リバイバル記事再掲・ワーゲンe-up!試乗インプレ・ID4へと続方向性

6〜7年前の試乗インプレッションを大幅に加筆修正して再掲載。


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VWのID.4に試乗してきているので、e-up!についても紹介しておきます。

ID.4の試乗インプレについては後日UPします。

導入されなかったe-UP!

フォルクスワーゲンの黒歴史。

ディーゼル不正、そしてEV導入の遅れ。

特にディーゼルの不正はひどく、世界的なニュースになり、ワーゲンのディーラーでは一時開店休業状態になっていたこともありました。

ディーゼルの不正問題はワーゲンの悪質な企業としての体質を浮き彫りにした、2015年のニュースですね。

との当時のワーゲン車の下取りや買取、悲惨な額であったと言い、DSGの信頼性の低さと相まってワーゲン・アウディの買取は厳しい状況は今でもあまり上向いていません。

輸入車を購入するならメルセデスベンツかBMWにしておこう、とそうなりますよね。(イタフラ車も結構悲惨です)

ワーゲンのディーゼル不正に巻き込まれる形で、欧州はディーゼル車のトレンドを捨て、無理くりEV:電気自動車へと方向転換。

マルチにパワーユニットを展開するワーゲンではそれで息を吹き返そうとしていましたが、日本ではまさかのe-up!の導入見送りという大事故を起こしていたりしましたwww

2014年10月に電気自動車(EV)『e-up!』の導入を発表したものの、急速充電システムが国内の急速充電器のすべてに対応していないことが判明し、それを建前に2016年にデリバリーを断念していました。

国内向けのカタログまで配布して、試乗車も配備していたのに、です。

EV版UP!

フォルクスワーゲンのup!(アップ)EVでないガソリンモデルは日本向けには廃盤になっています。2019年には日本国内販売終了していますね。

EV版は大々的にニュースを発しておきながら、販売すらされませんでした。

世界的にはe-UP!は人気で継続販売しているようで、一時期は納期が1年を超えるなどもあったものの、要するに日本市場ではオワコンにされたってことです。

ブランドイメージや信頼感など、日本人が一番シビアなのかな?

EV版のup!

up!の価格は200万円を下回っていて、なんなら当時は高価格路線になりつつあった軽自動車よりも乗り出しが安いなどの強さもあった。

ところがEV版になった時の価格設定は360万円程度と、ベースモデルの倍近くになってしまった。

そして航続可能距離に関しては当時のカタログ値は180km程度、だがしかし、セールストーク的には実測100km行くかどうか…というかなり絶望的な数値に。

2022年に登場した新型SAKURA(サクラ)やekXEVって、実は安くて高性能なのでは??と気づかせてくれるモデルなのかも、と今となってはe-up!は旧世代の噛ませ犬だったようにも見えてくる(笑)

e-UP!のサイズやスペック

試乗したe-up!のボディサイズは全長3545×全幅1650×全高1495mm。

5ナンバーのコンパクトハッチバックで、コストカットの割り切り仕様が顕著なモデルでした。

シンプルで価格の低さを狙ったモデルであり、リアウィンドウが開閉しないとかの割り切りもすごかったupがベースでした。

e-UP!は82馬力で最高速は130km/h程度とされ、軽自動車よりかは幾分かハイスペック。

ただし、車重は重く、ベースモデルよりも200kg以上もヘビィになっています。

加速感や減速感はEVっぽさを感じさせない感じで、ハンドリングも同様。

DモードとBモード、エコモードや回生ブレーキレベルを4段階から選べるなど、EVっぽさを感じさせない運転フィールと、EVっぽくワンペダルで走行出来るような強い回生ブレーキとをセッティングしている感じです。

こういった制御の方向性は急速なEVへのシフトの中での過渡期としてのもので、EV慣れてしていない多くのユーザーへの対応を思われます。

今後EVの操作・走り、制御のスタンダードな方向性が定まっていけば変わっていくものでしょう。

まとめ

当時のe-UP!でも違和感のない制御を目指していて、2022年に日本にやっとこさ上陸したEV・ID.4もそっち系ということになりますね。

当時も乗りやすさ、扱いやすさを打ち出していたものの、実走行航続距離のレベルの低さに価格は高くなり過ぎていたけれども、ID4では真っ当な価格に着地しています。

ID.4でようやくスタートラインという感じですので、検討される方ようやくって感じですね。

善き車選びを!

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