【残価】新型ノア・ヴォクシーの残価率・残価設定プランを考える

話題のフルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)について、車両価格やオプション価格が高めな値段設定のため、残価設定ローンを提案された、又は検討しているという方もいらっしゃいますよね。


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新型ノア・ヴォクシーは2022年1月発表・販売開始となっていて、現在は公式に公開されている情報は限定的、外観・内装のリーク画像や見積もり・オプションについては各記事参照くださいませ。

今回は New Noah/New Voxy の残価設定ローン/残価率についてブログで解説していきたいと思います。

残価率は実は販社でバラツキがある

まず前提として、残価設定ローンの残価率は販売会社でバラツキがあります。

これ、言っても中々に信じてもらえないんですよね。

すっごい小さく注意書きで、書いてあるんですよ、特記事項に。

公開されている情報 誰でも見れる しかし、ほとんどの人は見てない・見たこともないかも?

・残価の設定金額や契約期間は、車種や販売店によって異なります。

残価を保証していない販売店も一部ございます。

toyotaによる一律全国でってわけではないので、残価率については地域や販社により幅が出てきます。

トヨタは基本は残価を保証するタイプの設定ですが、それすら保証しない販売店もあるという例外、逃げ道を残していたりしないこともない。

最寄りのディーラーの残価率・ルールがこの世のすべてと思っていらっしゃる方もいるようですので、視野を広くお持ちいただければと思います。ローンの金利が車種・販売会社・地域で違うのと同じようなものだと思えば腑に落ちますかね。

金利も絡んでくるし、利率の兼ね合いは信販会社や地場の金融機関も絡んでくるし、全国統一一律ではないものはちょいちょい有りますよね。

ちなみに、買取や下取りに力を入れていて、市場分析や再販価格の戦略的な値付けをしているようなところでは、車種・グレード・ボディカラーやメーカーオプション品などを踏まえて残価率について微調整をされることも有るようです。さすがに販売員の裁量ではなく販社での裁量としてはあるようです。

トヨタの残価設定に於いては、再販価格が低い車種では残価はかなり低めに設定するなどリアルで、新型アクアの残価設定なんか悲惨です。

残価率の記載に幅があると言うのも納得頂けるところでしょうか。ちなみに、残価率の見積もりシミュレーターなんかもあったりしますが、店舗で見積もり取ると全然違う数字での残価になったりします。あくまで、参考程度に、実際はお付き合いのあるディーラーさんで正確な見積もりを作成し、条件面で食い違ったら違う販社で別途見積もりを取りなおす、と言うのも一つではあります。

では、 新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy) の残価率について見ていきましょう。

ノア・ヴォクシーの(基本)残価設定

まだ発売もされていない車種の残価設定ってどうなの?と思いますが、新型ランドクルーザー300系の時も普通に残価率は出ていました。エンジンもグレードがガラリと変わったのにどうやって3年後・5年後の価値を分析するのか?それはトヨタがコントロールしたい価格であったり、過去データーの分析であったり、スーパーコンピューターによる予測であったりと、複合的な要因を計算して%を決めています。直感とか雰囲気ではないですね(笑)ただ、なんとなく市場価値的にそうなりそう~って空気は計算でも読める部分もあったりして興味深かったりします。

新型ノア・ヴォクシーの残価設定に於いては、3年後に50~55%の残価率・5年後に35~42%前後の残価率になっています。(時期によって違う可能性もあると濁しておきます)

残価率の幅は地域や販社によったりするし、グレードやカラーによって実際のところ変わってきます。買い取り保証を謳う所では特にシビアにグレードとカラーに対しての%の調整はありそうです。

3年後50%がToyota公称値だとしても、ノアの非エアロで赤、だとおそらく多くの販社で50%の残価の設定してくれない…みたいな。40%前後やそれ以下にされて、色のせい?グレードのせい?と聞いても明確には答えてくれない、イヤ~とかゴニョゴニョ濁されるやつです。

