原付のリアタイヤ交換をDIYで!!・・はお勧めしないかもしれない。

安上がりだけど勧めないかも?

さて、今までやったことないことに挑戦しようと思い、原付のフロント&リアタイヤ交換をやってみようと思い、やってみました。


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節約のため、そして新しいことをやってみれば、バイクへの新しい付き合い方も変わるかなぁーと思って。

結果、タイヤ交換は無事に終わり、コストもだいぶカットできましたが・・疲れた、そして足も腕も筋肉痛だわ。これから挑戦する方にオススメするか・・というと費用対効果をどう考えるか次第、あとは筋力次第でしょう。

ホンダトゥデイ(原付)の前後タイヤ交換

非検体はトゥデイ。純正前後サイズ共通で80/100R10というサイズで、いわゆるホンダサイズと言われるもの。

なぜかホンダしか採用していないのでは?と言われるサイズがたまーにありますが、ホンダは謎のこだわりタイヤサイズや銘柄をいろんなカテゴリの車種で用意していたりします。

X-ADVのリアタイアの160幅の15インチのオフ用ブロックタイヤとか、ゴールドウィングとかの200幅の16インチとか・・ほかに使っている車種がないから量産効果見込めず安くならない・・

ってことで、今回は近似サイズで流用してコストを下げます。

ショップでの参考金額

参考コスト タイヤ&工賃&廃タイヤ処分 (バランス取りなし)というか、原付のホイールバランスなんて要らない、とどこのショップでも言われましたが・・

純正サイズをホンダプロス店で頼むと・・前後でコミコミのお値段で16,000円と言われました・・

ナップス&2りんかんだと、ほぼ同額で、13,500円くらい

アマゾンでタイヤ2本(DURO(デューロ) やダンロップ)+ナップスのタイヤ交換チケット2つ(車体から外して持ち込み)、現地でのお勧めバルブ交換と廃タイヤ処分でコミコミ9,500円くらい。通販とショップのハイブリッドでの交換みたいな感じです。



車体からホイールごと外して持ち込みだと工賃安いです。

ですが、そこまで出来るのならと、自分で変えるというのも選択肢に上ってくる。

価格を重視するか、どこまでセルフでやるかで値段が結構変わってくる感じです。

格安DIYでやると…


今回のDIYプランでは・・
タイヤ2本 流用サイズで値段の安いもの、そして交換しやすい柔らかいといわれているIRCタイヤの3.00/10というサイズ。

幅が5㎜前後違うだけでほぼ同寸、他のメーカーの選択肢も多くておすすめ出来ますね。安いメーカのだと2本でお値段 2600円くらい(時期による)とか、破格に安い。



その他必要と言われる工具たちをまとめて全部アマゾンで仕入れてみました。
空気を抜くときに使うムシ回し。



交換をよく推奨されるバルブ部分。あえてのストレートをチョイス。L字に曲がっている奴のほうが空気を入れやすくなるのですが、遠心力がかかると千切れる、というか耐久性は真っ直ぐのほうが良いらしいのでこっちを選んびました。



タイヤとホイールの間専用の潤滑ワックス。スルンっと装着するのにオススメ。でも、タイヤワックスやシリコンスプレーとかでもいいみたいです。なんなら556でも十分かもしれません。



タイヤレバー、古いタイヤを外すのにも、新しいタイヤを装着するのにも使います。少し先がシャープでありながら、頑丈なものを。安いのでも十分ではありました。今後も自分でガンガン変えるなら長めのヤツや、クランク型の物もいいかも。2本よりも3本のほうが慣れてないならラクでしょう。



リアタイヤを外すためだけの柄の長い眼鏡レンチ、そして少し頑丈そうなやつですね。トゥデイのリアホイールは24㎜で止まっていました。



原付のリアホイール外すのは超硬く締まっていて大変だということで購入。


フロント用には17㎜と12㎜のソケット。マフラー外すように10㎜のソケットも。

もともとラチェットレンチは持っていたので、それは購入していませんが、あると便利ですね。私はKTC派です。スナップオンもいいけどね。



ツールボックスがジョイフルホンダ製。



通販で買ったタイヤと工具など一式ですね。


作業方法については動画サイトで『タイヤ交換 バイク』 で検索すると出てきます。いろいろなやり方がありますが、基本的には一緒です。オーソドックスが一番でしょう。
教科書的なバイクのタイヤ交換の方法(タイヤレバーのみで)motorcycle tire change on hand

