やりすぎのゴールドウィング、あっ、でもこれでもだいぶ・・アレしたのね 試乗してないインプレ②

ゴールドウィングシリーズとしては肥大化して来た歴史に、一応ダウンサイジングによるカウンター、2018年新型ゴールドウィングは軽量化と若干の小型化、そしてバイク操縦の安楽化のための最新のメカニズムの導入、と話題に事欠きません。


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ゴールドウィング新型2018に跨ってきた!試乗はまだです・・からの続きです。

ゴールドウィングの成り立ち


ゴールドウィング自体がアメリアの広大な道幅と雄大な土地をクルージングするためのクルマもとい、バイクとして生まれたもの。

2001年のモデルチェンジした5代目のゴールドウィングGL1800の時にはフルモデルチェンジで1832ccにまで排気量を拡大して、まさに肥大化・・417kgとなっていました。

新型は重量を最も重い7速DCT仕様でも383㎏として、軽量化しています。

トランクなしの素のゴールドウィングなら365㎏となっていて、かなり軽くなっている・・と言っても350㎏オーバーですけども。


ライバルとなりえるモデルとして、現状市販されている6気筒のバイクとなると、BMWのK1600シリーズが浮かびますが、あちらは直六を積みつつ355㎏に抑え、馬力も絞り出して160馬力です。

かたやゴールドウィングは現行となる新型で129馬力、旧型GL1800においては109馬力と控えめです。

BMWは軽快さとスポーティさを打ち出し、ラグジュアリーなツアラーに終わる気がないという意思表示がはっきりとしている。

かたやゴールドウィングはハーレーのFLHTK ウルトラリミテッドやツーリング FLHTKなどがライバルと想定されるが、そういったモデルたちに比べれば一線を画す走りの性能の高さと信頼性を備える、と強みを示すポイントが違う感じでしょうか?

スイッチ多すぎ問題?


ゴールドウィングを間近で見て、これは結構やりすぎでは?と思ったポイントがスイッチ類。


ハンドル右側、ちょっとゴチャついていて少し落ち着きがないか・・?


と思ったら。
左がてんこ盛りでびっくり!



そしてセンターのタンク上にもスイッチ並びすぎ(笑)


ポルシェパナメーラのセンターコンソールかと思ったのは私だけではないはず!!


スイッチ並び過ぎの見本みたいなヤツですね。


ショップ店員さん曰く、これでもだいぶ整理されてすっきりと減ったんですよ、とのこと。


旧型はどんだけよ、と思っていたら、中古の展示車がありまして・・



5年落ちくらいのゴールドウィング。ようするに旧型ですね。スイッチボックス左側、なんか乗っかっちゃって、コブのようであるというか・・
ってことを考えると新型はだいぶ進化してコンパクトになってたんだ、アレでね・・となんだか納得。

使いこなすのは難しそうだけれども、たぶんオーナーになるとスイッチを弄るのが楽しくて仕方がなくなると想像できます(笑)たぶん私も無駄にスイッチを操作してギミックに酔いしれそうです。


まぁ、なんだかんだ言ってもスイッチの多さはゴージャスなバイクの特権のみたいなものです。それも含めて楽しみましょう。


ハーレーだってツーリングファミリーはスイッチはやたらと多いし、スピーカーだってこれでもか!と主張していたりします。BMWのKシリーズはスイッチボックスなどはシンプルで、ロータリーダイヤルなどで新しい操作感を演出していますが、出たてのアイドライブくらいの完成度で走行中に快適に操作できるレベルには到底到達していないです。

そもそもバイクに走行中操作するロジックなんてものは無理に等しく、なんでも走りながらやりたがる、おバカちゃんにならないように注意しましょうね。


スポーツ性ではBMWに劣り、ゴージャスさではハーレーに劣る、値段は300万円を超えると考えると、ホンダの強みは・・やはり信頼性とバランスのよさ。

疲れない、急かされない、そして快適であり、壊れない。維持費も値段もライバルと比較すると決して高くはないと言えます。

ゴールドウィングの中古車はどうなのか?


