アバント=ワゴン アウディ新型A4アバント試乗記短編

8年ぶりにフルモデルチェンジしたアウディA4アバント。アウディにおいて、アバントとはステーションワゴンを意味する呼称です。ワゴンボディの呼称をエステートと言ったり、ツーリングと言ったり、いろいろありますが、アウディではアヴァンギャルドをもじってアバントになったんだとか。
A4系アバントの累計生産台数は200万台を超えていて、販売比率的には45~50%ほどがワゴンを選んでいるとかいう統計もあるそうです。
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進化型モジュラープラットフォーム「MLB evo」をベースに開発されたA4シリーズ、走行抵抗の削減、軽量化とエアロダイナミクスの追求がテーマとなっていて、燃費性能も従来モデルに比べて3割ほど向上(FFモデル)しているとのこと。同クラスの輸入ワゴンのガソリンモデルではトップクラスの低燃費だそうです。ディーゼルには劣るそうですが・・・
エンジンは2リッター4気筒直噴ガソリンターボで、FFの190psとクワトロ用の252psの2パターン。オススメはFFです。クワトロと呼ばれる4WDモデルは価格もかなり高めの設定になり、選択肢として積極的に選ぶ理由は雪国とかでなければ無いといっても良いでしょう。
ボディサイズは同クラス比で最も大きい部類で 4735×1840×1435mm というスリーサイズ。アウディのテーマである他社よりちょっと大きくてちょっと安い、という文法に則っていますが、価格は今回のモデルから従来のモデルに比べ70~100万円以上アップしている計算で、547万円~となるのでお買い得モデルとは言い難いですね。サイズ的には旧型モデルの2代目A6の 4805x1810x1510㎜よりも幅広く、かなり大柄なボディと言えます。3シリーズやCクラスと並べてみても、堂々とした体躯であると感じるので、見栄えを重視する方には良いチョイスと言えそうです。
FFとクワトロでは、クワトロの方が乗り心地に重厚感があります。FFの方が軽快感がありスポーティに感じました。FF クワトロ両方にスポーツ というグレードやS-lineというスポーティなパッケージオプションがありますが、インチアップやスポーツサスは日常域の乗り心地にマイナスに働くような感じで、高速をハイペースで走ることが多い方でないと勿体ないようなグレードのように感じます。そういった部分を考慮して見栄えとのバランスで最終的なチョイスをした方がよさそうです。
正直なところ、良くも悪くもA4というサイズや概念を超えている印象です。
荷室は500リッターを超え、価格も500万を超えるところからのスタート、RS4では500PSを超えるモデルが投入予定など、いろんな大台を超えている感じがします。このサイズですが、極端に言えばみんなで乗り合いする車ではない印象で、リアシートの居住性ではあまり好印象ではないので、やはり微妙なモデルな感じがします。まずは実車をチェックすること、そしてBMW 320dやメルセデスC220dとしっかりと比較すると良いでしょう。

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