1年点検は義務?費用は?自分で出来る?あのシールは手に入る?わかりやすく解説します

1年点検は必要か

タイトルからして疑問だらけなんですが、1年点検は必要なのか?そもそも義務なのか?


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どんな項目があって時間がどのくらいかかって、依頼するとしたら費用は適正なのか?

こういった疑問を持つ人がいらっしゃいますね。

そう、車検で点検するからその時で良いじゃない? という考え方であったり、
ディーラーでやったら対して整備してなさそうなのに高額な請求をされ、さらには部品交換で追加料金を取れた…という価格の不透明さに由来する不信感も根底にはあるようです。

自分で出来るのならDIYでやって、少しでも費用を抑えたりとか、オートバックスなどのカー用品店と上手く使い分けで少しでもクルマの維持費を節約したいという思惑も有る事でしょう。

節約するポイントと、自動車整備工場などに依頼しなければいけないケースなどを解説していきます。

12ヶ月点検(1年点検)は受けないといけないものです

そもそも車検と違うのか?と思っている人もいるかもしれません。

12ヶ月点検(1年点検)は、安全に走行するための12カ月スパンの定期点検整備のことで、車の故障を未然に防ぐことを主たる目的としています。

12ヶ月点検は1年ごと、24ヶ月点検は2年ごとに受けることが義務付けられていて定期的に受けるように法律で定められています。

新車を購入した際にはメンテナンスパッケージなどに含まれていたりするので当然のように点検を受けると思われますが、そのサイクル的には12ヶ月点検を1年目と2年目に受け、3年目に車検と合わせて24ヶ月点検を受けるスケジュールとなっているのが本則です。

24カ月点検・車検との違いは

24カ月点検は車検整備と密接にリンクしていて、12ヶ月点検の27項目よりも点検項目が多く、全57項目を点検することになっています。

車検との相違点としては、車検は車の排ガスのチェックや、ブレーキの効き、タイヤの溝・グリップの効きなどをcheckし、安全面・環境面の基準に達しているかを確認する検査が車検(自動車検査登録制度)となっています。

基本的に整備してあれば車検には無事にパスできるようにほぼほぼ連動しているものの、車検をクリアするだけであれば、消耗品の摩耗限度でも車検だけはパスできたりしちゃうなどあり、微妙に整備の役割としては相違点があります。

12カ月点検は自分で出来る?

12ヶ月点検を受ける義務があることが、道路運送車両法第48条で定められていて、毎回ディーラーや町の整備工場に頼んで費用を負担するのはちょっと…となる方もいるかもしれません。

中には工具などを揃えていて、DIYでクルマやバイクのメンテナンス出来るよ!って人もいますよね。

日常点検に関しては、結構情報があって、簡単なチェックシートなども国交省からリリースされたりしています。

鷹の爪団の吉田君と15項目のチェック:国交省ホームページより

1年点検についてのチェックリストは国のオフィシャルではペライチに収まっている感じのものは無いようで、自動車メーカーで使っているもののサンプルなどを参照して点検を行えば間違いないと思います。

トヨタ定期点検整備記録簿

その他にはアマゾンなどで、1・2カ年点検整備記録簿が販売されているので、参照して記録に残すことも可能でしょう。


こういった点検整備記録簿をチェックリストとして、使い、自分で当該箇所のチェックを出来るようであれば、DIYで1年点検と言うのも可能ということになります。

やらないと罰則は?

義務ではあるものの、罰則は有りません。

しかし、点検を行わずに保安基準を満たしていない場合には事故・故障・トラブルのリスクが高まり、周りにも迷惑ですし、整備不良で指導を受けたり、違反となることも有ります。

トラブルや事故予防、もろもろのリスクを逓減させるためにも重要な点検であることに変わりは有りません。

点検費用の相場と掛かる時間は?

点検を業者さんに依頼すると、点検だけで2万円前後費用が掛かるケースが多いでしょう。新車購入時にメンテナンスパッケージに入っていると無料(新車購入時に幾らか払っているのですが)のケースもあります。

掛かる時間としては、新車など不具合が起こらなそうな走行距離であれば2時間程度~半日くらいとなる事が多いでしょう。

その他に消耗品や、予防整備として交換するパーツがあれば、プラス部品代と工賃がかかり、思ったよりもお値段掛かるわね…と思う事も多いでしょうか。信頼関係のない整備業者さんとかだとボッたくられている、と思う事もあると思うので、信頼できるショップを探すのも大事だし、自分のクルマがどんな状態かを自分で把握しておくのも非常に重要になってきます。(ブレーキパッドやタイヤの溝とかはご自分でもチェックできるかもしれません。)

消耗品の交換などは、DIYで自分で出来る物が安く通販で部品を揃えて交換しておくなど、節約のための対策はしようが有りますね。

あの点検シールはどこで手に入る?

1年点検シール

ディーラーや整備工場などでメンテナンスを行うと、フロントガラスの右上、室内側からだと左上に貼ってある点検シールが有りますよね。

あの、シール、当たり前のように多くのクルマに貼ってありますが、ステッカー自体の貼り付けは義務ではありません。DIYで1年点検を終えた場合には自分でステッカーを張るという事は出来ないことになっています。

定期点検済みステッカーは、認証のある整備工場でプロの整備士が点検した証として、自動車整備振興会に加入している認証工場・指定工場のみに卸されている物で、外部には通常流通していません。

メルカリやヤフオクで売ってたりはしないアイテムで、整備工場の人が転売などをしようものなら指定を取り消されるなどのリスクがあって、整備を受けないと手に入らないものとなっています。

どうしてもあのステッカーが必要な人は…

中には、車通勤の条件に、フロントガラスに1年点検の整備済みステッカーがないと許可しない、などということが有ります。

個人で手に入れる事は出来ませんので、DIYで安く済ませることが出来ず、指定整備工場でお金を払って整備を受けてステッカーを交付されるしかありません。

そういった会社での通勤利用の条件としては、1年点検を第三者の手によって証明することで、クルマの整備状態を担保するという狙いがあると思われるので、ルールには従いましょうね。

まとめ

まず、1年点検は義務。

費用に関してはDIYでコストを抑えることも出来るし、依頼すれば2万円程度~となります。

自分ですることも出来ますが、フロントガラスの整備済みステッカーは依頼しないと発行されないので、必要に応じて点検整備を依頼しましょう。

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