ゴールドウィング新型の登場で乗り換えが発生しているようで、中古は現状では180万円前後でソコソコのタマ数から選べるようになっているようです。



旧型の気になるポイントとしては、重量と、馬力、、ミッションの段数(旧型は5速、新型は6速)orDCT(7速で新型にしか設定ない)、フロントの足回り(旧型はアンチノーズダイブ機構付き正立、新型は新規開発のダブルウィッシュボーン)の新型へのコンプレックスといったところです。


ですが、旧型でもゴテゴテとしたつくりのゴージャスさは楽しめるものがあり、トルクのスペックとかエンジンのフィーリングには大差ないようなので、もしかしたらチョイスとしては面白いかもしれません。



オプションテンコ盛の車両も多いそうで、掘り出し物と言える車両もあるようです。

ショップ店員さん曰く、5年落ち以内ならわりと安パイ。予算によっては8年落ちくらいまではわりと許容ではないか?距離は異常に走っているか、10,000㎞にも満たない極上車か、の二極化しているとのことで、車格ゆえに丁寧に扱われてきた個体がほとんどでエンジン単体で言えば距離は気にしないでよいのでは無いか、とのこと。重量あるから距離走っていると足回りが傷んでいるかも、とのことで、フロントフォークやトップブリッジ、ステムやベアリングなどをチェック!・・ってどうやって?ってな感じです。前後に揺すって異音とか、試乗できれば揺れやガタつきとかを感じ取れ、ってことのようです。


新型の納期はスタートダッシュの時期は3か月前後とのことでした。年間の予定販売台数を超える売れ行き、と言ってもかなり小さく見積もっている販売計画を超えただけで、2018年中旬の時期には納車は2か月弱とかのようではあります。


中古であれば即納、納車は待たずにすぐとのことです。

実際のところ新型の新古車であったり、即納可能車両も販売店によってはあるようなので、チェックですね。


夢が膨らむゴールドウィング、2018年式の新型、試乗インプレはいずれ!


中古もいいかも・・とか、新型が中古で出回るまで待とうか・・とか、夢想しましょう!


みなさんも試乗や実物をチェックしてみて、ぜひ意見交換とかしましょ♪

2.5輪の乗り物?アガリの人のバイク?ゴールドウィング試乗インプレッション!

過去の試乗インプレブログも見ていただければと思います。

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やりすぎのゴールドウィング、あっ、でもこれでもだいぶ・・アレしたのね 試乗してないインプレ②” に対して4件のコメントがあります。

  1. 還暦の金翼 より:

    ゴールドウイング素晴らしいです。80km/h巡航で27.4km/lを名古屋京都間で記録しました。高速では通常24~25走ってくれます。青森までもその日のうちに走れます。ホテルから普通にのみあるけます。ただこの標準装備のスピーカーは使ったことがない。(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-オプションで良いのに。有り余るトルクのおかげで邪魔ではないかもしれないが。少し軽くなれば下道降りた時の苦悩が軽減されると思う。外し他あとのアイディアが今の所無くて残念。

    1. caranddrive1 より:

      高速燃費素晴らしいですね!
      疲れにくいバイクと言うのも目に見えにくい性能の高さですよね〜
      スピーカーに関してはラジオや交通情報くらい流しても良いのかも?歌謡曲流れると小っ恥ずかしい気もしなくもないですけども(笑)
      フラッグシップということでスピーカーは飾りみたいなものかもしれませんが、他に着いてるバイクも少ないので誇りに思っておきましょう!

  2. うさぎさん より:

    「スポーツ性ではBMWに劣り、ゴージャスさではハーレーに劣る」

    私感の相違ですかね。
    GL1800購入しましたが、私はBMWのデザインが好きですが、
    いかにもBMWらしいのが好きではなく、
    ハーレーは全く好みではないので…
    候補にもあがりませんでしたw

    1. caranddrive01 より:

      コメントありがとうございます。

      GL1800ご購入素晴らしいですね!

      このクラスのバイクは個性も主張も強めですので、好みも分かれるようにも思います。
      BMWはスペックではスポーツ性高い方向に振っているし、ハーレーはいわゆる大きく派手に魅せている部分もあるのかなと。

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