ダイハツ排ガス燃費不正がヤバすぎる1KR-FE・EF-ZL/GL・KF-VETダイハツゲート事件に発展か

かつてのフォルクスワーゲンのディーゼル不正、ディーゼルゲート、ディフィートデバイスと似ているダイハツゲート事件と命名…


※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます


ダイハツ認証不正の闇

ダイハツの不正事件、全車両出荷停止・販売停止となる事態に。

第三者委員会の報告書、文字数多くすべてに目を通している方は少ないかもしれません。

事前の報道で排ガス不正と言われていたのに、発表的にはそこまで燃費・排ガス不正が騒がれていないくて、でもやはり不正はあったんですよね。

しかもね、いつからというと、1989年から…34年前が発端、販売競争激化の2014年を境にエスカレートの様相。

ダイハツで行われていた悪質な不正、解説していくと…

ダイハツゲート事件

1KR-FE・EF-ZL/GL・KF-VETなどで、不正が発生しているのが発覚しています。

特に、第三者委員会調査報告書、いわゆる詳細版で文字数多い162ページのPDFの内容はハードで、エンジン関連の不正が羅列されています。https://www.daihatsu.com/jp/news/2023/report_2.pdf

簡単に内容をまとめると、認証試験の時だけ良い結果(出力出る・排ガスキレイ・燃費良い)が出る様にチューニングしています。

メーカーが過剰加工して一般市販モデルがスペック以上の性能を出してたとかじゃなくて、 テスト車両のエンジンにだけ特注レベルのチューニング施してスペック上の性能が出てるように見せかけているという、かつてのフォルクスワーゲンのディーゼルゲート・ディフィートデバイス事件を思い出させてくれます。デバイスを使っていないので、証拠がないらしいwww狙ってやったやつか…

改造してハイオク仕様、大問題ですね、かつてのフォルクスワーゲンディーゼル不正の斜め上を行く超展開です。

スロットル加工、特注ハイカム、ヘッド面研・ポート研磨、ノッキング防止にハイオク使用(市販車はレギュラー)でさらにチューンドECUでロム切って搭載とアツイフルチューンやってる車種もあるって(笑)

スッゲー!メッチャハイチューンなレースエンジンみたいじゃん!!というのは間違いでして。。。

フルチューンの検査認証スペシャルがハイチューンではなくこれでようやくカタログ値という絶望、市販版は弱小ってことよ(´;ω;`)

ここまでエンジンの検査で不正かましてて、本来ならリコール扱いになるのですが、持ち込んだらポート研磨にハイカム組んでくれるのかしら…なんつって、ハイオク仕様になったら困るわね。

その他にも燃費計測時の付け焼刃でのその場凌ぎチューンとして、断熱材やガムテープエアロチューンも登場する等、涙ぐましくも狂おしいほど狂気に満ちた不正と性能への執着がありますね。

第三者委員会からの抜粋・エンジン・排ガス燃費不正

ダイハツの不正、目を疑うような事案のオンパレード。

刮目せよ! と言いたいところですが、文字数多くて全文読むと疲れちゃうので、重要な所を太字で解説していきます。それ以外は、まぁ、読み飛ばしてもいいや。情報のソースは全て 第三者委員会 調査報告書 https://www.daihatsu.com/jp/news/2023/report_2.pdf です。

おおよそ100ページくらいからの資料から抜粋です。対象車種は程すべてのダイハツ車のようなもの(国内外含む)です。多くの不正の案件は、不正行為を直接的に裏付ける試験データ等は見当たらないものの、関係者の供述の信用性を客観的な証拠との整合性等の観点から慎重に評価した結果、 上記不正行為を認定となっています。証拠ないし、トヨタとダイハツに忖度してあまり報道では取り上げ難いところ、ガンガン見ていきましょう。

排出ガス・燃費試験担当部署の試験実施担当者は、排出ガス・燃費試験(JC08 モード)の認証試験の前提として、走行抵抗測定試験を実施する際に、冬季の試 験時に、駆動系内のオイル油温が低下するのを防ぐため、①車両の駆動系に断熱 材を巻いて外気の影響を受けにくくする、②ガムテープをエアロパーツのように 車体下部(エンジンルーム付近)に貼り付けるといった加工を行い、その結果に 基づいて測定された有利な負荷の設定を前提として排出ガス・燃費試験を実施し た。なお、オイル油温が低下することを防止することで、オイルの粘度が増すこ とを防止することができることから、試験において走行抵抗の値は良化すること になる ムーブなど

排出ガス・燃費試験担当部署の試験実施担当者は、排出ガス試験(JC08 モード) の認証試験(立会試験)について、規制値を超える可能性があると考えたため、 認証試験の直前(慣らし走行後)に、試験車両の排出ガス浄化装置の触媒を新品 のものに交換 タントなど

排出ガス・燃費試験担当部署の試験実施担当者は、排出ガス・燃費試験(NEDCモード)の認証試験の前提として、走行抵抗測定試験を実施する際に、本来は試験車両の空気抵抗値を空気力学的に最も悪い仕様とすべきところ、そのような仕様になっていないことが直前に発覚したが、開発日程の都合上、別途試験を実施する時間的な余裕がなく、そのまま当該試験車両を用いて試験を実施するため、試験実施予定日の直前に、本来の量産車の仕様では付属しない板状のパーツを取り付けて空気抵抗値が悪く出る方向に調節して試験を実施し、その結果に基づいて測定された負荷の設定を前提として試験を実施した 海外販売車両など

