【スクープ】ランドクルーザー300納期・誓約書・輸出転売リスク・ブラックリストを解説

2021年7月ランクル納車速報

新型ランドクルーザー300系、まだ発表もしてないのにオーダーが2万台を超え、納車は1年以上待ち、そして販売開始してないのにすでに新規のオーダーをストップという謎の状態に。


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大人気というよりも、転売目的・輸出目的に購入する方が非常に多いというのがあるようです。

特に大人気なのが、ZXのフルオプション仕様、さらにはモデリスタのフルエアロだと価格も高いのですが、売れる見込み再販価格も高くて人気です。

ディーラー公式の3年後残価は80%近く、5年後でも6割近い価値を残す見積もりとなっています。

そして「転売とか輸出しないよ」 という誓約書を書かされるという事態にまでなっています。

そんな中で、とんでも情報をキャッチ。

なんと、新型ランクル300

月産 5000台体制を構築

とのこと。(いつからそのペースで稼働するかは未定)

そして、最近の新車購入でよく聞く、

半導体の生産遅れによる納期遅延。その対応として

半導体の国内生産ラインが立ち上がる

とのこと。(こちらはだいぶ前からの計画で稼働するのは近いらしい)

これにより、なんとスゴイことが…

ランクル最短4カ月で納車!(しかしグレードはアレ)

アレってどれよ、という話になりますが、AX・VXのようですね。

人気なのはZXとGR-Sで受注の約9割とも言われています。

いわゆる転売の効かないその他のオーダーがあまり入っていないグレードが早期納車可能のようです。

今日(2021/7/○○)発注でも年内に納車可能 ← マジ??ってなりますよね。

さて、5000台/月 という体制は他の生産ラインとの調整など駆使して整えるとしても、転売輸出向けに適したグレード、もとい、下取り最強グレードのZXとGR-Sportだけを作るわけではなく、バランスよく生産するもよう。

そして全般的に納期早まるのか~ と思いきや、誓約書のチェックの校閲体制を強化するため、ZXのフルオプションなんかはやはり納期が1年くらいかかる、という見立ては変わらないようです。

グレード問わずであれば納期・納車の順番が変わるというのも、多くの購入者にとって納得できる落としどころでしょうか。

納車まで長いユーザーには、ZX等部品の在庫問題という事で、納期が掛かることへの矛盾も回避するよう今後アナウンスをされていくものと思われます。

誓約書を書いて、好みの仕様のランクルの納期の連絡が来るのを待つ、しかないようですね。

ディスプレイオーディオのネタ

ちなみに、ディスプレイオーディオとTコネクトナビについても現状はまだ半導体の遅れがあり、一部の車種(ランクルではなくて)では車体はディスプレイオーディオ付きで即納1カ月程度で出来るものの、ナビ機能については3カ月後じゃないと装着できません、という謎現象が起こっています。

ディスプレイオーディオの液晶の裏が空っぽでスマホをつなげばナビ的に使えるけど、ナビのユニットはそこには無いらしい。

1カ月点検でついでにナビ入れときます、なんてこともあるそうです。

SDカードみたいなの挿せばすぐ使えるようなイメージでしたが、中身のユニットの生産遅れは顕著だそうです。

直近だとタイとベトナムなど東南アジアの影響があるみたいです。

半導体の生産遅れが続き、日本で稼働する工場が追い付いてくれないと、ランドクルーザーのディスプレイオーディオ×Tコネクトナビが残念なことになるかもしれませんね…

ランクルだったら中途半端な状態で納車せずに、ユニットが揃ってからの納車にしそうな気もします。

誓約書チェック

ランドクルーザーというブランドを「転売・投機目的」のために販売することは許さない、ほんとにランクルが欲しい人に車が届けられない、という事態をトヨタとしては何としても阻止したいようですね。

以下誓約書内容のうち重要な部分の抜粋

この度のお取引は「輸出」及び「転売目的」での購入でないことを、お客様にご確認いただいております

(外為法に抵触するリスク、輸出先によってはグローバルでの安全を脅かす大きな問題につながる恐れがある為)

