新型ヴェゼルのように納期が長い車、下取り車の価値は半年後どうなる?

納期と下取り・買取

納期が長い車を購入しようとして、そして下取り車がある時。


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現在乗っている車の価格をいつ評価したもので引き取ってもらえるのか?

疑問に思う事もありますよね。

実際の販売の現場での傾向としては・・・

個別の判断 です。 ← 答えになってないじゃんか、とは言わずに幾つかの事例を紹介したいと思います。

1カ月程度の納期の場合

車両の購入の契約をし、その中に下取り車の金額が確定額として載っている場合では、1カ月程度であればそのままの金額で納車の時に引き取られることとなります。

概ね1カ月・1000㎞以内の走行であれば、当初の価格での引き取りとなります。ただ、3万キロ直前、5万キロ直前とかだと、超えないように言われることもあると聞いています。そこの区切りで中古車としての再販価格に大きく影響が出るからですね。

下取りを出すかどうか契約時に決めているケースでは、納車までの間に取りやめて買取り店への売却は不可、というルールも存在します。下取り含む契約を途中で解除なら値引きゼロ、などの裏ルールもあります。いわゆる下取りと値引きの見せ方で商売しているパターンです。

以前の記事にも記しましたが

300万円の車、30万円の値引き、下取り70万円だったとしても この下取りを他で一括査定とかで売って現金化してくると、値引きが消えることがあり、そして、下取りにお乗りの車を入れるのも含めての売買だから契約違反だ!と相当揉めます。。

契約書を書き直したり、めっちゃ大変だったりしますので、注意しましょう。

逆に購入契約時に、後になって下取りをやめることは可能か?よそで売ってきてもいいのか?
と聞くことは下取りの中に値引きを含ませてるかどうか確認するのには良い方法かもしれませんね。

通常値引きが10万、下取り入れるなら+10、ローンの種類や期間によっては+10、納期(というか何月に登録できるか)やカラー、装備、在庫車だとトータルで50万引きとか、複合的な要因があるケースもあり、あまり下取りで攻めすぎるとセールスの方とディーラーの店長とで板挟みになったりして、話がまとまらないこともあるので気を付けましょう。順を追って、一つづつ値引きの要素を固めましょう。

3カ月程度の納期の場合

一番個別の判断となって、難しい納期かも? と言うのが3カ月前後。

納車直前~おおよそ2週間前とかに再査定の場合もあれば、よほどの過走行でないか事故やぶつけたりが無い限り、契約時の金額で引き取る、と言ったケースでショップの見解が割れることがあります。

これも、セールスの方が自分のところのディーラーでは3カ月超では再査定となっていて、それが通例だから当然と思い、新規の購入者への伝達を失念するなどもあり、たまにトラブるって話を聞きます(笑)

3カ月だとどっちでもあり得るってとこですよね。下取り車の処遇に関しては要確認、そして交渉の余地があるとも言えます。

6カ月を超える納期の場合

納車まで長期かかることが見込まれる場合では、最高に素晴らしい対応としては、納車まで乗っても契約時点の価格で引き取るというのがあります。同一メーカーでの乗り換えや、同一車種での乗り換え(旧型ヴェゼルから新型ヴェゼルとか)など、優遇する理由があれば、交渉で良い条件となることもあるようです。ですが、やはり納車時点で再査定か、もしくは、契約・査定時点で車を早く引き取る、という事が起こるケースの方が多いでしょう。

再査定に関しては、減点・減額しかありえないのが残念ではありますが、6カ月、または1年近くとか、お乗りの車の車検の時期も絡んでくることもあり、良心的な対応をしてもらえるか、ディーラーの性根が見えます。同一メーカーの場合には(例えばヴェゼル購入納車待ちで今ホンダ車乗っているとか)車検代をディーラーが負担、または値引きしてくれることもあったりします。

自己負担が大きいケースでは値引きや下取りなんか打ち消すくらいに不利益を被ることもあって、納期が長すぎる場合には購入を見送った方が良いケースもあります。ディーラーはなんとしても"今"売りたがるので自分の希望と食い違うことが発生しそうと、あやふやな態度などを感じ取れる場合には見送っておきましょう。

早期に引き取られる場合に、しばらくクルマがない時期をどうするの??