自分でやる方法・手順をしっかりと予習するのも大事です。

準備と段取りで効率よく出来るかも


作業で大事なのは環境。準備が大事です。


タイヤが送られてきた段ボールで作業スペースを確保するなど、ホイールに傷がつかいないように。

部品がなくならないように整理しながらとか、大事です。

細かな作業ですが、タイヤの内側のふちに潤滑材を塗るのが非常に大事です。

ホイールの方にもグリースを塗っておくとベター。

下準備が大事です。スポっとはまりやすくなります。

動画の中ではありませんが、バルブの交換も忘れずに。

10年ほど交換されていなかったバルブは硬化していて空気漏れの原因になりそうではあります。

でも逆に言えば10年くらい変えないでも大丈夫なんだとも思いましたが・・自己責任で願います。

古いバルブはニッパーで切り落としたり、ラジオペンチやプライヤーで引っこ抜いたりして外しましょう。


新しいバルブやホイールの穴の部分にシリコングリスなどの潤滑材を塗り、滑りを良く。


ラジオペンチなどで引っ張り出して、完成です。思いの外チカラが必要かも。


マフラーを外すのも結構大変ですが、ここまで出来れば持ち込みでの交換も、セルフでの交換も出来るってことよね。そうなれば工賃の分の結構な節約が可能です。


だいぶ端折りましたが、タイヤレバーを使っての交換作業は各種動画でチェックするのが一番。

写真や図解では難しく、できれば作業中にスマホで見ながらやるのがベストでしょう。

タイヤをハメた後は空気を入れて、タイヤとホイールのリムにしっかりと密着するのを確認しましょう。ガソリンスタンドにタイヤを組み付けた状態でもっていってエアコンプレッサーを借りて一気に入れれば大分楽に空気注入出来ますね。

廃タイヤの処分は自治体の指示に従うなどで処理しましょう。バイクショップでの廃棄のお願いなども検討してもいいかもしれませんね。

交換後の注意点


タイヤの慣らし、皮むきなどは100㎞くらい距離を走るのを目安に行いましょう。馴染むまではラフな扱いをしないように。

マンホールの上や、ぬれた路面では特に注意です。

ちなみに、IRCのこのタイヤ、評判通り柔らかくて乗り心地が良い。

そして組付けやすい。

寿命が短いかもしれませんが、良いタイヤっぽい感触が、ザラついた路面を走った時の吸収力から感じられますね。

今回は持っていた工具がそこそこあったので、買い足した工具を入れてもかなり安く仕上がっております。

タイヤで4,000円、工具やバルブなどで2,000円でした。

外したタイヤは・・2りんかんで持ち込み処分依頼、一本216円でしたので、だいたいの総計で6,500円位でした。

バイクショップに依頼するより半額くらいに安い!!がしかし、慣れない作業ゆえに3時間はかかった・・

50㏄原付だと前後10インチが多く、DIYで安く仕上げるとホントに維持がラクですね。

125㏄でもアドレスV125、スズキの新型スウィッシュなどのように前後10インチモデルもたまにあったり、12インチくらいまでのモデルも多く、それくらいのサイズであれば、ネット通販であればタイヤも安価で、DIYでトライしても、一部ショップ利用の車体からホイールだけ外して持ち込み交換を依頼するというのも一つのアイディアですね。

冒頭に書きましたが、DIY交換をお勧めするかはホントに微妙。

でも、何年かに一度なら、やってもいいかな・・って思ったり。

原付くらいのタイヤで、タイヤを寿命まで使いきり、維持費を極限まで抑えるのであれば、セルフのタイヤ交換、アリですね。

自己責任で、事故やけがのないよように、定期的に空気圧のチェックと増し締めも忘れずに。

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