新型セレナ3列目・車酔いしないコンセプトってSTPWGNと同じ、跳ね上げは視界優先みたいね
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3列目の印象
3列目シートに乗り込んでの印象としては、まあまあといった感じです。
2列目シートの後ろに備わる3列目の乗員用のシートバックテーブルが個人的には良いと思います。
2列目の真ん中にスペースがあるのは、スマートマルチセンタシートを1列目に寄せているためです。
センターのウォークスルーが可能になります。
セレナの3列目シートのウリとしては、スライド&リクライニングが可能と言うこと。
現行のノア・ヴォクシー、ステップワゴンはスライド機構が無かったりします。
スライドしたからってとんでもんく広くなるのか?ライバルに対して大きなアドバンテージかというとそうでも無いのですが、荷室とのスペースの調整などには一定の役に立ちます。
3列目で快適に着座するには2列目とのスペース調整は必要ですが、そこそこ快適に過ごせそうです。
3列目からでも出入りのしやすいようなスライドドアスイッチもあるし、便利装備としてはUSBの給電ソケットもあります。
2-3-2か2-2-3か
何かのフォーメーションのようにも聞こえますかね。
フロントからの着席人数のレイアウトです。
3列目も3名掛けとなっているので、前にセンターシートがないなど多少空間があった方が快適ですが、仮に7人座る場合は、
2-3-2 で2列目に3人並んで座るか
2-2-3 で3列目に3人押し込むか
一応選べることになります。
2列目の真ん中がアレンジには有用ですが小さい上に座り心地が良くないので、3列目に3人がベターかしら。
2列目の真ん中を開けるか、助手席側のセカンドシートを真ん中に寄せて出入りをし易くするかなどアレンジもできます。
荷物や乗り降りの頻度、乗員の体格などを踏まえてアレンジで対応出来ると思います。
3列目の収納
3列目のシートは左右跳ね上げ式のものです。
3列目シートは畳んでみるとかなりコンパクト。
リアクオーターウィンドウの視界を遮らないようなサイズ感となっています。
3列目格納状態で視界を確保した分、荷室にはやや
跳ね上げ式の格納は90系のノア・ヴォクシーも同様の仕組みですが、ノア・ヴォクシーはクオーターウィンドウに嵌め込むように収める感じです。
視界を取るか、ラゲッジスペースの使い勝手を取るかで作りが違いますね。
ノア・ヴォクシーはこのサードシートの格納で2列目の超ロングスライドを実現するなど一長一短とも言えるのですよね。
ちなみに、ステップワゴンは別路線で床下収納です。
ミニバンではこういった視界性能を補うためにブラインドスポットモニターやパノラミックビューモニターがあったりしますが2022〜2023年では半導体不足で納期に影響が大きかったりもします。
セレナではブラインドスポットモニターは標準(他のミニバンではオプション扱いが多いか)です。
セレナのウィークポイント?としてはデジタルインナーミラーやアラウンドビューモニターは日産コネクトナビとの抱き合わせで高額・・・40〜50万円くらいとかしますのよ。
ナビやドラレコ、デジタルミラーは社外の物を組み合わせてセットアップしても良いかもしれません。
まとめ
3列目シートミニバンのコンセプトやアレンジは車種ごとにかなり違います。
車酔いしないコンセプトが実際はどうなのかは試乗してみないとわからないかもしれないですね。
視界性能に関しても気になるかどうか、実車でのチェックや、比較は重要でしょう。
過去のノア・ヴォクシー、ステップワゴンのブログなどもご覧頂き、良き車選びの参考になれば幸いです。
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
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