となりますよね。

ディーラーや販売会社によりますが、ローンの月額程度に抑えた短期のカーリースの提案がある場合や、型落ちの代車・又は車検の残っている中古車を一定期間貸与するという事もあるようです。数台の代車や試乗者を乗り継いだ、という猛者もいるようですが、それはレアケースでしょうけど。

納期が長くなることで、下取り車の価格が数十万下落する、と言うのは正直なところよくあるパターンです。多少の値引きなんて吹っ飛ぶし、待った挙句高い金額で買う事になる、なんてことにも。

しかも、ようやく待って納車した時点で、バックオーダーが減少していて即納が可能となっていたりすると、もったいない気分になることもあります。

最悪のケースでは、年次改良やマイナーチェンジなどの仕様変更、ラインナップの変更なども起こることもあり、納車していきなり半分型落ちみたいになってしまう事も考えられます。ランドローバーディフェンダーは1年近く待つ状態ですが2021年5月に仕様変更が入り外装や標準装備品に変更が生じます。仕様変更などの情報にアンテナを張っていれば多少は交渉の余地もあるかもしれません。納車まで気を抜いてはダメかもしれませんね。

納期が長い時は・・・

今回のまとめとしては、納期が長すぎるクルマは、よほどのこだわりのない限りは見送った方が良いという事。

ジムニーとか、メルセデスベンツのGクラスとか1年超えて待つ場合もあるとか聞きますが、指名買いでない限りは納期が長い事のデメリットは大きく出てくるものです。

仕様変更やマイナーチェンジなども入ることもあるので、諸々総合的に判断しましょう。個人的には人気が集中するモデルチェンジ直後などは避けるのがベターだとは思います。その時期は展示車のチェックや試乗するなど車を見極める期間にするのが良いかと思います。販売開始から半年程度が経過し、3カ月程度の納期に落ち着いてきてからがその車の真価のような物で、売れ行きが落ち着いてから冷静に購入を検討するのが健全なように思います。ネット上に付けて良かったオプションや、不要だったオプションなどの口コミも集まり、精査できるとも。

逆に、納期が掛かろうとも乗り換えの時期的に余裕がある場合には、オーダーを入れる時に下取り車の処分について交渉しておけば良いようにも思います。

見積もりや契約時点では、下取り車はなしで、その時に一括査定などで買取をする予定だと伝え、納車が近くなったら下取りと買取でどちらか高い方で売る、くらいに構えておいてもよろしいのではないかと。そうすれば、値引き交渉などの条件面に集中することが出来るものだと思います。

なんにせよ、セールスの方は下取り・査定を勧めてくることも多く、判断を迷わせるような事を言ってくることも多いものです。そういうものだと思って毅然と振る舞い、不信感を感じたりすることがあれば、購入を見送るのも一つです。

ここ最近は、コロナの影響などもあり、半導体不足で生産に遅れ、という事で納期が掛かるケースが増えてきているように思います。

実際のところは方便とも言える所もありそうですが、値引きを渋る理由としたり、在庫車を捌けさせようとしていたり、売る側の都合が見え隠れしてチラチラ気になることも。

ネットでの一括査定サービスや、町の買い取り専門店なども活用し、下取りと納車時期に振り回されないように、カーライフを送りましょう。

追記:新型ランドクルーザー300の納期が長く話題になっています。付随してランドクルーザー200な買取価格がアップダウンしています。

輸出に強い買取業者を中心に売却を検討するということもありそうです。

参考になれば幸いです。

2021年8月追記:新型ランドクルーザーのケースでの納期遅延についてもブログにしました。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!

一発入札&競りオークションの事例はコチラ