①私は、注文した車両を輸出及び、転売(最終需要者が未確定)はいたしません

②貴社から注文に応じることができないと判断され、注文の撤回を受けた場合、意義のないものとします

③私が前①号を違えた場合は、その発覚後貴社から今後の取引を停止される可能性がある事を承知します

④私が注文した車両について、古物営業法及び車庫法に違反しないことを確認し、各種法令を遵守いたします

免許証の通りに署名をすることになっていますね。

販社単位での発注だけでなく、複数販社・県外のディーラーに分散してオーダーしているのをメーカーとして(トヨタとして)チェックする体制を整えていくとのことです。

注文書・誓約書・免許証のコピーなどの3点チェックを行い、データー入力して重複を弾き、同じ住所の妻とか子供名義のオーダーは弾くとかがスタートです。

そして名前でエゴサーチ、会社などで名前を出しているものをチェックし、SNS(YouTube/Twitter/Instagram)を調べ、業者であったりとか過去の投稿・フォロワー・フォローしているユーザーの怪しいところを探していきます。ハッシュタグで高値転売とか、個人輸出とか、変なことを自慢している人はトヨタ的にはバンされるってことでしょう。

過去のトヨタでの購買履歴などの社内の情報も精査され、短期間でランクル・プラド・アルファード・ハイエース・ハイラックスなどを売却した人はチェックされる模様。

いわゆる初見の購入者が1年前後などすぐに他で売却したっぽい、とか、その後トヨタ系・レクサス系の他のディーラーでまた別の車を買ったっぽい、なんてのはマークされそうです。

短期の売却であっても、ディーラーとの取引・下取り入れていたり、複数年の付き合いが有れば概ねセーフとの話もあります。

法人の場合には、チューニングショップなどある程度デモカーとして活用する場合や、節税で過去に活用していた暦年による付き合いがあるなどの場合を除き、登記簿のチェックなども行われる模様。

法人の場合には3カ月以内の商業登記簿謄本のコピーを提出させ、事業の目的であったり、古物商であったり、輸出業なども手掛けていそうだと弾く対象になり得るとのこと。その他にも法務部門などで確認できるらしい事もあるらしいです。名簿業者のデーターなんてのも使ったりするのかもしれませんね。

誓約を破ったらどうなるのか

トヨタとしてはたとえ多少の反感があろうとも、ランドクルーザーブランドを転売の餌食にするわけにはいかず、厳しい文言が誓約書に踊っています。

個人輸出・輸出業者などのブローカー的な存在も察知しはじめ、いわゆる需要と供給をそういう転売屋に崩されるのを大法人として嫌います。

いわゆる日本で安く仕入れ(と言ってもランクルなら800万~ですが)、国外で1300万で売り、個人が100万程度の利益を得て、ブローカーが200~300万のマージンを得て輸出されるというのは、現地のトヨタの法人にとって迷惑な行為であり、困ったものです。せっかく車両を開発した自分たちに利益が入らないのをトヨタは特に嫌います。

過去にはアルファード→マレーシアコースの記事も上げたこともあります。

マレーシアの現地法人は損失ですよね。

また、国内でもたまにありますが、発売日とほぼ同時に中古車サイトに載り、定価よりか高いとか、メーカーからしたらデメリットしかないような事例もあります。

過去にはR35GT-Rの販売直後、シビックタイプRや新型の方のNSX登場時など、プレミア価格で売りぬくことで中古業者が潤うとかってのは、トヨタにとって目の上のたんこぶとして消し去りたいところ。需給をメーカーのコントロール下に置けないのはユーザーとの信頼関係にヒビが入るので避けたいところです。

キャンセル言われても文句なし、という文言は反感買いそうですが、それだけ売る側のトヨタの覚悟が伝わってくるものです。

特に輸出に関しては、外為法に抵触するリスク、輸出先によってはグローバルでの安全を脅かす大きな問題につながる恐れがある為 というのも、脅し文句としてあります。

実際のところ、普通に車を輸出をする分にはこういったことが問題になることはないのですが、ことランクルに関しては今回はリスクがあります。

個人輸出や転売ヤーやるよう薦めるような謎のセミナーをかじった人が個人で、または輸出が本業でない法人とか車関係の業者が購入して即日車検を切って(一時抹消登録して)輸出をして、中東経由で北朝鮮や通称イスラム国IS(一例であって、その他にもリスク高い国の指定は適宜変更されます)に渡った日には、事件になりますね。

最高10年以下の懲役、個人3000万円以下の罰金、又はこれの併科、 法人は10億円以下の罰金、個人で一般的なのを食らうとしたら7年以下の懲役又は700万円以下の罰金となり得ます。

その他にもディーゼルエンジンは、兵器転用のリスクが高いとそもそもの輸入を制限している地域もあったりします。航空機や船舶などへの転用の懸念とも言いますし、ガソリンエンジンであっても、走破性の高い車両(ほぼランクルのことだよね…)の車体の上部に機銃を備えた戦闘車両への換装のリスクなども言われ、自動車の輸出先によっては大変なリスクを負う可能性もあるかもしれません。