攻める販社ならヴォクシーハイブリッドS-Zで黒系:アティチュードブラックマイカ ・ グリッターブラックガラスフレーク・スパークリングブラックパールクリスタルシャイン の中で一番人気のカラーを引き当てたのなら3年でフルマックスの残価率55%付ける、などのような実態を鑑みての調整は行われる可能性もあります(明言は避けとく)。どの黒が一番人気・一番希少(納期かかるかとか)かは私は存じ上げないし予測も微妙なのでそこも明言は避けときます。

3年後の残価率については、ハイブリッドがやや優勢で55%程度、ガソリンでは52%程度がマックスではないか、と

5年後についてはガソリンがやや優勢で40%強、ハイブリッドは40%前後ではないか、となっていますが、ハイブリッドを低く見積もらないという事もあったりするようです。

ハイブリッドは5年を超えた時の性能低下というイメージが流布しており、車種によっては5年以降結構買取・下取りが下落することもあり、ノア・ヴォクシーでどこまでそういった面を評価・反映するかは未知数です。買い取り保証で金額を保証するケースではハイブリッドはやや%低くする傾向もあるものの、次期型へのモデルチェンジまで5年以上かかる見立てで新車発表即納車のような早い車両については5年後でも間違いなく現行であることも踏まえて、高めに付けることも有り得ます。そうなってくると、次期モデルチェンジなどが起こり得る販売開始から2年程度経過してからの残価率の5年後残価が下方修正で見直されることもあるので、早く買った方が、残価設定でローン組んじゃった方が得ってことも起こり得るかもしれません。

新型登場即購入、マイナーチェンジ前に売却→マイチェンモデルを契約即購入、モデルチェンジ前に売却またまた新型を即購入、という2~3年周期で常に最新型に乗り続ける方もいらっしゃいますよね。型落ち前に高く売り抜ける状況であればメリットがあるかもしれません。

オプションの残価設定への繰り入れ

オプションについては残価設定ローンの中に組み入れて3・5年後の残価を決めるのか?

気になる人も多いですよね。それによって月々の支払いもけっこう変わってきます。

特に、新型ノア・ヴォクシーのオプションは豊富であり、先進的な物も多く、オプションで100万円を超えてくることも有ります。ローンで換算すると月額で数千円~1万円くらいの影響です。

車体が一番安いノアの価格で2リッターガソリンX(7人乗り、8人乗り)FF:267万円

売れ筋のVOXYの価格で 1.8L HEV 2WD S-Z 7人乗り:3,740,000

ここにオプション代として載って来るものが、+数十万円から、100万円

全部残価設定ローンの車体の残価に載ってきます、基本的に。

メーカーオプション(MOP)は間違いなく載ってきます。

ディーラーオプションはちょっと取り扱いは要確認パターンですね。基本的には載って来るんですが、後付けという事で除外するという事もあります。コーティングとかは車体に含めるのはおかしい、とかあるし、フリップダウンモニターなんかは車体の一部ジャン、ともなるし、ここら辺が実質の残価率・設定価格との調整で使われることも有るのでなんとも。これも地域・販社・グレードによる、ってところ。

要確認ですし、販社ルールでNGなモノはNG、交渉の余地はあまり無いところかもしれません。

今、残価でノア・ヴォクシー乗っている人の乗り換え

残価設定ローンは今はけっこう定着しているので、80系ノア・ヴォクシーに残価設定ローンで乗っている人もいますよね。

まぁ、もちろん他のクルマでもあり得るので現在乗っている車種を限定する必要もないのかもしれませんが、現行を気に入っていて同車種で乗り換えって人も多いことでしょう。

残価設定ローンってなんだか、残価価格分を人質に取られているようなイメージがあって、乗り換えや下取りが出来なそう~って思いこんでいる方もいるようなんですが、普通に乗り換えは可能です。自動車リースと似ているので混同している方もいるかもしれませんが、リースとは違いって解約金などありません。

トヨタ車→トヨタ車であれば、特に余裕で買い替えのプランは提案してもらえるだろうし、他メーカーからの乗り換えなら買取店などを利用して高値で買取が叶えばチャンスはあります。

もちろん残債の額にもよるので一概に言えませんが、2021年は中古車価格の上昇→買取価格が高騰の流れにあるので、納車・買取のタイミングが合えば良いタイミングで乗り換えも可能かもしれません。

残価最高グレードと転売の可能性?

