ミニ5ドア 価格対価値のベストバランスは? 試乗レポート④
ミニは小さな高級車
「小さな高級車」というカテゴリの高い要求を満たすのは常に希少な存在である。
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日本車でもコンパクトでプレミアムを狙って、トヨタオーリスやブレイド、日産で言えばティーダなど、チャレンジングなモデルはあるけども一過性のヒットは出ても中々どうして成功に至ったモデルとは言えません。
クルマにより快適性なり、品質を求めるとボディは大きく重くなり、モデルチェンジ毎にどんどん大きくなって魅力を失い名車としての誉や販売面で不信を招くと言う、矛盾を抱えているものです。
ブランドとしてライバル不在
ミニにはサイズ上のライバルはいても、ファッション性と品質とのバランスを考えた時、ライバルは見当たらないモデルと言えます。
その魅力の本質は小ささとのバランスに尽きます。3ナンバーになったと言っても、ミニ5ドアは良い車に間違いはありません。
これからはクラブマンに大型化を譲り、これ以上大きくならないように祈りましょう。
そんなミニの5ドアですが、2014年のデビューで現行型が5ドアとしては初代に当たるため、5ナンバーの5ドアなんてものは絶対にないので、3ナンバーを許容するしかありませんが、全幅が1725㎜と5ナンバー基準から25㎜幅がオーバーしているだけ、ボディの片側で1.25㎝のオーバーでしかありません。
マンションなどの機械式の立体駐車場で1750㎜が許容のところにもなんとか入るので、コンパクトといっても間違いはないでしょう。
グレードと価格
●車両本体価格
ONE
¥ 2,550,000 (消費税込)
COOPER
¥ 2,980,000 (消費税込)
COOPER D
¥3,180,000 (消費税込)
COOPER S
¥ 3,620,000 (消費税込)
COOPER SD
¥3,820,000 (消費税込)
基本的には価格は3ドア+18万円となっています。これなら5ドアを選びたくなりますよね!
いいぞ!MINI JAPAN!(というかBMW JAPAN!)
SとSDのみナビ標準、
ガソリンモデルが50万円刻みくらいでグレードごとに価格上昇、ディーゼルモデルは同じグレードのガソリンモデルに比べて20万円高になっていると言った感じです。
エコカー減税や燃費、軽油による燃料そのものの価格安、低速でのトルクの豊かさで行くと、クーパーD、オススメグレードになります。
ガソリンエンジンでの切れの良さ、回転上昇フィーリングの滑らかさを求めるならガソリンエンジンを選ぶのもありです。
特にクーパーの1.5リッターターボはクーパーS要らずと言えるくらい、力感や鼓動感が良く、パワーが物足りないと感じることは無いと思われます。
オプションの価格など
オプション単品としては
メタリックカラー 6万円~
フルレザー 32万円~
ハーフレザー 約15万円
その他の加飾パネルが 約3万円
ドアのアームレストの加飾が 約1.5万円
LED ヘッドライト+ LED フロント・フォグ・ランプ 103,000円
パーキング・アシスト・パッケージ (フロント&リア PDC含む) 123,000円
ナビゲーション 178,000円
などなど
オプションの組み合わせで自分だけのミニを作れる
その他にグレードによってペッパー ・ ミント などのスパイス由来のネーミングのパッケージオプションがあり、組み合わせて自分だけの一台を作り上げていくことが出来るのもミニの良いところ。
オプション着けて350~400万円以内に抑えるのが売れセン、とのこと。
ワンのグレードにポータブルナビを自分で後付けして乗り出し300以内に抑えるのも通としてはアリかと思います。
正直なところ上級グレードのSやSDはスポーティでパワフルなコンパクトカーが好きな人以外にはオススメとは言えず、ミニの世界観を存分に堪能するならクーパーにオプション、ミニの素材の良さをコスパを極めて味わうならワン、と言ったところです。輸入車はエントリーグレードが美味しい、という人もいるので、そういうのもアリです。
3ドアと比べてリアのダンピング特性変更があるそうですが、乗り心地が若干マイルドになっているのと、MINIっぽさというフィーリングを再現しているので、MINI初心者にもオススメできます。価格的には国産車だとミニバン買えちゃう価格帯にはなるので、家族の理解を得られるかは難しいかもですが、スタイリッシュな車として一押しできますね!
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。
査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね
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