ひたすら新型ノア・ヴォクシーに採用されるPKSB(パーキングサポートブレーキ)周囲静止物について語る

もし、フルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)のオプションで悩んでいて、PKSB(パーキングサポートブレーキ)の周囲静止物・側方静止物対応型の装着を悩んでいるのであれば、着けておこうというオススメオプションについてブログにしていきます。


※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます


えっ?たったそれだけのオプションをオススメするの? と思われるようなネタではありますが、見聞きした悲劇を元に、もし、そういうメーカーオプションを備えた車があれば、状況は違ったかも…?と思うので、装着の参考になればと。

安全装備の元は取れるか

件の安全装備群は新型ノア・ヴォクシーにおいて難解な部類のメーカーオプションの中に含まれ、そしてセットオプションでより複雑になってはいるものの、設定されることは間違いのないもの。

パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)は見積書ではPKSBと略され、車両周囲の静止物を検知して、衝突被害の軽減に寄与するシステムでパノラミックビューモニターとセットで装着されます。

アクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減を図るものでオプションの中ではトヨタチームメイト(Toyota Teammate)の中に含まれています。

この周囲静止物監視型を今回のブログでは推していくのですが、メーカーオプションで最も安い価格設定はおそらくガソリンに設定される:トヨタチームメイト:ガソリン用 パノラミックビューモニター パーキングサポートブレーキ(後方歩行者) 、アドバンストパーク(セミオート) パーキングサポートブレーキ(周囲静止物):93,500円 となりそうです。

パーキングサポートブレーキを包括して含むセットオプションとしてはBSM(ブラインドスポットモニター)などとのセットオプション、トヨタチームメイト:ハイブリッド用 パノラミックビューモニター パーキングサポートブレーキ(後方歩行者) アドバンストパーク(リモート機能付フルオート) パーキングサポートブレーキ(周囲静止物) エレクトロシフトマチック(ここまでだけで126,500円)+ブラインドスポットモニターなどのセットオプション+寒冷地仕様=(だいたい全部載せ 273,900円)

幅はあるものの、10万円~設定があり、セットオプションでモリモリにした時には27万ちょいくらいで装備されるイメージです。

その金額に見合うか・高額なオプション代の元を取れるか、と言うのが主題であり、そして私は見合う、元が取れると思うのでオススメするわけです。

その機能や作動条件、そしてどういった時に元を取れるのかを順番に解説していきます。

PKSBの機能

周囲静止物検知のパーキングサポートブレーキに関しては、現状トヨタ車では新型アクアのみの設定、レクサスでは新型NXのみの設定となっています。(前後の人物検知多くの車種で設定ある)

周囲検知用のセンサーとカメラは、新型アクアと同様にミラーの下に設置されると思われます。テスラのようにピラーにカメラとか設置されればこれ見よがしでハイテクアピールできるとは思うものの、コスト面でしばらくはないかもしれません。

前後の検知はカメラとソナーセンサーで検知して、対壁、ガラス、人への接触、アクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を防ごうとするもので、人が横切るなどの動体も検知可能と言われています。

前後というのは前後バンパーとその周囲左右の幾らかの範囲に限定されます。

周囲検知物タイプでは、狭い駐車場で停める時、出庫するとき側面の隣の車や柱、子供まどの巻き込み事故を防ぐ自動ブレーキをかけてくれるもの。ただし、動体の検知は出来ないようで、動いて死角に入ってくる子供は検知できないとされています。

低い壁や隣の車両、低いポールや柱などはミニバンなどのウェストラインの高い車だと死角で見落としがちであり、また、4.7メートル前後のミニバンとしてはハンドルを大きく切った時の巻き込みの内輪差もあり、助手席ドアやスライドドア部分をぶつけたりするケースもあったりするでしょう。

小柄な方はシートの調整をしっかりしていても、死角はあったりするものですし、運転に不慣れな方は車両の助手席側の距離感や車体感覚を掴みにくいということもありますよね。

死角の子供と接触してしまったという痛ましい事故もあったりしますので、そういった事故を防ぐにも有効かと思います。

新型アクサの作動の時には、周囲の静止物を検知し、そのまま進行すると接触が予測される場合に、PVM(パノラミックビューモニター)表示のセンターディスプレイにブレーキ!と警告が出て、ピー!という警告音が鳴って、ブレーキが自動でかかります。そのまま取り敢えず約2秒間はブレーキをホールド、となります。

