10度以下のお供にBarbour(バブアー) 車ではなくバイクやアウトドアに!
ちょっとクセのあるバブアー
嗅覚の鋭い日本人にとっては好みが別れる香りのする、オイルドワックスコットンのジャケットが有名なBarbour(バブアー)。
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Barbour(バブアー)は英国上流階級のアウトドア・ライフスタイルブランドである。
19世紀にイングランドで創業した同ブランドは、革新的なオイルドクロス製の防水ジャケットによって、認知を広めていきました。
エジプト綿に植物抽出オイルを染み込ませた独自の生地が特徴。第一次、第二次世界大戦中には、防水服を英国軍に供給しており、その高い機能性は、潜水艦の公式搭乗員服として採用されたという話があるくらい。
エリザベス エジンバラ チャールズの英国王室3家に認められた御用達ブランドにまでなっています。
こだわりのファッションアイテムとして

独特の硬質感やツヤ、一度はどこかで見かけた方も多いのではないでしょうか?
お洒落なスタイルの反面、実はすごく武骨なアイテムであり、ソーンプルーフ(とげがささらない)ほど強靭な生地は防水性も高く、漁師や農民、牧畜民など天候に関係なく外での作業を強いられる人々の作業着でもあったりします。
現状日本でそういったタフな使用用途で必要に迫られている方は少ないかもしれませんが、そういったハードユーズにも耐えられるアイテムです。
車に乗るときの注意点
その特殊加工のワックスの匂いに悩まされる人もそこそこいるようで、運転時に着ると、シートに匂いが残るレベル。
毎日車に乗る方だと匂いが染みつくレベルかもしれません。
ごわつき気味のハードな素材ゆえに、運転時には脱いで、匂い対策として裏畳みするのがベターかも。
特に、自分のクルマではなく、他人のクルマに乗せてもらう時にはトラブルを避けるためにもより一層気を使った方が良いですね。
バブアーのラインナップで有名なのがビューフォートとビデイルという型。
ハンティング用、乗馬用というのがコンセプトの形ですが、バイク乗りにも適しています。
イギリスなどのバイク乗り、カフェレーサーやツーリストの間でもレザージャケットかバブアーか、と人気を二分するアイテムであったりとかしたそうです。
もちろんトラディショナルなジャケットに合わせてブリティッシュカジュアルをスタイリッシュに着こなすのもOKですが、香り移りには注意が必要です。コーディネートもある程度決めた方が着こなし、臭い移り、などをある程度の範囲内に収められるでしょう。
どんなアイテムにも羽織るだけで着まわせますが、例えばビジネスシーンでスーツの上に羽織ると、スーツや職場での臭いがするとか、周りの人への配慮とか、そういった心構えを少しとどめておきましょう。
ジャパンフィットもある
国内向けのジャケットでは、Barbour Bedale(ビデイル) SL となっていますが、SLというのがジャパンフィットとなってます。
丈、幅が並行輸入品や直輸入品と少々異なりやや細身、野暮ったくなりにくいので、標準的な日本人体型であれば日本向けの方が良いでしょう。
時期によりリンク切れになることも有りますが、たまに掘り出し物もあるのでたまに検索してみると良いかもしれませんね。
経年変化を楽しむバブアー
多くの化学繊維のウェア類は機能、性能、スタイルともに新品の時が最良でピークだと思います。
多くは数年で劣化し、型崩れし、性能を発揮しなくなってゴミとなる。
もちろんゴアテックス素材もメンテ次第では性能は復活しますが、初期のシャリシャリ感やパリッとした撥水性はなくなったりします。
しかし、バブアーはメンテナンスを繰り返すことで味が出るタイプのある種レザーウェア的なエイジングがなされるアイテムです。
メーカーに送ることでリプルーフ加工することが可能、初期の性能を取り戻したりして、20年前後は着ることが出来るようなタイプのある意味一生もの。
防風性能などもあり、日本での使用は10度以下に冷え込んできてからが出番と言ったところ。バイク用のプロテクターなどはついていませんが、武骨なウェアリングとして、おひとついいかもしれませんよ。
インナーレイヤーにプロテクターとかもアリです。
バイク用にオススメ・クルマには気遣いを
ライディングの時にはインナータイプのプロテクションウェアと組み合わせても良いでしょう。
バイクやアウトドアでは香りに関しては気にならないとは思う物の、やはり車の乗車時には気遣いが必要。まぁ、ひらたく言うとクルマには向いていない(笑)
お手入れに手間がかかるアイテムかもしれませんが、長く付き合える無骨なアイテムとしてオススメです。
面倒なものは信頼できる、そんなアイテムかも。
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