ライズ・ルーミー廃盤の現実味…トヨタ社長『ダイハツのコアは軽』車種再編の可能性・シワ寄せはヤリスクロスとシエンタ

ついでに言えば、ダイハツの短期開発ノウハウを活かしたとされる新型シエンタってのもあって、あまり触れられないのは忖度か…


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ダイハツ不正は普通車開発のせい?

ダイハツの不正問題は原因が複数で、かつ根深い。

現場が追い込まれてやった、とか見抜けなかった経営体制に問題がと話題になりますが、34年も続く不正、根本的な解決は難しいでしょう。

タウンエース・ライトエースなどのトヨタの長寿モデルもダイハツOEMに任せていたら型式指定取消になるなど悲惨です。

ダイハツの問題を他人事のように言うトヨタもまた問題で、ダイハツへの出向は多いし、工場のノウハウの視察も行っているうえに、役員や代取にトヨタ出身者が就任する等、以前からズブズブなんですよね。トヨタの人員を入れ込んで刷新って言ったって前からそうだったのを、ことさらこれから改革するみたいに言ってもねぇ。

『トヨタの小型車生産も担い、主力の軽自動車以外にも手を広げたことで 身の丈以上の負担がかかっていた』、短期間での開発が不正の原因と指摘されていることでコメントも出ています。

ダイハツに是正命令、トヨタ社長「経営刷新へ」 事業見直し ロイター通信
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/TQF6TXLWCVPGXGMCVLSCU2IDVQ-2024-01-16/

トール・ロッキーのような5ナンバーの普通車をトヨタでルーミー、ライズとして売るために共同開発していたと思われますが、原因は普通車開発だけでなく、ホンダNBOXなどNシリーズの台頭やスズキとの軽自動車スペック競争なども不正に拍車を掛けておりました。

佐藤社長は「ダイハツのコアは軽。登録車の開発で身の丈を超えた負担がかかったとすれば、ホームに軸足をおいてそれ以外はグループ全体で補完する」と述べており、
当ブログの見通しの通りになってしまうのか…

トヨタ佐藤社長、ダイハツは軽事業に集中も グループ内の役割見直し 販売済み車両は「そのままお乗りいただける」日刊自動車新聞電子版 https://www.netdenjd.com/articles/-/296352

廃盤の可能性を伝えていた当ブログ…

さて、ダイハツの不正の国内販売での影響は2023年5月19日のライズハイブリッドの側面衝突での不正が始まりでした。

その1週間後には再試験で問題ない、と一時期は早期収束の方向に向かうかに見える流れがあったのすよね。

ただ、その後の雲行きが怪しくなり、ハイブリッドに続き、ガソリンも受注停止となり、受注取り消しという事態にまで発展

ガソリン車も受注停止になったその際に、当ブログとしてはライズ・ロッキーの廃盤になる可能性についても言及していおりました。新型ルーミーの登場も危ぶまれているとのこともブログで触れています

問題の更なる長期化や、別事件の発生の可能性、イメージ悪化などもあればまさかのマイチェンなしで打ち切り廃盤という汚点となる可能性もあるかも知れません。

同様に2024年のフルモデルチェンジが計画されていた新型トール・ルーミーも危うい状況なのかもしれません。

コンパクトモデルは選択と集中によりパッソを廃盤にした矢先のこと

https://caranddrive.net/20231018toyotaraizedaihatsurockyhevoroderstopordercut/

2023年10月時点で、ここまで突っ込んだ事態を想定していた当ブログ、ある程度情報通りに、残念な方向で的中してきています…

販売再開を期待するよりも、別の車種を探しましょう、と再三再四お伝えしていたので、ダイハツ待ちのユーザーさんが少しでも早く動き出してくれていれば幸いです。

短期開発ノウハウはシエンタに活かされていたって…

トヨタ新型シエンタ10系の開発、ダイハツのノウハウが活かされているってニュースになっていたことがあります。

トヨタ新型シエンタ ダイハツの早期開発ノウハウを工場に派遣してまでして取り入れたと得意げに言っていた

Toyotaシエンタは2022年8月発売フルモデルチェンジ版シエンタです。

2023年3月当時トヨタとダイハツのシナジー効果を社内外に発信していたものの、ダイハツの不正によって葬り去りたいトヨタの汚点のひとつになりそう…

東北発の小型車を世界へ…豊田社長「ダイハツに負けているが、ドキッとさせないと」 https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230307-OYT1T50078/

手本にしたのは、トヨタグループのダイハツ工業だった。16年に「ヴィッツ」(現ヤリス)とダイハツが生産・開発した「パッソ」を比べたところ、パッソの方が開発期間が短く、開発費も抑えられていた。TMEJは17年から、開発部門などの社員をダイハツに出向させ、効率化の手法を磨いてきた。

 実を結んだのが、昨年8月に全面改良して発売された小型ミニバン「シエンタ」だった。試作車の性能を確認する段階から、量産に向けた組み立ての訓練を並行して行った。ダイハツの取り組みを導入し、開発の短縮につなげた。

東北発の小型車を世界へ…豊田社長「ダイハツに負けているが、ドキッとさせないと」 https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230307-OYT1T50078/

短期開発のノウハウをダイハツからの流用でシエンタをリリースしたとなると、一抹の不安があることもここに記しておきます。信頼を失うとはこういう負の連鎖も生む一例でもある。

ゆえに普通車の開発の関連性を断ち切って、ダイハツは軽にリソースを集中すると宣言、まあまあ重大発言風に思わせて、かつての共同開発や協業の火消しの意味を込めてのコメントだったのかもしれませんね。

ダイハツの不正で買える車なくなり振り替えで買うクルマが長納期に…中古車での注意点や今後のダイハツ新車販売再開などなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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過去の一発競りでの事例はコチラ


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