アウディA3スポーツバック 1.4リッターターボFF 試乗記
ワーゲンゴルフの兄弟車、アウディのプレミアムコンパクトA3スポーツバック。
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1996年の登場以来、ワーゲンゴルフの兄弟車と言う関係を維持しつつ、2004年に2代目、2013年に3代目となっています。
特に2代目のモデルの5ドア、いわゆるスポーツバックと呼ばれるワゴンorハッチバック?モデルが人気を博しました。
小さな高級車と言うのがテーマで、当時はアウディのエントリーモデルでした。
今ではさらにコンパクトなアウディA1の登場で影が薄くなり気味ですが、中身はさりげない進化を果たしており、サイズ的に大きすぎないこともあって今でも人気はそこそこあります。
スポーツモデルのS3も含めて1.4L〜2.0Lまで4種類のパワートレインを用意、売れ筋は1.4リッターターボのFFで400万円前後の価格帯のものが人気とのこと。
1.8リッターのクアトロ(4WD)モデルは450万円~ で S3と呼ばれる2リッターターボのクアトロ・スポーツモデルが600万円~となっているので、雪国などで4WDが必要な方や、スポーツ走行を4WDのトラクション性能で楽しみたい方はそちらのチョイスもあります。
ちなみにアウディA3は日本初のWi-Fi搭載車種というのも一つの売りだそうです。
最大8台の通信機器と接続可能で、ナビなどの機能もネットとのオンラインの通信機能を活かした専用のものが標準で装着されています。
MMIと呼ばれるインターフェースやナビの使い勝手は多少の慣れは必要かと思いますが、ナビで設定した目的地付近の天気などをお知らせしてくれるなど、新しい機軸を打ち出そうと試行錯誤している、先進アイテムとして好感が持てます。
情報の蓄積やフィードバックを通してさらにナビなど進化させていってほしいものです。
内装で気になるところとしては、エントリーグレードのファブリックシートのデキがイマイチで、オプションや上位グレードを選びたくなってしまうことです。
これは敢えてだろうかと、アウディのエントリーモデルに乗るたびに思うんですよね・・・Sラインだと文句なしのスタイリッシュさ、レザーだとこの上ない高級感を醸し出すのでなんとも言えないのですがねぇ。
アウディA3のサイズは、全長×全幅×全高=4325mm×1785mm×1450mm と言うボディサイズはゴルフ7の全長×全幅×全高=4265×1800×1460mmとほとんど変わらないです。
むしろ全幅はA3の方が細いというのが意外・・・ですが、デザインの妙か、A3の方がワイド感や踏ん張りが効いているように見えなくもないです。
逆に言えばゴルフって意外とサイズ的に幅があるのね・・・って感じですが。
1.4リッターターボは122psを発揮、7速Sトロニックと呼ばれる7ATでキビキビと変速、加減速もパワー感があります。
初期のアクセルの踏み込みに対して結構レスポンスが良いように感じました。
カタログ燃費は19.5km/L、実質の街乗りでの燃費は15㎞/L以下のようですが、悪くはないスペックと言えます。
やや重めにステアリングも反応が良く、コーナリングではロールが少ない(あまり傾かない)ような印象、高速道路では速度を上げれば上げるほどフラット感が増し、イメージ的には沈み込むような安定性を感じました。
室内の静粛性も、ロードノイズが小さいような気がする?くらいのものかもしれませんが、コンパクトカーとして見るとかなり静かな部類なのかもしれません。
ライバルのメルセデスベンツAクラスやBMW 1シリーズなども同様の懐の深さはありますが、A3は走行性能で遅れをとることなく、むしろ快適性は上かも?と思います。
兄弟車のワーゲンゴルフ7も良いですが、なぜ同じエンジンを積んでいて数十万高いアウディなのか?との問いに、「美しく心地よいものに囲まれて生活することの素晴らしさを味わいたい方の選択」とお答え出来るかな?
オススめの装備はアダプティブクルーズコントロール、セットで自動ブレーキ(アウディでの今のところの呼称はブレーキガード)が着いてきます。
一部グレードには標準ですが、ぜひ装着しましょう。
値引きに関して2013年の登場から3年、そろそろマイナーチェンジの時期であります。
本国で発表があれば数か月後には外観やインテリアに小変更が施され、現行モデルの在庫車が安く手に入る可能性が出てきます。
最新型が良い方はしばらく様子見でしょう。アウディは基本的なデザインはあまり変わらない、というか、上級モデルとも共通のデザインを長いスパンで踏襲していて古臭くなりにくいので、安全装備が充実しているモデルであれば、あまり買い時はシビアにならなくても良いかもしれません。
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
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