最新装備をテンコ盛り・R1250GSのグレードどれ選ぶ?試乗インプレ③
R1250GSは、標準となるベーシックグレードでも最強のアドベンチャーツアラーであることは間違いありません。
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ですが、バリエーションやグレード展開があり、そこは正直見た目の好みで選ぶというのがあり、どれも魅力的であったりします。
R1250GS(2019)試乗インプレ② 乗り易いと言えるのか?
全てのグレードにETCは標準で、カラー液晶メーター・6.5インチTFTディスプレイは、バイクの情報を表示、スマホとの連携でナビゲーション、音楽、電話などの追加情報を表示可能なものも標準です。ABSやトラクションコントロール、ライディングモードのセレクトや電子制御サスや思い付く限りの電子制御デバイスはすべて備わっていると言えます。
ただ、フロントのスクリーンに関しては手動調整式であります。
たまに電動調整式のライバルのバイクもあったりするのでそこだけは負けちゃうかも。
標準グレード(プレミアム)の他にエクスクルーシブとHP、そしてアドベンチャーという別格のグレードの4展開となるでしょうか。
エクスクルーシブはエレガントで壮麗な佇まいを表現するメタリッ×マットのカラーリングを採用し、仕上げや素材にこだわったディテールを採用しています。
特別なデカールや、ストライプ、そして高品質なパーツがスタイリッシュな感じになっています。
HPはラリーテイストの外観と装備を備え、BMW・Mカラーのトリコロールカラーを纏い、シートやスクリーン、フェアリングなどにオプションパーツが装着され、ストロークが前後各20㎜長いスポーツサスペンションを装備しスポーツ性が高められています。
ゴールド仕上げのアルミリムにワイヤースポークをセットした前後ホイール、ショートスクリーン、ラリーシートを装備して独特のビジュアルと世界観を醸し出しているんですね。
スタイルHPを選ぶとセットになっているスポークホイール仕様は55,000円の単品のオプションでも選択可能。
R1250GSアドベンチャーについては長距離走行を可能とする30Lの大容量燃料タンクとエンジンガードのパイプなどが装着され、武骨さを備えながらも高級感もあります。
シート高は850/870㎜の2段階調節式が標準であり、HPでもエクスクルーシブでもシート高は基本は同じ。
ローダウン仕様であるプレミアムスタンダードは800 / 820 mmのシート高となり、さらにはGSアドベンチャーについては890 / 910 mmと少し高めに、GSアドベンチャーのローダウン仕様では820 / 840 mm、シート高だけでも4パターン×2段階調整とバリエーションが多く、悩んじゃいますね。
R1250GSアドベンチャーについては、バイクをいろいろ乗り換えてきた人が最後の最後に選ぶ上がりのバイクとしても人気があります。究極のオールマイティバイクとしての評価が確立されています。
HPと通常のR1250GSでは約10万円の差額となりますが、装備品としてはラリーシートやスポークホイールなどが付くので少しお得です。
Adventureと通常のR1250GSでは約16万円の差額となりますが、装備品としてはスポークホイール、エンジンガードやLEDランプ、大容量タンクなどなど20万円以上の装備品との価格差を計算すると、やはりお得です。
純正オプションパーツも多数ありますが、その中でもツーリングに特化したケース類は装着率が高いようです。
BMWお得意のパニアケースは左右で約15万円、トップケースは約10万円。
アドベンチャー用のアルミケースはパニアケースよりも少し大きく、左右で約35万円、トップケースで14万円くらいとなっています。
トップケースはGIVIやSWモーテックやヘプコアンドベッカーなどの社外品の方が安いとは思いますが、フィッティングはメーカーオプションに勝るものはありません。
ちょくちょくディーラーに通っていると、キャンペーンをやっていたり、新古車や試乗車落ちであったり、高年式の中古車であったり、価格的にお手頃になっているGSを見かけることもあります。
それこそモデルイヤーによって装備品が違ったりカラーリングが微妙に違ったり、一期一会のバイクとの出会いを大切に、バイク選びを楽しんでバイクライフをより充実させていきましょう!!
過去のいろんなバイクの試乗インプレも参考になればと思います。
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