新型ノア・ヴォクシーでも同様のシステムになるものと思われます。

システムの作動条件

新型アクアに準じた作動条件が附されるものと思われますが、前後方検知の作動条件と同様に、

・エンジン始動後、又はハイブリッドシステム始動後、車両が約7m移動する間
・シフトポジションがRにある時
・シフトポジションをRからDにしたあと、車両が約7m移動する間

上記が周囲検知の自動ブレーキ作動条件です。

始動直後の7mの移動の間としては、車庫から前進で出す時をイメージしてもらって、7mの移動では車体1台分とちょっと前進したら機能オフというイメージです。戸建てで2台縦に停めるスペースがあるなどで、2台分前進した先に隣地との境界のポールがある、とかだと作動しない恐れがあるということ。

バック中には基本的に作動して、切り替えしをする時の前進時にも作動するということ。ショッピングモールなど駐車スペースで柱が一定間隔であるケースなどでは、恐らく普通の車庫入れでの前後移動する範囲では切り替えしをしても作動するものと思われます。

乗り降りを考慮したり、隣の車両とのドア開けでの接触を回避するために左右どちらかに寄せて停める際なども入出庫では機能は有効になるでしょう。

1回接触を防げれば元が取れる

機能、作動条件の解説を見て、もし

『あの時、この機能があればぶつけなかったな…』

と思い出した方、いらっしゃいませんか?

スライドドアの交換や板金塗装、助手席側ドアの修理などなど、けっこう高額ですよね。

たとえばエアロ系のグレードだと、ドアパネルの下側をぶつけたりしたら、エアロ部分も破損したりして、けっこう修理代が高額になる、何てこともあります。

側方下回りの破損で高額な修理代のケースもあるエアロ系ボディ

ボディサイドの損傷は20~30万円の修理代が掛かるケースもあったりするので、PKSB・パーキングサポートブレーキ周囲静止物検知型はけっこう有効だと思うので、お勧めしたいところ。自動車保険使って自損事故も直せるじゃ~んと思われる方もいるかもしれませんが、等級ダウンで翌年からの保険料けっこう上がりますし、年間に2~3回保険事故を起こすと更新も危ういことも起こり得るんですよね。

こういったぶつけたりと言うのもけっこうお正月や夏休みでの帰省での出先であったり、乗員の頻繁な乗り降りが発生するようなイベント・時期なんかにけっこう起こったりするものです。

そういう親戚や知人との集まりの時にぶつけたりすると車も心もダメージが大きい。

顔で笑って心で泣いてってことにもなるし、イベントを楽しめないし、なんなら悲しい思い出にもなり兼ねない…子供や親戚なんかを巻き込んだりしたら、そういう事故もまた大変。

クルマのほうでそういったリスクを下げられるのであれば、ぜひ装備しておいて欲しいですね。

メーカーオプションと納期

2022年になっても、フルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)については長期間の納期が掛かりそうではあります。

2021年12月の予約開始側6ヶ月待ちとも言われ、そして国内での正式発表が予定される2022年1月13日以降には、さらに納期が長くなることも見込まれます。

現状では発売されての実車を見て、内装などのチェックをしてから検討したいという購入予備軍たる人もけっこういたりします。

実車や外観のリークを見てキャンセルになると言う事もありますが、それを差し引いてもまだまだ納期は掛かる見立てでしょう。

納期に関しては、メーカーオプションでの追加や多少の前後は起こりそうです。

特にTTAP:トヨタチームメイトアドバンストパーキング(パーキングサポートブレーキも含まれている)などの先進的な装備については納期が特に眺めなのがデフォルトであり、TTAP非装着なら1ヶ月早い、とかもありそうです。

メーカーオプション・というか、安全装備の類は後から付けると言うことも出来ないし、金額的にも付けない方が安いし納期も早いしな…と省きたくなるかもしれませんが、事故やトラブルを遠ざける装備として待ってでも装着することをオススメしたいところです。

習い事の送迎、保育園への送迎などお子さんがいる方や、小柄な方が運転するケース、過去にミニバン運転しててサイド擦ったことがある方などは、例え納車まで長期間かかろうとも、待ってでも安全装備が充実した車両をオーダーされることをオススメします。

そういったオプションを付ける事が下取りや残価に有利かと言うと、正直微妙です。初期ではフル装備は比較的高額査定されやすいとは思うので、若干は期待できるかも、というところでしょうか。ただ、下取りが下落するドア交換やピラー周りの損傷などの修復歴・修理歴アリ、というリスクを下げられると思えばメリットが大きいかも。

善き車選びを!

Follow me!

まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!

一発入札&競りオークションの事例はコチラ