新型カローラクロス試乗インプレ①トヨタ=SUVのイメージ戦略は奏功した

トヨタのイメージ戦略はすばらしいよね。

中期的にも、長期的にも、時には捨て身(捨て車種)もあるけども、それでも時代の変化に合わせて国内での販売戦略でもシェアを守り抜いている感じがある。

ミニバン→ハイブリッド→SUV

トヨタは以前まではミニバンのメーカーとして、アルファード・ヴェルファイア、ノア・ヴォクシー・エスクァイア、エスティマ・ルシーダ、シエンタ、カローラルミオン、スパシオ・イプサム、アイシス、ガイア、スライドドアミニバンだけでなく商用車っぽさを嫌う人にヒンジドアミニバンも多種多様に5人乗り・7人乗り・8人乗りを作り分けて、ミニバン市場を席巻しました。

もちろん、時は流れてもミニバンだって疎かにしているわけではなく、車種を絞り込みながらスライドドア車を中心に残し、アルファードはモデル末期に差し掛かろうとバンバン売れてオデッセイを廃盤にしたし、ノア・ヴォクシーも新型に切り替えてセレナとステップワゴンを突き放しにかかるなど、攻めの手を緩めない。

次いでハイブリッドの先駆的なメーカーとして、ほとんどの車種にハイブリッドを追加して、ハイブリッド=トヨタのその地位も盤石なものに。

さらにさらに、今度はSUVですよ。

トレンドとあらば一気呵成にラインナップを充実し、今回試乗したカローラクロスなるカローラの派生車種でSUVをリリースするなど、攻勢が止まりません。

ライズ、ヤリスクロス、CHR、RAV4、ハリアー、プラドにランクルと、どの車種も個性豊かでありながら、サイズと値段を振る分けて、C-HRを除いて人気です。CHRは咬ませ犬としての役割を担い、見事に散り散らかそうとしていますが、それもまた役目だったという事です。

そんなCHRの跡を継いでバンバン売っていく気満々のカローラクロスについて、試乗レポートととしてブログで解説していきます。

カローラクロスのサイズ感

カローラクロスの見た目はあまりカローラしていないけど、それは歴々のカローラでそれっぽくない派生車種がちょいちょいあったことを思えば、まぁ、そんなものかと、納得べきるレベル。

単体で見た時に魅力を感じるかどうか、というと、十分にカッコいいとは思います。

カローラクロスのボディサイズは

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4490×1825×1620mm

そこそこ立派なボディサイズで、ヤリスクロスとRAV4(ラブフォー)の間を埋めています。

本来はCHRもサイズや価格、トヨタ車内のヒエラルキーに参加するところなんですが、もはやディーラー的に売る気がない感じで、冷遇されています。

サイズ感的にはヤリスクロスが全長4,180mm x 全幅1,765mm x 全高1,590mm

RAV4が全長×全幅×全高=4610×1865×1690mm

カローラクロスの全長×全幅×全高=4490×1825×1620mm で二つのクルマの間くらいの大きさって感じであってますかね。

兄弟車?と言ってもいいのか分かりませんが、

カローラツーリングのサイズは全長×全幅×全高 4,495mm×1,745mm×1,460mm となっているので、全長はカローラツーリングワゴンとほぼ同じだと分かります。

全長をカローラツーリングに、幅と全高はラブフォーとヤリクロの間、となっていますね。

他のメーカーのクルマとして潰しにかかっているのがホンダヴェゼル。

ヴェゼルのサイズは全長4330mm・全幅1790mm・全高1590mm

カローラクロスの方が少し大きくて、ワイルドに見えます。

ヴェゼルの方が全体の線の感じが都会的でスマートな感じでしょうかね。フェンダーのツヤ、ヘッドライトのシャープさがカッコいい。

フェンダー周りに関しては、カローラクロスは分かりやすくワイルドなデザインにしている感じもあり、車幅を活かしたアクセントもあります。

前後フェンダーのワイドさを強調し、リアドア周りもデザインのエッジが効いています。

Zには18インチ:タイヤサイズ:225/50R18が装着されます。その他のグレードでは17インチ:タイヤサイズ:215/60R17となっています。

サイズ的にかなりカローラクロスに近いのが、BMWのX1でしょうか

サイズは全長 4,455 mm x 全幅 1,820 mm x 全高 1,610 mm BMWのX1はBMWのラインナップの中ではコンパクトSUV扱いです。装備もエンジンも走りも良いですが、価格は500万円前後となっていて、全然値段がコンパクトではありません…

