下取りして、750~780万+諸費用でディーラー系中古として再販とかも有り得るってことですかね。
ZXは日本で再販する時にも豪華仕様で走りの装備も充実しているとして人気は高く維持されそうなこともあり、グレード選びは大事ですね。
ただ、トヨタブラック(誓約書に反しての売却)との兼ね合いもありますが、買取業者を探して買取依頼をした方が売却額高く出来る可能性もあるので、参考まで。
VXの購入は、もしかしたら納期の面でメリットが生まれるかもしれませんが、売却までの出口戦略を考えるとなると、ベストグレードではないかもしれません。
善きランドクルーザー300系グレード選びを!
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね
ナビクル車査定ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