自動車の輸出入業者が第3国への販売予定があったりすると、経由の地域や業者でなくて、日本での輸出元個人・業者へのペナルティ(トヨタからでなくて、国から、行政罰なども)が発生し得る、という事は覚えておいてもいいかもしれませんね。どこかで異国の文字の契約書を交わしてしまい、その内容が危ない、という事もあります。 転売(最終需要者が未確定) というのが、結構なリスクになり得ます。

そうなると、トヨタもメーカーとしての第一義的責任も問われかねないことにもなり、下手に輸出・転売されるわけにいかなくなります。

ちなみに、輸出をする際や抹消登録の際に車体番号など控えてデータベースなるものに登録されるなどで、どこの販社で誰に売ったものかというのを特定が可能だと言います。(どういうシステムかは企業秘密なのかもしれませんが)

そして、 ①号を違えた場合は、その発覚後貴社から今後の取引を停止される可能性がある なんて、普通メーカーから言わない文言が踊ります。

ようするに反社会的勢力でもなんでもないのに、トヨタからブラック扱いされるという事です。

生涯トヨタ・レクサスから車を買えないことになってしまいますね。(今後顧客情報のデーターベースなどが出来上がった暁にはもしかしたら日野とかダイハツとかスバルとかBMWとかからも買えなくなるかもしれません)自営業方で、今後仕事用のハイエース買えなくなるとか、、節税にレクサス買うとか出来なくなると、結構な損失になるかもしれませんよ。

ペナルティはどうなる

上記誓約を破った場合に、トヨタというメーカーとしてのスタンスは、ペナルティを課すというのがありそうです。

メーカーからディーラーへと販売の責任を問いペナルティをまず課します。

その販社の系列におけるすべての店舗のランドクルーザーの卸す台数を2分の1~10分の1へと1年間削減されるもようです。

月30台の枠があったなら、3台しか売れないことになる、ってイメージです。

そこの販売店のチェック体制が甘かった責任という事になります。

そしてディーラーから顧客へとペナルティとして損害賠償請求をする可能性がありそうです。

その金額については、 グローバルでの安全を脅かす大きな問題を生じ、企業の信頼とイメージを損ねた、などで訴えるかどうかはわからないけども、そういう方向で動くそう。

損害を高く見積もるなら現地の法人、または販売したディーラーの得損なった逸失利益であったりを上乗せすることも考えられます。

では、購入、納車して、どのくらいの期間は売却をしてはいけないのか?

それは分かりません。

一説には6カ月・1年などと言うのも案内を受けた人もいるのかもしれませんが、正直個人の所有になったものをいつ売るかをメーカーが制限するのは難しいものと予測されます。

家庭の事情などで売らねばならない、という事も考えられますが、おそらくメーカーが許容するのは所有者の破産、死亡、転居などの事情を証明されないと…みたいなのがあるのかも。トヨタ的なブラックリストに入らないためには、ってのがね…

お金がない、くらいでは短期間での売却は許されず、そもそもランクル買えるお金あったでしょ、となりそう。

売却は個人の自由と言えばそうなんですが、ディーラーとしては1年以内であれば9割程度で買い戻す、くらいの勢いはありそうでもあります。

あくまで個別の判断と言うと後味が悪いのですが、どうしてもという事情で売る場合にはまずはディーラー通してくれ、という所でしょう。

まとめ

なんにせよ、まだ売ってもいないのにこの状況。

ランクルを購入するには清廉潔白さが必要とされ、そして年単位で維持するお約束が必要。

いままでこんな車、ありましたか?

超高級車とかだと面接があったり、審査があったり、というのが都市伝説的にあったりしますが、ランクルでここまでの社会現象になるとは、って感じですよね。

ホントに発表・発売は楽しみです。

とりあえず、転売目的の購入が排除され、欲しいヒトに真っ当に届くことを願います。

※販売地域や営業マンなどにより見解はちがうかもしれません。東京ルールや愛知ルール、フランチャイズいくら以上販売実績販社ルール、元トヨペット贔屓などもあるかもしれません。メーカーの見解を保証するものでもありません。

もろもろ参考になれば幸いです。

追記:転売ヤー対策にどこまで踏み込むか、トヨタの動きが気になりますね。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

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愛車無料査定も『カーセンサーNet』

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納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

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