エンジン開発担当部署の試験実施担当者は、認証試験の対象となるエンジンに+対し、開発目標とされていた諸元値に達する試験結果が得られるよう、エンジン出力を向上させるために、①シリンダーヘッドの吸気側のポートを研磨する、②インテークマニホールドの空気通路を研磨する、③シリンダーヘッドの下部を面研磨して燃焼室の容積を縮減するといった量産時には行わない加工等を行った上で試験を実施

エンジンが外気を取り入れる経路であるシリンダーヘッドの吸気側ポートを研磨することにより、外気を取り入れる際の空気の流量が増え、より多くの外気をエンジンに取り入れることができるようになり、エンジン出力を向上させる効果がある。エンジンが外気を取り入れる経路であるインテークマニホールドの空気通路を研磨することにより、外気を取り入れる際の抵抗が減少することにより、より多くの外気をエンジンに取り入れることができるようになり、エンジン出力を向上させる効果がある。シリンダーヘッドは、エンジンの燃焼室を形成しているところ、シリンダーヘッドの下部を面研磨して組み立てることによって燃焼室の容積が縮減される。これによって、燃焼室内の圧縮率及び爆発時に発生する力が高められ、エンジン出力を向上させる効果がある。出力を向上させるために、①シリンダーヘッドの下部を面研磨して燃焼室の容積を縮減する、②スロットルボディのボア径を拡張する、③作動角が大きいカムシャフトを特注し使用する、④シリンダーヘッドの吸気側及び排気側のポートを研磨する、⑤ハイオクガソリンの使用、⑥(EF-ZLエンジンが搭載された車種について)EFIのロムの書き換えといった量産時には行わない加工等を行った 

スロットルボディのボア径を拡張することにより、外気を取り入れる際の空気の流量が増え、より多くの外気をエンジンに取り入れることができるようになり、エンジン出力を向上させる効果がある。作動角の大きなカムシャフトを特注し、これを用いることにより、バルブが開いている時間を長くすることで、より多くの外気をエンジンに取り入れることができるようになり、エンジン出力を向上させる効果がある。ハイオクガソリンの使用により、①から④までの加工により生じやすくなったノッキング(異常燃焼)を予防する効果があると同時に、⑥の行為を可能とする効果がある。Electronic+Fuel+Injection:EFIを使用するエンジンでは燃料の噴射量やタイミングを電子制御しているところ、⑤のとおりハイオクガソリンを使用することにより、レギュラーガソリンによる運用を前提としている量産品よりも点火時期を早めたとしてもノッキングが出ないことから、点火時期を早めるよう、電子制御を司るロムの内容を書き換えた上で試験を受けた。点火時期を早めることにより、エンジン出力を向上させる効果がある

ミラ・ムーブ・オプティなど、コレがいわゆるフルチューンてやつです。ここまでやってようやくカタログの52馬力~58馬力の出力を確保、市販版はこの基準に無いザコエンジン、50馬力もない?が搭載されていることになります。

このエンジン、当時のカタログではクラストップレベルの高トルク、低燃費&低エミッションとか、最高出力、最大トルクはNAエンジン車中クラストップとかはすべて数値の結果ありきの虚像だったということです。実際はトップクラスでもなんでもない、詐欺ですよね。

エンジン開発担当部署の試験実施担当者は、認証試験の対象となるエンジンに対し、開発目標とされていた諸元値に達する試験結果が得られるよう、シリンダーヘッドの吸気側のポートを研磨するという量産時には行わない加工を行うとともに、立会試験において軸トルク及び出力の成績を審査官に申告する際、目標値となる軸トルク値及び出力値が得られるよう、修正係数から逆算した数値をあらかじめ計算して列挙したメモを所持し、審査官の目を盗んで同メモを参照し、実際に「目読み(刻々と変化する計測機械に表示された計測値の中央値を読み上げ+ること)」ではなく、同メモに書かれた数値を読み上げた パッソ・ブーン、トール・ルーミー・ジャスティなど

ここまでやってようやくカタログ値になるというヤバい数値‥‥ブーンにパッソ、ルーミーやタンクなんかではコレで1LのNAで69馬力、これ、実際の市販車でめちゃ非力で遅いの、馬力不正だったんや…って気付くやつ。

かつてのブログで忖度無しでマジでヤバい走りが破綻しているレベルと解説したのですが、自分の感覚、間違ってなかったんや…

以上がエンジン・出力・燃費などカタログ値への不正などです。

証拠残ってないけど証言で認定されたってことです。どこかからリークかなんかで不正の証拠画像とか出てこないかしら。そこまでしないと報道ではあまりこの排ガス不正部分突っ込んでくれない感じが有るのよね。

かつてのR33GT-Rを思い出した人、私以外にもいるはず(笑) カタログ詐欺への補填や保証は…今後起こり得る納期関連の問題やクルマ選びへの影響などなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!

Follow me!

まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!

一発入札&競りオークションの事例はコチラ