アウディA1スポーツバック3気筒1リッター 試乗インプレ スタイリッシュ都会派低燃費スペシャル

アウディA1は2011年に3ドアが発売され、2012年に5ドアが追加、2015年からは1リッター3気筒エンジンが搭載されている人気モデルです。1.4リッターターボは上級仕様で、シリンダーオンデマンドというシステムを搭載していて、エンジンの負荷を判別して2気筒と4気筒を自動で切り替えるというハイテクで高出力と低燃費と実現している先進モデルです。
試乗車は1リッターターボ3気筒のモデル。全長×全幅×全高:3980×1745×1440mm 兄弟車であるワーゲンポロ(フレームやエンジン・ミッションなどを共有)より幅が広く若干車高が低く、Poloが5ナンバーサイズなのに対してA1は3ナンバーになっています。最小回転半径や荷室のスペースはほぼ一緒で使い勝手や都心部でも小回りが効いて運転しやすいのは5ナンバーレベルであると言えます。3ドアも設定がありますが、売れているのはほとんどが5ドア、1~2名でしか乗らないなら3ドアモデルをクーペ的に使うこともアリだと思いますが、リアシートを荷室として使う勝手の良さをプラスアルファする意味でも5ドアがオススメだと思います。3ドアの方がルーフラインが美しくスタイリッシュではありますが、5ドアも違った美しさが有るので、見劣りはしないと思われます。
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1リッター3気筒ターボモデルのカタログ燃費はアウディとして過去最高の22.9km/L、1.4リッターモデル気筒休止システムでカタログ燃費20.5km/Lとプレミアムコンパクトモデルとしては上々の燃費性能がウリです。1.2トン前後の車重に対しエンジンの出力は申し分なく、7速あるATと相まってかなりパワフルに、キビキビと走ります。むしろ1リッターエンジンは心地よいビート感と共に、バイクのようにダイレクト感とエキサイトメントがあると言えるレベルです。試乗中のオンボードコンピューターの燃費的には15㎞/Lくらいとイマイチ伸びないような気がしましたが、若干エンジンの回転上げ気味に走ったからかもしれません・・・
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外観では2トーンカラーのルーフが選べるなど、ライバルのミニを意識しているとも言えますが、どちらかというと上質感や高級感を演出しようと頑張っている感じです。内装もカラーパネルや木目に頼らず、メッキパーツやレザーで覆うなどで過剰でない上質感を演出していると言えます。シート地もエントリーグレードのファブリックでも安っぽくなく、レザーシートであれば上級車種に劣らないハリがあるけどしなやかなシートが手に入ります。15インチのアルミのモデルは乗り心地もマイルドで、コーナリングの時も不足はありませんでしたが、スポーツグレードの16インチ、Sラインと呼ばれるスポーツパッケージの17インチではタイヤのボリュームが少なく、かなり硬めの乗り心地になることも考えられるので、吟味した方が良いかと思います。見た目とコーナリングの限界のアップと引き換えに、乗り心地の良さがトレードオフになる可能性が高いですね。
装備と価格面で残念なのが、自動ブレーキの設定がないこと、兄弟車のワーゲンポロが自動ブレーキ・アダプティブクルーズコントロールとナビを付けるとA1とほぼほぼ同じくらいの値段になり、安全装備面で劣っているのに価格が高いことが挙げられます。こればかりは本当に残念です。内装、外観のクオリティも高くスタイリッシュではありますが、1リッターモデルで250万円~の設定となっており、ナビキセノンのセットオプション+36万などを付けると、乗り出しで300万円を超えます。クラスやサイズ的に一つ上に当たるワーゲンゴルフの価格(グレードによる)なども超える価格になり、装備、安全面では劣るということになり、登場から4~5年経ちモデル末期ということも重なって、販売面でも苦戦しているとのこと。今が買いか、というと微妙なところです。アウディはLEDの導入やスポーティさで先進性を打ち出して躍進しましたが、安全装備面においては2016年に新型に切り替わったA4から順次更新されていくようなので、今は様子見でしょう。
A1のサイズと高級感がどうしても良くて、待てるのであれば新型・次期型の登場まで気長に待つべきです。
どうしても今、という場合には大幅な値引きを引き出せるように努力しましょう。気長に(と言っても1か月くらい?)交渉すれば15万円~50万円の値引きは見込めるようです。ディーラー独自にナビのキャンペーンをやっていたり、在庫処分などで条件が合えば50万円を超える値引きも見込めます。

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