保存食?キャンプ食?そこは尾西のごはんでしょう!


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登山、アドベンチャーツーリング、そして災害・・・震災などの大きな災害のような大変な時こそやはりごはん、コメのメシが大事ですね。

何は無くても米の飯。

ニッポンの基本でしょう。

保存食として定番になりつつあるアルファ―米。

米の成分のベータでんぷんを炊飯することでアルファ―化、そして強制的に乾燥させてα状態のまま長期保存が可能になり、また水分を加えるとご飯、の状態にできるというもの。

ちなみに炊いたお米も放置すればただ固くなってしますがあれはβ戻り、保存用に乾燥させるのは専用の機械が必要なようです。

そんなアルファ米の先駆者が尾西さん。


もと潜水艦乗りのおじさんが潜水艦の中でコメが食べたい!というのがことの発端。

1932年ごろのことのようですね。

戦後は乳幼児向けのものを製造するなど方針転換、でんぷん加工技術を駆使してベビーフードを生産して戦後の混乱期の幼児の発育に貢献するなどの歴史があります。

賞味期限は5年、各県や市町村などの自治会に約65%のシェアで納入されているというこのシリーズ。



尾西のごはんは宇宙ステーション用のベースにもなるなど、品質の高さと長期間の維持、保存可能期間の長さが評価されています。


お湯で15分、水でも(!)1時間でお米が出来上がり、食事ができます。

概ねおにぎり2個分くらいかな?

意外やモッチリ感があって、疲れた体、減ったお腹を満たしてくれます。

キャンプなどで召し上がる時には調理時間や放置時間を逆算してテント設営開始前にセッティング、設営完了したら食事タイム、や、ほかのバーベキュー料理とのバランスとかでタイムを入れて楽しみましょう。

バイクでのツーリングでの食事はもちろん、非常食としてもオススメ。

なんじゃかんじゃでコメは大事で、日本人のソウルフードなんですよね。

東日本大震災、九州地震など震災の時には備蓄の乾パンが配給されることが多いんですね。

しかし、これが被災者からは大ブーイングだったりします。

最初は食べるものにありつけるということで感謝して頂きますが、実際のところバサバサして食べにくい物で、特にお年寄りには食えたものではないのかもしれません。

おにぎりやお米の炊き出し、弁当の配給などがあると乾パンを配ったところで渡したそばから捨てられる始末。緊急時だろうと、空腹だろうと食えないものはある。

それがある一部分とは言え、現実としてあるように思います。

家と車とバイクに10食ずつ、いかがでしょう?


いつでもキャンプに出られるように!そして備えとして。

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