サイズ的にはBMWのX1が近いのかな、と思いますが、結構マニアックなサイズ感のポジションです。

ちょっと大きいヴェゼル、又はちょっと小さいRAV4くらいの感じで、サイズ感をイメージすると解り易いでしょうかね。

1.8ガソリンの走り

カローラクロスに用意されるエンジンは1.8リッターのガソリンと、1.8リッターのハイブリッドです。

1.8のガソリンは使い回しの少し古いエンジンであり、最高出力140ps/6200pm・最大トルク170Nm/3900rpmというエンジンスペックはカローラツーリングに積まれるエンジンと同じです。

ちなみにカローラクロスのガソリンモデルの重量は1370kg、カローラツーリングの重量1330kgからさほど増えていません。

結構カローラツーリング比でサイズアップしている感じがあり、RAV4が1.5トン強という事を考えると、軽めです。

燃費に関しては、WLTCモードで

カローラクロスが14.4km/L

カローラツーリングが14.6 km/L

RAV4が15.2 km/L  しかし、ラブフォーは2リッターで4WDですが。

ラブフォーは新世代のエンジンでしっかりと燃費とパワーを両立していたのね、と再認識。大きく重かろうが、エンジンで逆転が有り得るってことです。

逆に、1.8Lは廃盤になったウィッシュの頃からのエンジンであり、実は性能的には良くはないってことが浮き彫りに。

さほど重くないのが良くも悪くもあり、良く言えば走りは思いの外軽快、悪く言えば軽さが仇になって軽薄な乗り味とも言えます。

ガソリンモデルはノイズの透過や足回りのバタつく音などが、ちょっと大きなコンパクトカー的な(←矛盾か)感じで、広い室内に虚しいノイズが響く感じ、とでも言いましょうか。ある種ミニバンっぽい感じの車体の空洞感を感じると言うか…

決して低級ってほどでもないですが、何ともヴェゼルのガソリンモデルと同じかちょっと劣る…?って感じです。

Zグレードで、264万円のクルマでそこそこ大きいってことで、道具としてはアリだけど、走りが楽しいかと言うと微妙と評価します。

ハイブリッドの走り

続いて、ハイブリッドのFF。足回りの落ち着きや乗り味の上質さではE-FOURである4WDの方が良いらしいとは言う物の、テストドライブしたのはFFです。

トヨタのハイブリッドはやはり、完成度が高いな、と感じさせる仕上がりで、間違いなく走らせての満足度は高いですね。

FFであろうと、リアの足回りのアームの造りが違おうと、十分にしっとりとした完成度の高い走りだと思います。

コーナーをビュンビュンと言うのは得意ではない分、ヴェゼルに譲る部分もあるし、高速走行時の室内の静粛性でもヴェゼルには勝てないと思うのはあるけども、ちょっと大きな車なりの安定感と言うか、船っぽさは走っててイイ感じに思います。

ただね、ガソリンもハイブリッドも全体的にちょっとノイズが…するかな。風切り音もおそらく車高とかボディ形状のせいもあるとは思うけど、カローラツーリングよりかも格段にノイジーかなぁってところです。ドア周りの風音? ダッシュボードを通るなんとなくのメカノイズ?などがカローラツーリングよりもボディ大きくなったけど、部材を省いて軽量化してコストカットして安く仕上げたシワ寄せのシワを感じる部分ですかね。

各部のパーツの薄っぺらさやハードプラ素材の部分など、お金を掛けないと基本的な静粛性のレベルは上がらないのかもしれない、と言うのをしっかりと感じ取りながら試乗をされると良いのかも。

そういう走りの良さ、みたいな部分だと、売れ筋から脱落して久しいCHRのマイナーチェンジ前のモデル方が走りの質はレベルが高かったかなと思います。

カローラクロスは安いくて大きいのが強み

走りや乗り心地はまあまあ、ノイズは気になる人に気になるかも?

大きさの割に安い、と言うのがまずカローラクロスの一番の強み。デカくて高いクルマはいくらでもグレードアップしていけるものの、デカい割に安いという新しいジャンルのSUVかも?

ただその分コストカット的な物とも付き合っていくことになるので、長期間所有した時の満足度は微妙かも?とお伝えしておきます。

走りの質に関しては、ハイブリッドの方が間違いなく良い。もちろんガソリンでもパワー不足をそこまで感じなくとも、なんか、安っぽさが強調されてしまうような感触があって結構微妙かも。

カローラクロスのハイブリッドはノーマルエンジンに比べて35万円の値段アップです。

それでもカローラツーリングは、同じエンジン:ガソリンとハイブリッドの取り合わせで価格差が45万円程度なっているので、カローラクロスのハイブリッドが比較的安いのかな。

上位グレードのZの装備が全体的に妥当なのかな?と思いつつも、それでもハイブリッドのZで299万円~となっているのは、やはり安いと言ってもいいかもしれません。

もちろん、他のメーカーにも、トヨタ内にもRAV4のようなもうちょっと高いけどもう少しいいクルマみたいなのがあるので、乗り比べてもいいのかもしれませんね。

試乗インプレ②へと続きます。

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