KTM390 スモールDUKEの長男に試乗!
※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます
今さらながら、KTM DUKE390に試乗したので、インプレッションをまとめたいと思います。
以前にKTMのクオータースポーツ、
250DUKEにも試乗
しているので、そちらの試乗記も良かったら参照ください。
250DUKEが最新のDUKEで、390DUKEの方は2013年のデビューだったと思います。デビュー順で言うと125→200→390→250の順番だったような・・・
390 DUKEの車体は125/250と共通、補強が入るなどの変更はあるが、跨った感じは同じです。
ハンドルの切れ角もちゃんとあって、軽いし、足は地面に届くので安心感があります。
250㏄比で+10㎏位とかで、乗り出しでも総重量150KGとか?
水冷4ストシングルDOHC4バルブ正確には375㏄で44PSは掛け値なしで出ているそうです。
エンジンは5000回転異常で本領発揮、力強く回ってリミットは1万回転まで、といったところですが、排気量の分だけ各ギアでカバーできる速度域が広く、250より扱いやすいエンジン特性なんじゃないかと思うほどフレキシブルに加減速をこなせます。
250だと必要な加減速のためのギヤチェンジが煩雑な時もあるかもしれませんが、390の方がずぼらに運転が可能です。
タイヤサイズは(前/後):110/70R17/150/60R17で250と共通、これもリアタイヤを無駄に太くしてなくて軽快な倒し込みができてグッド。
一般的な400クラスのモデルより確実にフットワークは軽い印象です。これが390 DUKEのウリですかね。飛ばさずに、力を抜いて走るのも苦にならないのは懐の深さがあると言えるので好印象です。
250は回してなんぼ、使い切って吹け切って使うイメージですが、390はゆとりがある感じとでも言うんでしょうかね。
足回りはφ43mmの倒立フォークにブレンボ製300mmフロントディスク、BYBRE(BY BREMBO)というブレンボOEMのラジアルマウントキャリパー付きで、握り込んだ奥の方で効くコントローラブルなタイプ、ABSも標準で申し分なし。
390DUKEで592,000円~という価格設定も、250DUKEの 555,500円~の4万円高、非常に悩ましいところです。
車検の有る無しや使い方次第で選ぶことになりますが、高速道路に少しでも乗る機会があるなら390を推したいところですね。
250は高速走行時に唸る、ステップやハンドルの振動が響く、と言うのがありますが、390なら同じ速度でもエンジンの回転数が低めなのでいくらか落ち着きと、馬力的な余裕があります。
みなさんもぜひ機会があれば乗り比べてほしいバイクたちです。
こういうバイクとの出会いが、人生を彩ることになるかもしれませんね。
8年ぶり400㏄復活!ドゥカティは日本市場をそんなに重要視してくれている!? もよかったら参考にどうぞ。