残価設定の%が高い車種・グレード・色・オプションであれば、お得に乗り換え・乗り継ぎが出来たりします。

下取りや買取に出す時に、残価設定の%・残り支払い額よりも高い金額で売れれば残債を処理して次のクルマの頭金に充てれることもある。

そういうリセールバリューばかり考えて車を買うのは面白くないとおっしゃる生粋のクルマ好きの方もいますが、ファミリーカーであればお得に車両に乗っている期間だけでなく買い替え・売却までの出口を見据えた戦略的なチョイスも大事かもしれません。

子供の部活の送迎がなくなったりして、クルマを処分すれば学費の足しに出来るとか、子が自立した時にダウンサイジングな買い替えをして売却益で金銭的に余裕を作れたりなど、クルマは資産価値として有用だとも思います。

2022年発売のフルモデルチェンジ版新型ノア・ヴォクシーで言えば、初期の先行予約などの状況からいくと、ヴォクシーのS-Zに人気が集中しているようです。その中でもハイブリッドが特に人気のようですので、残価設定の%的にも必然的に高くなります。残価の高いグレードなどは後々の売却で有利ですので参考情報として押さえておくとベターかも。

ノアについてはやスタートダッシュが鈍く、現状は残価率のプラス要因はあまり無さそうです。

新型ヴォクシーS-Zをベースに、ガソリンかハイブリッドか、オプションをどの程度積むかを検討していくのが最も残価設定が高くなるのではないかと思われます。

そして、残価が初期に高く出るグレードについて、納期が激烈に掛かるケースでは発売開始・納車即転売と言うパターンも出てきそうです。早く人気の車種に乗りたい、という誘惑にかられそうですが、転売業者などを潤すことの無いように、冷静にスルーしましょう。おそらく、1~2月あたりにS-Zのフルオプションのハイブリッドが600万円~程度で出てきそうだと予測します。

スルーしましょうね。

納期の目安

先行予約は早い地域では2021年9月から始まっていて

新型ノアガソリン・ハイブリッド共にグレード関係なく 3月上旬以降ではないかと言われています。

新型ヴォクシーガソリンS-Z 5月中旬~
ハイブリッドS-Z 5月下旬~

などの目安となっているようで、おおよそノアで2~3カ月、ヴォクシーの人気グレードでは4~5カ月程度の納期ではないかと言われています。地域や販社、割り当て台数の少ないディーラーでは既に6カ月待ちと案内している所もあるようです。ある程度余裕持たせて来年夏と案内するケースもあるとか。

正式な発表が2021年1月中旬頃にされるとして、それ以降のオーダーであると、先行予約分を消化した後の納車となり、最大で6カ月~1年程度待つ可能性もあります。

販社によって納期はかなり違うケースもあり、早く乗りたい場合にはいくつかのディーラーを当たって即納車などを探すと言うのも手です。

ってこのブログの段階ではノア・ヴォクシーはまだ販売開始していないので、情報収集をしっかりして、ディーラーさんとコミュニケーションを取られることをまずはオススメします。

少しでも納得のいく乗り換え・買い替えに、残価設定を活用してみても良いかもしれませんし、残価が高い車種やグレードはのちの高値買取が期待できるなど参考になることも有ります。

善き車選びを!

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!

一発入札&競りオークションの事例はコチラ