試乗記 コンパクト7シーターSUV ランドローバーディスカバリースポーツ 

違いはイヴォークのロング版という程度なのか?レンジローバー イヴォークと紛らわしいイメージのディスカバリースポーツ。
ディスカバリースポーツのライバルとなるのは、身内だとレンジローバー イヴォーク、メルセデスGLC、BMW X3やアウディQ5、ボルボXC60などのプレミアムミドルサイズSUVたちだ。全幅1900㎜前後と幅は広いが全長はさほど長くなく、日本で、特に市街地などでも持て余さないギリギリのサイズの車種でしょうか。
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このサイズと言うか、このカテゴリで唯一と言える3列7人乗りシートが選べるのが特徴です。
デザイン優先のクーペ感溢れるイヴォークに比べるとサイドウィンドウは広く、斜め後方視界が良いことによる運転のしやすさと、スポーティ過ぎないフォーマルな雰囲気があります。
全長x全幅x全高:4610x1895x1725mmで2トン前後の車体、2リッターターボは240ps・最大トルク:34.7kg・m、トランスミッションは最新で先進の多段オートマの9速ATで燃費:10.3km/Lと、期待ほどよくはないです。街乗りで7㎞/Lとなるくらいなので旧世代のコンパクトSUVみたいなスペックです。パワー感に関して申し分ないので、もう一回り燃費が伸びると選ぶ理由になりそうです。メルセデスやBMWには無い、謎のオフロード性能が燃費の足を引っ張っているような気がしなくもないですね・・・
5名乗車を基本形に、オプションで3列7人乗りシートが選べる(5+2シートパック/33万7000円)3列目は狭いですが、短時間であれば多人数で移動できるというメリットがあります。3列目は子供用サイズと狭いですが、ミニバンのように使えなくもないです。3列目を畳んだ時の荷室の使い勝手も良く、ワゴンと同等以上の実用性を備えています。3列目を畳むと社内の静粛性も上がるような気がします。畳んだシートが防音材の効果を発揮しているのかもしれません。2列目シートのスライド量は大きく、2列目を最後端に合わせればかなり広々と使うことも出来るます。3列目の設定と2列目の広さ感がライバルたちへのアドバンテージになりそうです。
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最近のレンジローバースポーツやイヴォークなどと共通するデザインで見た感じはモダンで、ネーミングからもディスカバリーの弟に当たりますが、どう見てもレンジローバースポーツのスケールサイズダウン版です。いい意味でですよ。電子制御4輪駆動システム「テレインレスポンス」もランドローバー共通のオンロード・オフロードの切り替えが可能で、オンロードをスポーティに走るダイナミックモードというのもあったりします。更にはディスカバリースポーツはドアミラー内部のセンサーによって現在の水深と水深の変化をセンシングし、水深600ミリまでの川を渡ることができる性能も持っているとか。台風や大雨で冠水した道路を横切らざるを得ないようなシチュエーションでは有効かもしれませんが、過剰なオフロード装備のように思えなくもないですね。こういうスペックは男心をくすぐったりしますが、その分値段が上がっているのと、燃費性能がスポイルされているのは悩ましいところですね。
オンロードでの走りはハンドリングはそこそこダイレクトで、フラットライドだと思います。個人的にはGLCのテイストが近いと思います。コーナーリングのロールも抑えられていて、足の粘りはかなりいい印象です。グレードによりますが、最安のエントリーグレード以外は19インチ以上という大径ホイールを履くこともあってか、細かな振動や大き目な段差の時のショックはそれなりにあり、3列目は揺すられて辛いかもしれません。個人的には17インチか18インチの設定がベストだと思います。
自動緊急ブレーキや、レーンディパーチャーウォーニング、オートマチックハイビームアシストなど安全装備の充実など、ドライバーアシストプラスパック(13万8000円)は必着、現代の車として必要なものは着けましょう。細かなオプションもありますが、安全装備と、シート素材、その他装飾や便利装備をどの程度着けるかで価格がかなり変わります。
標準となるSEグレード500万円~、革シート+19インチアルミなどなどHSE590万円~、てんこ盛りHSEラグジュアリー700万円~
価格的にはエントリーグレードでVolvoXC60、上位グレードでメルセデスGLCと同じくらいになってきます。ファブリックシートの素材感は悪くないので、無理に革シートにせず、エントリーグレードがお得かと思います。ディーラーの売りたいのはHSEのようですが、実際に見てみて判断するのが良いかと思います。
この車を選ぶのなら7人乗り仕様(5+2シートパック/33万7000円)は着けるのが良いかと思います。


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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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そこで

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過去の一発競りでの事例はコチラ


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一発入札&競りオークションの事例はコチラ