ミニ5ドア 現状の本命モデル? 試乗レポート① 

ミニのルールは時代と共に変わっていく。日本で言えばクロスオーバーはミニではない、とか、3ナンバーでコンパクト?みたいな意見も少なからずあるようですが、今がミニの変革の過渡期で、ミニが日本で3ナンバーのディーゼルターボを積んで売られるなどとは10年前には思いもよらなかったという位の変化にちょっと驚いているだけの時期かも?
なぜ5ドアなのか?実際のところニーズがあり、日本市場を見ると、3ドアHBなど売れ筋とは言い難い、というかラインナップされている車なんてミニとスマート、フィアット位のもの。
実際のところ、3ドアより5ドアの方が使い勝手は良く、人を乗せずとも日常の買い物では頻繁にリアドアを開けてリアシートに周りに荷物を一時置くようなケースは多いのではないでしょうか?
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3ドアハッチバックと比較すると全長で161mm、ホイールベース72mm、全高11mm拡大、
全長×全幅×全高=3982mm(クーパーSは4005㎜)×1727mm×1425mmとなっています。
後部座席のスペースが3ドア比で足もとが40mm拡大、室内高が約15mm拡大していてミニにしては普通に座れるようにがんばっています。それでも全高の低さもあって狭いと言えば狭い。5ナンバーのデミオやポロよりも狭いですね。
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ラゲージスペースは3ドアの約1.3倍に、おおむねフォルクスワーゲンポロと同じ寸法だそうです。
エンジンはONEの1198cc・3気筒ターボ/燃費19.2㎞/L、クーパーの1498ccc・3気筒ターボ/燃費17.9㎞/L、そしてクーパーSの1998cc4気筒ターボ/燃費17.6㎞/Lとなっていて、ミニ3ドアと同じです。実質の燃費性能は少し落ちると思いますが、スペックは同じ、カタログ燃費は当てにならない部分も多いのでここでは街乗り燃費は6~7割くらいだろうと言っておきます。
2016年の5月に追加されたMINI クーパーD 5ドアは、1.5リットル3気筒直噴ターボディーゼルと6速ATの組み合わせで、最高出力116ps、最大トルク270Nmを発生。燃費は23.9km/リットル(JC08モード)。MINI クーパーSD 3ドア/5ドアは、2リットル4気筒直噴ターボディーゼルと6速ATの組み合わせで、最高出力170ps、最大トルク360Nmを発生。燃費は23.8km/リットルとなっていて、同排気量のガソリンモデルに対して20万円高となっています。BMWのディーゼル戦略通り、3シリーズや2シリーズと同じように同排気量で20万円高に抑えるというのを守っています。
試乗したのはクーパー5ドア、ターボの効きがほどよくマイルドで、背中を押してくれるようなパワー感があるように感じました。ミニ3ドアの試乗でも思いましたが、正直なところ、1.5リッターターボの性能であれば、ほとんどのドライバーにはクーパーSは不要と言えます。クーパーで良い、というより、クーパーが良い、と言ってもいいかな~?
ダウンサイジングターボが主流となると、チューニングと言うか、セッティング次第では、ハイパワーにも低燃費にも振れる反面、同一モデル間での性能の差別化が難しいのではないか?と近頃思います。内装や装備での差別化もしっかりしているので価格差に一応の納得性はありますが、売れ筋グレードのデキが良いと上級グレードを選ぶ意味と意義が薄れるように感じました。それくらい5ドアのクーパーのデキは良いかと。
試乗記② に続きます。

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