事故・自爆、保険を使う?自腹で直す?

事故の際に保険を使うかどうか問題。


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相手に損害を与えて、支払額が大きいのが目に見えているのであれば、即座に保険を使って対処となるのでしょうが、微妙な物損事故、自爆事故などの場合、自分のクルマの修理のみの場合などは、保険を使って直すのが得か?自腹で直すのがとくなのか?

その落としどころ、コストと保険料の値上がりの上昇、どういった判断がベターかを解説していきたいと思います。

保険等級の設定

今回のケースでは、新規で22歳から自動車の保険に入って、約8年無事故

8年経過して30歳になり、14等級にまで登り詰めたようなケース。

14等級の割引率は50%、車両保険などを付けて、定価は10万円の自動車保険、割引になって年額5万円だったと仮定します。

※乗っている車種、加入する自動車保険会社、時期により保険料は幅があります

無事故で8年、30歳になって14等級

14等級で事故と仮定

その14等級で割引が効いている時に事故で自車を損傷、外観に大きな損傷、修理をすることになったとします。

ポイント

保険を使う、使わないにかかわらず、保険会社への連絡はしておきましょう。

最終的な支払われる保険金額が確定してから、使うかどうかを判断しても大丈夫。

まずは事故の届け出が大事です。

保険を使うかどうか迷う程度の微妙な金額… ってそもそも幾らくらいが微妙なんでしょう…?

その昔は10万以下なら自腹でやっとけ!みたいな格言を吐いていたおじさんもいたような…

事故を起こすことで、その当年度中には保険料は上がるわけではないものの、更新の時の次の契約で等級が3つダウン。

3等級ダウン事故などと言いますね。

そして、ダウンした11等級において細分化され、事故ありの11等級になります。

3等級ダウンからの再出発

その 事故あり の11等級の割引率は25% 保険更新の時の割引が25%となるので、定価が10万円の保険だとしたら、75000円になりますね。

従前は50%割引で5万円でしたね。

なので、差額としては25000円ほどの負担増、となります。

だったら、25000円以上の修理費用であれば、保険使った方がお得なの? と思っちゃいそうですよね。

ところがどっこい、

一度ダウンした等級は1年に1つずつしか上がっていかず、元の等級区分に戻るまで3年かかる計算になります。

しかも、事故ありでの3年となるので、割高に3年を過ごすことになります。

となると、
1年目は25%割引
2年目は27%割引
3年目は29%割引

となっていくので、2年目は23000円の負担増

         3年目は21000円の負担増となっていて

1~3年目までの負担増は

25000
+
23000
+
21000
となって、トータルで69000円割高になります。

さらに細かく%を詰めるのであれば、本来15・16・17 と等級刻んで登って行って1・2・3%と割引が大きくなっていくところをマイナスに転じたので、リアルな損失としては+数千円でしょうか。

7万円を超えるような修理が発生するのであれば、自腹よりも保険使って直した方がトータルで持ち出し少なくていいのかな? って感じでしょうか。

事故ありの等級を経て無事故の14等級に返り咲く

なんにせよ、14等級の無事故に戻るまでの間は、4年間で7万円強を負担していたという事が分かります。

いくらから保険で払う事にするか問題

今回の7万円前後の修理代が損益分岐点とすれば、7万円程度の事故の修理って…となりますが、バンパーの一部補修だったり、ドアガラス一枚交換とか、ドアの板金とか…etc なんとなく微妙な修理www もしバンパー交換なら10数万コースだしね~ってことで、微妙な7万の修理見積を保険で直すか考えると悩ましい…と言うのが今回の論点です。

他の要素として、さほど大きくない金額で保険を使ってしまって、同時期に運悪く2度3度と事故を起こしてしまう(仮に過失割合の低い貰い事故気味だとしても)と、更新時の保険料が高額に、又は個別計算で条件付きとなるなどのリスクもあるので、難しいところ。

前提の部分に関しても30歳で等級が14等級と言う設定ですので割引の下落率が大きくないということもあります。18歳から20歳だと元々の保険料が高い上に等級の階段もさほど登っておらず差額も大きい可能性があり、同様に21歳から26歳までも年齢の区分的には保険料高めの領域でもあり、保険を使った時の翌年の更新時のリバウンドも大きめに感じる可能性も高いですよね。

年齢の区分別の保険料の目安

上記の基本的な保険料に対して等級に応じた割引、事故による等級ダウンなどの要素、そこから年数経過して年齢区分が変わったりして、結構複雑な計算が必要になって来るのですよね。

23歳が事故で保険使って、26歳になった時に等級復帰してついでに年齢の区分が変わったりしたらかなり安くなったな!と感じるでしょうし、逆に25歳で事故に遭ってしまって保険を使ったら年齢の区分が上がって安くなるはずが等級ダウンのダメージで相殺され結果的に安くならないとかも想像できますかね。

途中車を買い替えたりすれば車両保険金額も変わるし、事故や盗難リスクの係数を乗じて保険料も変わって来るので、ケースバイケースなんです。

なので、昔のどこかのおじさんが言っていた10万以下なら自分でお金出して直しておけ!という格言もあながち間違いでも無かったりする(笑)

年齢的に高い方で、かつ等級的に14よりか上ならさほど大きい額・7万円前後とかでも保険使って直しちゃってもいいのかなぁ~とは思います。14よりか上の等級って、割引が1%刻みで進むのが遅い感じがするし、3等級ダウンの事故ありへの転落も25%以内とかなら、基本的な保険金額にもよりますが、あまり持ち出し的には大きくならない、かな?ってところです。

もちろん、当座の修理費用を支払うお金がない、とかであれば、保険で直しといて毎年少しずつ負担して相殺する、みたいな考え方も有るかもしれません。

更新の際に上昇する保険料に関しては、ネット通販・ダイレクト系自動車保険が割安なケースがあると言いますので、いちど一括比較査定で安い保険会社を探しても良いかもしれません。

自動車保険ネット一括比較

もし、複数回事故を起こしてしまったり、巻き込まれてしまって次の更新が…と言う時には、一時的に自動車任意保険付きのカーリースなどを活用して年齢区分が変わるまでやり過ごしたり、13カ月経過を待つなども良いかもしれません。

修理費用、保険料のバランスなど踏まえて善きカーライフを!

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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