車中泊とエコノミークラス症候群・予防法と車内環境内装アレンジ方法

災害時に車中泊で急場を凌ぐ、そんなエマージェンシーな状況下を可能な限り安全に


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シートアレンジで少しでもリスクを下げて欲しい

令和六年能登半島地震で被災された方・犠牲となられた方々におくやみを申し上げるとともに、被災されたすべての方々に心よりお見舞い申し上げます

エコノミークラス症候群

エコノミークラス症候群の名称の由来は、海外旅行などで飛行機に搭乗し、エコノミークラスの狭いシートで長時間同じ姿勢でいるときなどに発症する疾患が、旅行者血栓症(静脈血栓塞栓症:エコノミークラス症候群)と呼ばれる所から来ています。

エコノミークラス症候群

日本に於いて一般的にエコノミークラス症候群が広く知られることになったのは、2004年の中越地震、2011年の東日本大震災の時に車中泊で死亡事例が出た辺りですかね。

食事や水分を十分に取れない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないでいると、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。

その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発する恐れがあるのです。

被災地はエコノミークラス症候群になりやすい

震災などの避難生活でエコノミークラス症候群になりやすいのには理由があります。

余震が続き、避難所を避け車に退避して車中泊している方が特になりやすい。

特にセダンタイプのリアシートなどは限られたスペースで足元も広くなく、リクライニング出来ない事もあって下肢への圧迫を強めてしまいやすいとも言います。

さらに複合的な要因としては、津波などによる被害で不衛生となり嘔吐や下痢などで脱水症状となったり、その嘔吐や下痢により不衛生な状態となったトイレを忌避して水分の摂取を控えたりするなど悪循環になることもある。

寒さから冷たい飲み物を避けたりも。

根本的に水や食料などの物資が不足するということもありますね。

車内で長時間窮屈な姿勢で過ごし、水分不足となると、もともと健康な方でも体調が急変することもあるので、特に注意が必要となります。

エコノミークラス症候群の予防のために – 厚生労働省

災害時の車中泊のメリット

車中泊でもエコノミークラス症候群になるリスクはあるのですが、狭い避難所生活でもなるの同様です。

避難所で曖昧なパーテーションで鮨詰め状態となっている時には車内の方がマシ、ということもあるでしょうし、余震が続く時には建物の中よりも車内の方が安心という考えも理解できます。

プライバシーや何かしらの被害を受けないという観点からも車で過ごしたい、車であれば移動手段としても有効だということもあり、車中泊活用は否定は致しません。

車中泊には防犯上のメリットもあると考えると有効で、個人的にはエコノミークラス症候群に注意して活用して欲しいもの。

但し、向き不向きもあるし、諸々のシートアレンジなどを駆使した方がベターです。

車中泊各メーカー・車種ボディタイプ毎のアレンジ、エコノミークラス症候群を防ぐためにするべき事などなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!

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